2007年2月18日 (日)

「けやきウォーク前橋」、専門店の陣容

ユニー初のプロムナード(全長210メートル)があるエンクローズド型のショッピングセンター「けやきウォーク前橋」は、3月7日プレオープン、3月10日グランドオープンですが、その専門店の布陣をみると、昨年10月開業の「イオン高崎ショッピングセンター」とダブル店がだいぶ多いように思います。

特に飲食・フードコート関係に目立ちます。

Img_4478 大規模ショッピングセンターとあればどこにでも入りたがる「スターバックスコーヒー」や「サーティワンアイスクリーム」、ファーストフード御三家である「ケンタッキーフライドチキン」、「マクドナルド」、「ミスタードーナッツ」はともかく、「ペッパーランチ」、「あんにょん」、「築地銀だこ」、「ロマンドーロール」、「サンマルクカフェ」、「登利平」です。

飲食・フードコート34店のうち11店がダブります。

「イオン高崎SC」に出ている「元祖にんにくや」の新業態「イタリア食堂まかない亭」も入れると、およそ3分の1強が重なります。

Img_4483 物販では、コーヒー豆・輸入食品の「カルディコーヒーファーム」、キッチン雑貨の「212キッチンストア」、生活用品の「無印良品」、健康グッズの「ファイテン」、カジュアルの「ライトオン」、アクセサリーの「ストーンマーケット」、「ザ・ショップTK」、服飾の「グローバルワーク」がダブっています。

「きょうしん」さんの「ラキュート×スパイラルガール」も含めると9店舗ということになります。

(もちろんファイブフォックス、ワールド、オンワード、タカキューなども、「イオン高崎ショッピングセンター」に入っている店舗とは違うブランドで出店します。前橋市に本社のあるジェイアイエヌさんも「ルクスデザイン」の業態で入ります。)

以上のような店を展開している会社は、ショッピングセンターへのテナント出店を基本にしているから当たり前と言えば当たり前なのですが、なんだかなあ~ッ、という気がしないでもありません。

また、定食の「大戸屋」、カメラ・DPEの「カメラのキタムラ」、「旅がらす本舗 清月堂」、「老舗 三俣せんべい」、「マツモトキヨシ」、「ラーメン花月」など、群馬県では路面店でお馴染みの店舗も入ります。

もちろん群馬県内初出店というお店も、およそ半分近い75店舗を数えますから、かなりの物ですが、「イオン高崎ショッピングセンター」の「FrancFrancFranc」や「コムサイズム」、「LUSH」、「ヴィレッジヴァンガード」といった、オッちょっと面白そう、といった店が少ないような気がしないでもありません(「コムサイズム」の変わりに、ファイブフォックスは「ボナ ジョルナータ」で入りますが・・・)。

また、「ビブレ系」のお店が少ないのも、やや華やぎに欠ける印象を与えます。

ただ、「エディーバウアー」、「ABCマート」、「リーガルシューズ/ナチュラライザー」、「メルローズクレール」といった、他のショッピングセンターや百貨店でお馴染みで、近くになかった店が出店するのは、うれしいですね。

軽井沢プリンスショッピングプラザに入っている(と記憶している)雑貨の「ジャングル」、グロサリーの「軽井沢ファーマーズギフト」も覗いてみたくなります。

Img_4475 それになんといっても、3,200平方メートルの売り場を持つ「紀伊国屋書店」のパワーがどんなものか、注目されます。

シネコンの「ユナイテッドシネマ」が出ることで、全国の都道府県庁所在地で唯一映画館のなかった前橋市、という言われ方も返上されます。「ユナイテッドシネマ」さまさま、です。

しかしながら総体とすると、もう一工夫と言うか、もう一ひねり欲しかった気がします。

「イオン太田ショッピングセンター」や「佐野アウトレットプレミアム」にもある「デザート王国」や、首都圏、特に神奈川県ではあちこち目に付くイアタリア料理店「カプリチョーザ」といったメンツをみると、特にそう思います。

その結果、「イオン高崎ショッピングセンター」に比べ、どうしても少し地味に見えます。それとも、県内にすでに出店しているアピタ関係のショッピングセンターの印象が強すぎるからでしょうか?

いずれにしても、スタート時の専門店の顔ぶれが永遠に続くわけではありません。1年後には見直しがあるでしょうし、自主的な撤退店舗も出てくるでしょう。

ショッピングセンターの完成型が、いきなり出現するはずもありません。ないものねだり、かもしれません。

Img_4490 駐車場は3,300台と「イオン高崎ショッピングセンター」と同じ収容台数ですが、「イオン高崎SC」のアクセス道路が片側2車線なのに対し、「けやきウォーク前橋」は1車線なのがやや気がかりです。

ベテラン警備員の連携による、手際の良い誘導ができるかできないかが、渋滞を悪化させるかどうかのポイントになりそうです。

Img_4489 電車など公共交通機関を使った消費者の買い物動向としては、伊勢崎市民は前橋市に、前橋市民は高崎市に、高崎市民は東京にといったように、「上り」志向になりますが、果たして高崎市民を高崎駅から前橋駅に「逆流」させられるかどうか、大いに注目したいものです。

Img_4498 もちろんバス運行はありますが、前橋駅南口から500メートル(徒歩で8分)の距離を、天候が悪いときはともかく、散歩代わりに歩く人がどのくらいいるかも、ちょっと見ものです。

(もちろん食料品の買い物客が徒歩や電車・バスで来ることは、殆どないでしょう。飲料など重いものを買い込んだ買い物袋をぶら下げて歩いたり、電車に乗るのは難行苦行です。まして食品スーパーなら身近にいくらでもありますし・・・。)

Img_4307_1 それにしても、前橋市の有名カキ氷店「野口商店」は、ショッピングセンターにもっとも会わないタイプの店のような気がします。

中心商店街の店が生き残るには、この「野口商店」、大いに研究に値すると思うのですが、いかがでしょうか?

(「野口商店」、まだ冬眠中でした。それとも日曜は定休?)           

                                            

Img_4514 (前橋中心市街地の再生について思案中の萩原朔太郎氏。)

(写真はクリックしてみて下さい。)

【3月7日にオープンする「けやきウォーク前橋」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年2月16日 (金)

3月7日に決定した「けやきウォーク前橋」の開店

2月14日、「けやきウォーク前橋」オープン関連の新聞発表がありました。

いよいよ、ですね。

Img_4173 2月11日にエントリーした「『けやきウォーク前橋』の開業迫る」で書いたように、プレオープンは3月7日(近隣にお住まいの方を対象に、とうたっていますが、誰が行ってもいいんですよ)、3月10日がグランドオープンだそうです。

(3月7日~9日間のプレオープン期間にどのくらいの人出があるかで、先行きが占えるような気がします。)

5万0,618平方メートルの店舗面積に、アピタと157の専門店で構成し、ショッピングセンター(SC)全体の初年度目標売り上げは230億円に設定しています。

Img_4163 アピタ分の売上げは、「『けやきウォーク前橋』の開業迫る」で推測した範囲の70億円、そしてモール部分が160億円です。

専門店は1店舗当たり約1億円の勘定ですね。                  

                 

(平成16年「商業統計調査」から算出すると、群馬県市部の小売業の年間商品販売額とその他の収入額合計は1万4,426店で1兆6,463億円。そこから百貨店・総合スーパーの店舗数24店と年間商品販売額、その他収入額合計1415億円を引いて、1店舗あたりの販売額等を算出すると、平均が約1億450万円になる。)

SC全体で働く従業員さんの数は約2,000名になるそうです(頭数はこれより多くなるでしょう)

因みにアピタ部分の店舗面積は1万1,949㎡、従業員は230名(正社員43名、時間換算人員187名)となっています。

思っていたよりも小ぶりでした(「『けやきウォーク前橋』の開業迫る」で書いた、他のアピタの規模と比較してみてください)。

Img_4179_1 年間来店客数は800万人~1,000万人と随分幅を持たせています(800万人が必達ラインということでしょうか?)。

「イオン高崎ショッピングセンター」の当初来店客見込みは1,000万人でした。すでに300万人を達成しましたから、あちらは開店後、月平均75万人のペースです(平日2万人弱、土日休日4万人弱のペースですね)。

「けやきウォーク前橋」の基本商圏(車で30分圏内)は人口40万人、世帯数約15万世帯だそうです。地域的には前橋市全域、高崎市・伊勢崎市等の近隣町村の一部となっています。

直線距離で西6キロメートルにある「イオン高崎ショッピングセンター」の商圏(クルマで30分県内)は人口約60万人、世帯数22万世帯です(商業施設面積は6万0,800㎡)。

Img_4145 「イオン高崎ショッピングセンター」はご存知のように、サティと170の専門店で構成されており、初年度目標年商は、昨年9月27日エントリーの「10月20日にイオン高崎ショッピングセンター開業だって」で、300億円と推計しました(従業員数はSC全体で2,300名、そのうち核店舗の「高崎サティ」は約560名)。

2つのショッピングセンターを一覧にまとめてみると次のようになります。モールのタイプはともにエンクローズド型です。

けやきウォーク前橋  イオン高崎SC
敷地面積     9万4,378㎡  12万2,049㎡
建築面積     3万5,255㎡   2万8,120㎡
建物延床面積  9万8,056㎡   9万9,929㎡
営業面積     5万0,618㎡   6万0,800㎡
核店舗営業面積 1万1,949㎡      1万9,240㎡
モール分営業面積 3万8,669㎡   4万1,560㎡
目標年商        230億円      300億円
見込来客数 800~1000万人    1,000万人
従業員数        2,000名       2,500名
核店舗従業員数     230名         560名
商圏人口                  40万人         60万人
商圏世帯数      15万世帯      22万世帯
核店舗            アピタ         サティ
専門店数         157店        170店
営業時間        10~21時      9~23時
休業日          年中無休       年中無休
駐車台数       3,300台      3,300台
駐輪台数         720台      1,010台
投資額         180億円       106億円
(※営業面積には通路等を含む。従業員数は時間換算人員を含む。「イオン高崎SC」の目標年商は推計。商圏はともにクルマで30分の範囲。営業時間は核店舗のもの。投資額は「けやきウォーク前橋」は総投資額で、「イオン高崎SC」はディベローッパー投資分のみ。イオン高崎SCの核店舗(サティ)従業員数は時間換算していないのかもしれません。高崎サティの年商目標も公表されていませんが、営業時間、営業面積等から勘案すると120~130億円と見られます。)

上記の数値を元にいくつかの分析数字を出してみましょう。

          けやきウォーク前橋  イオン高崎SC
営業面積当たり売上  454千円      493千円
来店客単価     23002875円            3000
1人当たり売上         57,500円       50,000円
1世帯当たり売上   15万3千円      13万6千円
(※営業面積当たり売上は1㎡当たりの年間売上。来店客単価は来店客数が達成された場合の数字。1人当たり売り上げは、商圏内の1人当たり年間売上げ。1世帯当たり売上げも商圏内の1世帯当たり年間売上げ。)

「営業面積当たり売上げ」は入居する専門店の業種や扱い品によって違いも大きくなります。ただ、これらの数字を見て言えるのは、「けやきウォーク前橋」は「イオン高崎SC」に比べ、商圏内から多くの売り上げを獲得しようとしているようです。                                                       

                                                                                                                      

「イオン高崎ショッピングセンター」の「田んぼ立地」に対し、「けやきウォーク前橋」は「住宅地立地」ですから、これを生かし、客単価は低くても、来店頻度を高めようという作戦のようです。

(JR新前橋駅周辺のお家は、両ショッピングセンターで、あわせて年間28万9千円買い物するイメージでしょうか。)

ところで、平成16年の「商業統計調査」によると旧前橋市の年間商品販売額は3,637億86百万円です。その他の収入額が191億74百万円。そして売場面積は42万3,719㎡です。

「けやきウォーク前橋」には飲食関係の店が34店舗入りますから単純には言えないのですが、230億円の年商が実現すると、ざっと言って、旧前橋市の小売関連売上金額(3,829億60百万円)の6.0%、売場面積の11.9%を占めることになります。

人口は今後減ることが予想され、所得の伸びも限られますから、ゼロサム競争になり、既存の商店売上から平均6%奪取される計算になります。

もちろん旧前橋市の小売売上だけが減少するわけではなく、伊勢崎市や高崎市にある小売店の売上げも減るでしょう。また、減少の仕方は、取り扱い品目や地区、業態によってバラつきもあるでしょう。

しかしながら、一番影響を受けるのは前橋市にある既存商店であることは、否定できないでしょう。

Img_4182 開店する「けやきウォーク前橋」と昨年10月に開業した「イオン高崎ショッピングセンター」の商圏が重なる地域には、「アカマル」(店舗面積1万1,411㎡)、「前橋サティ」(同2万1,707㎡)、「スズラン前橋店」(同2万0,513㎡)、「イトーヨーカドー前橋店」(同1万5,503㎡)などがあります。

Img_4158 この中では、ほぼ、「けやきウォーク前橋」と「イオン高崎ショッピングセンター」を結ぶ直線上にあり、業態も近い「アカマル」と「イトーヨーカドー前橋店」との競争は熾烈を極めるものになると思います。

そして前橋中心商店街も、傍観者と言うわけには行かないでしょう。

ただ、少なくとも年間800万人の人間が「けやきウォーク前橋」に集まるなら、これをどう前橋中心商店街に誘導するかに知恵を絞れば、決して悲観的な見通しばかりにはならない可能性もあります。

その時は、物販中心の街づくりを考え直さなければならないかもしれませんが。

いずれにしても、前橋流通戦争の最終章がついに開始される、という気がしてなりません。

【「けやきウォーク前橋」が開業する前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年2月11日 (日)

「けやきウォーク前橋」の開業迫る

いよいよ「けやきウォーク前橋」がオープンします。3月7日(木)プレオープンの線が濃厚のようです。

Img_4189 Img_4162 商品の搬入も進んでいます。

「紀伊国屋書店」や「エディー・バウアー」、「リーガルショップ」など目新しいショップの出店がある反面、「無印良品」、「ライトオン」など「イオン高崎ショッピングセンター」と被る店も少なくありません。

Img_4195 Img_4201 (「ライトオン前橋文京店」さんは閉店して「けやきウォーク前橋」に入るようです。ショッピングセンター内に多数展開し、「イオン高崎ショッピングセンター」にも入る「スタジオ アリス」さんは、そのままのようです。)

特に飲食の関係は、「イオン高崎ショッピングセンター」にも入っている店が多いようです。

JR前橋駅北口に出店している「マツモトキヨシ」といった店もあります。

Img_4174 前橋中心商店街、前橋中央通リの有力店「水本園」さんも出ます。苦渋の選択だったのではないかと拝察します。

昨年10月の「イオン高崎ショッピングセンター」に続き、アピタと150の専門店による大規模ショッピングセンターの誕生は、前橋中心商店街を直撃するでしょう。

もちろん対抗策を練っているでしょうが、生半可な対抗策では太刀打ちできないかもしれません。

昔からの商店街の魅力を、前面に打ち出して欲しいものです。

前橋と高崎に百貨店を展開するスズランさんは、外商の強化に、相当力を入れているようです。スズランカードの会員拡大に躍起になっている、とも伝えられています。

Img_4207 スズランさん以上に警戒感を募らせているのは、JR前橋駅北口に立地する「イトーヨーカ堂前橋店」さんなのではなかろうかと思います。2000年頃の同店の売上規模は70億円くらいです。

これをどのくらいの減少に食い止められるか、或いは「けやきウォーク前橋」との相乗効果は期待できるのか、関係者の皆さんは気が気でないことと思います。

業態が同じな上、「けやきウォーク前橋」に比べ専門店数も駐車場数も格段に少ないだけに、どのような対抗策を見せるのか注目されます。

Img_4179 ところで、「けやきウォーク前橋」の初年度年商目標はどのくらいなのでしょうか?

何れオープン日が近くなれば発表があると思いますが、専門店の分を入れない、アピタ直営部門の年商目標をここ数年に開業した店舗から類推してみようと思います。

◎アピタ安城南店(愛知県安城市 平成18年9月開業)
年商目標:55億円
アピタ部分営業面積:1万2,529㎡
従業員数:263名(社員34名、他は時間換算人員)
商圏人口:12万6,000人
商圏世帯数:3万9,000世帯                                    

◎アピタ会津若松店(会津若松市 平成18年3月開業)
年商目標:40億円
アピタ部分営業面積:9,391㎡
従業員数:181名(社員31名、他は時間換算人員)
商圏人口:10万9,000人
商圏世帯数:4万1,000世帯                    

◎アピタ長津田店(横浜市 平成17年11月開業)
年商目標:78億円
アピタ部分営業面積:1万4,850㎡
従業員数:275名(社員45名、他は時間換算人員)
商圏人口:32万8,000人
商圏世帯数:13万0,000世帯                                   

◎アピタ静岡店(静岡市 平成17年11月開業)
年商目標:79億円
アピタ部分営業面積:1万5,020㎡
従業員数:295名(社員45名、他は時間換算人員)
商圏人口:19万0,000人
商圏世帯数:7万6,000世帯                                    

◎アピタ石和店(山梨県笛吹市 平成17年9月開業)
年商目標:54億円
アピタ部分営業面積:7,876㎡
従業員数:206名(社員36名、他は時間換算人員)
商圏人口:18万0000人
商圏世帯数:6万9,000世帯

Img_4183 「けやきウォーク前橋」の5キロメートル商圏の人口は21万人です。そして世帯数は8万4千世帯です。

これと以上の5店舗の年商目標から考えると、「けやきウォーク前橋」で営業するアピタの直営部分の年商目標は70~80億円になりそうです。

もちろんアピタ部分のみの年商目標で、150の専門店の年商目標は、また別です。

先ごろ来客数300万人を達成した「イオン高崎ショッピングセンター」ですが、「田んぼ立地」のためか、夜間の売上実績が思惑外れで、この建て直しに動いていると言われます。

Img_4185 特に、飲食とシネコンは、平日夜間がガラガラとの話が伝わっています(実際に行って見た訳ではありません。伝聞です。申し訳ありません)。

「住宅街立地」の「けやきウォーク前橋」はどのようになるのでしょうか。夜間も近隣の社交場となるのでしょうか。

【「けやきウォーク前橋」がオープンする前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年11月14日 (火)

挑戦者たちに支えられる旧軽銀座

今年の話ではありますが、かなり、むかしの話です。9月22日、発作的に、ちょっと軽井沢に行ってきました。このブログに「勝手に下仁田町再生計画」を書いた手前、上信越道下仁田インターチェンジで下りました。                                                  

Img_1768_1

Img_1773_1 それで、9月と言えばコスモスですから、狩人の「コスモス街道」を脈絡もなく思い出し、内山峠を越えて、かつて一世を風靡した佐久のコスモス街道経由の大回りで、軽井沢町に向かいました(コスモス街道、シーズン真っ盛りでしたが、ちょっと元気なかったですね)。

この日に限らず、この年になると、決まった目的でもない限り、軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレット)ではなくて、やはり旧軽銀座の方にまず足が向いてしまいます。

中心商店街のことをあれこれ考えているうち、一口に商店街と言っても、何故「旧軽銀座」と前橋中心商店街は印象がぜんぜん違うんだろう、ということが気になっての旧軽銀座探訪です。                

Img_1779_1 (重いテーマですね。)                                 

で、行ってみて、はっきり違いが分かりました。このシーン見ただけで、オジさん(私)なんかノックアウトされました。キーワードはデートコース。前橋中心商店街でデートしてるのは、チャリンコに二人乗りしてる高校生か、人目を気にしない猫の恋くらいだもんね。

(あとで、前橋中心商店街と比べてみますので、とりあえず、旧軽銀座見てください。もっとも、中心商店街について書いた、このブログの別のエントリー記事によく写真を載っけておりますので、そちらをご覧になられる方が早いかもしれません。言うまでもなく、違いは歴然です。(-_-;))         

         

Img_1780_1 Img_1782_1 しかし、時間の経過と共に来たことを後悔し始めました。だって、出店料高いんですよ、旧軽銀座。にもかかわらず、一発当てようと思って果敢に挑戦する人が絶えないのです。だから、前橋中心商店街と単純に比較する訳にはいかないのです。地の人は多分少数派だと思います。万骨枯れて、旧軽銀座の名のみ残るのかも。軽井沢の魔力かもしれません。ゴールデンウィ-ク頃と比べただけでも、通りのメンバー随分変わってましたねぇ(もっとも、契約期間を細かく分けてるんだろうけど)。

                                                                       

Img_1783_1 Img_1785_1

軽井沢町、まして旧軽にお店を出せたことは、一生の思い出です、なんて言う女の子がいたりして・・・(地元の人はいざ知らず、「パパ」でもいなければ、若い子なんか、お店出せません)。                               

Img_1794 Img_1790_1 そのパパも、浮いたり沈んだりの浮き草稼業が多いからなあ(前橋にそんなスポンサー、いねぇなあ・・・)。            

                                    

Img_1800_1 Img_1806_2

地元の人以外の店主で、また来年もよろしくねぇ!なんて自信もって言える人は、一握りだろうなぁ。                                                     

(写真と本文は、まったく関係ありませんので、誤解なきよう。)                                   

【旧軽銀座から軽井沢町までの直線距離≒0マイル≒0km】

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2006年11月10日 (金)

群馬の市別小売力(吸引係数)

「週刊エコノミスト」11月14日号で、『成長する都市 衰退する都市』で知られる佐貫利雄帝京大学名誉教授が「小売機能で比較する 首都圏の成長する都市 衰退する都市」と題して面白い記事を書いていました。

首都圏一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の人口10万人以上の都市および東京23区を対象に小売機能の吸引係数をまとめています(詳しくは同誌を参照ください)。

誌面の都合と思いますが、残念ながら群馬県には言及していませんので、独自に群馬県の旧11市について数字を出してみました。

基準となるのは、商業統計は平成16年のもので佐貫名誉教授と同じですが、平成16年12月の新たな前橋市の誕生や平成18年春の市町村合併の煩わしさを回避するため、人口は全国も群馬県も平成16年10月1日の推計をベースにしております(佐貫名誉教授は、人口に関しては、平成17年10月の「国勢調査」をお使いになっています)。

県内旧11市の小売販売額(年間商品販売額のみ)を人口で割った1人当たり小売販売額を、全国のそれを100として比較して見ました。

平成16年商業統計の全国小売販売額を平成16年10月1日の全国人口1億2,779万人で割ると、1人当たり販売額は104万3千円(百円の位は四捨五入)になります。

群馬県の平均は104万6千円(吸引係数100.3)です。ほんのちょっと、県外からの買い物客が県外へ流れる買い物客より多いことになります。

旧市の数字は次のようになります。

地区名    1人当たり販売額(千円)  吸引係数 

全国               104万3千円    100.0

群馬県            104万6千円    100.3

群馬県市部      125万3千円    120.1

群馬県郡部        71万3千円     68.4

旧前橋市          128万0千円        122.8

旧高崎市     145万9千円    139.9

旧桐生市            89万0千円     85.3

旧伊勢崎市   137万3千円    131.7

旧太田市          120万2千円    115.2

旧沼田市          119万8千円    114.9

館林市             135万1千円    129.5

旧渋川市          143万4千円    137.5

旧藤岡市          103万6千円     99.4

旧富岡市          108万7千円    104.2

旧安中市            88万3千円     84.7 

(1人当たり販売額は千円以下四捨五入。吸引係数は小数点第2位以下四捨五入)

佐貫名誉教授は、吸引係数1000以上を「ウルトラ・スーパーA」、500~1000未満を「スーパーA」、200~500未満を「準スーパーA」、150~200未満を「A」、100~150未満を「B」、90~100未満を「C」、80~90未満を「D」、80未満を「D」と8段階にランク分けしています。

算出基準になる人口のベースが違うので単純には比較できませんが、「ウルトラ・スーパーA」にランクされるのは東京都千代田区、東京都中央区だけです。もちろんこのクラスの市は群馬県にありません。

「スーパーA」(渋谷区、新宿区のみ)も、「準スーパーA」(港区、台東区、豊島区など4件)も、「A」(立川市、成田市など)も、群馬県にはありません。

しかし「B」になると、群馬県の市の場合、大半がこのランクに入ります。旧11市のうち8市が「B」です。

1都3県で「B」は、東京都墨田区、町田市、上尾市、厚木市など14市区が入るだけです(ただし1都3県の場合、集計対象が人口10万人以上ですから、少ないのも当然ですが・・・)。

群馬県でトップはやはり旧高崎市の139.9。

Img_2953 JRの要衝ですし、駅ビルの高崎モントレー、高崎ビブレ、高崎高島屋が黄金のトライアングル地帯を形成しています。近年これにタワーレコード、ギャップの入るビルが加わりました。

JR高崎駅から少し離れますが、百貨店のスズランもありますし、近年は「問屋町」から「小売町」への変貌著しい高崎市問屋町周辺の商業集積もあります。また下之城町を基点にして問屋町までの環状線沿いには、フリースタンディングの大手専門店チェーンが林立しています。新町方面には高崎アピタなどもあります。

Img_2961 商業統計調査実施の時期は、隣接して、旧群馬町、旧新町、吉井町といった比較的人口が多い町があったことも係数上昇に貢献しています。

このあおりを食ったのが旧安中市です。吸引係数は84.7と100を割り込み、県内の市部では最低の吸引係数となっています。

また旧藤岡市も99.4と旧高崎市の吸引力に勝てなかったようです。

意外な感がするのが旧渋川市の健闘振り。131.7と県内2位になります。やはりベイシア、カインズなどが出店する行幸田周辺の商業集積効果でしょうか。

3位は旧伊勢崎市。言うまでもなく「いせさきモール」およびその周辺の商業集積によるものでしょう。

目立つところでは旧桐生市が85.3と低迷していること。

土地の制約から大型商業施設の進出が難しく、隣接地に買い物客が流れてしまっているようです。

旧太田、館林、旧桐生は栃木県の足利市、佐野市と両毛経済圏を形成し、買い物客を取ったり取られたりしているようです。

館林市の129.5が目立ちますが、これは館林アピタを核店舗とする「館林つつじの里ショッピングセンター」の貢献だと思います。

旧太田市が115.2で余り高くない数値ですが、平成15年12月にオープンした「イオン太田ショッピングセンター」が通年寄与していない数字だと思いますので、最近の様相と若干違った印象を受けます。

10月26日エントリーの「けやきウォーク前橋の一抹の不安」の中でもふれましたが、平成16年以後の両毛地区の商勢には大きな変化が起こっていますので、平成19年6月実施の、次回商業統計調査の数字が気になるところです。

かなりラフな言い方になりますが、やはり、車の普及した群馬県においては、郊外に大型商業施設(ショッピングセンター、モール)がある市の吸引係数が高くなるようです。

佐貫利雄帝京大学名誉教授は「都市に活力をもたせ、成長させる方法はさまざまだが、主要なもののひとつは、小売り機能の拠点性の強化、つまり小売業を盛んにして人々を呼び込む力を高めることである。」と前掲の記事の中で書いております。                                              

                     

(写真は、上が関越自動車道高崎インターチェンジ付近からも良く見える、ランドマークのようなクルマ屋さんのビル。下は高崎駅西口近くにある若者御用達「居酒屋ビル」。すべて大手居酒屋のチェーン店だと思います。)

【群馬県一小売吸引係数が高い高崎市から軽井沢町までの直線距離≒22マイル≒36km】

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2006年11月 6日 (月)

軽井沢ショッピングプラザ、混んでました

3連休初日の11月3日、風もなく暖かな日和に促されて、軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレット)に偵察に出かけてみました。

佐野プレミアムアウトレットも、軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレット)も、家からクルマでおよそ1時間半。大抵は佐野プレミアムアウトレットに行ってしまうのですが、このブログのタイトルが「軽井沢まで何マイル?」(近いうち変更の予定)ですから、たまには軽井沢町ネタ書かないと、羊頭狗肉も甚だしいとクレームつきそうですし、紅葉も楽しめるかな、と思って行ってまいりました。

Img_2891 やっぱ、混んでた。

混んでいるだろうなとは思っておりましたが、わざわざ偵察に行く必要もないほど混んでた。

でも、買い物終えてショッピングバッグぶら下げている人は少数派。

特にラグジュアリーブランドの店はヒマこいてました(駐車場を占拠する群馬ナンバー(最近は高崎ナンバーという別働隊もできましたね)に乗ってくる人たちは、「サントノーレ」やアカマルイオン太田ショッピングセンターにある「LOVELOVE」価格に慣れているので、わざわざ軽井沢ショッピングプラザで買わないよね。ついでに言うと、イオン高崎ショッピングセンターに入るブランドショップ「ハピネス」の価格はチョイ高い。しかし、やはり、お手ごろCOACHは人気でした)。

Img_2898 もっとも、軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレット)に行くたびにものを買っていたら、箪笥幾つあっても足んなくなるもんなぁ(今はクローゼットが主流ですね。言い換えます。クローゼットあっという間に満杯)。

平成18年10月10日に長野県商工部が発表した「平成18年度夏季の観光動向」によれば、平成18年7月1日~8月31日までの2ヵ月間の軽井沢高原観光客入込み数は、360万8千人。

Img_2901 前年同期が364万2千人。その前の平成16年度は394万8千人でしたから、2年連続減ですが、水準が高いため、ぜんぜん減ったという感じはしません(11月とは関係ありませんが・・・)。

夏場はひと月で180万人。単純に言って1日当たり6万人。

同じ次元では論じられませんが、参考までに10月17日にオープンしたイオン高崎ショッピングセンターの数字を持ち出すと、10月の15日間で集めた入場者数が60万6千5百人でしたから、こちらは1日当たり4万4百人(10月20日のグランドオープン以降の12日間だけをとれば1日平均3万9千3百人弱。幾分かオープン人気が剥げ落ちております。)です。

軽井沢町の人口は、平成17年10月1日実施の国勢調査では1万7,144人。そこに夏場は1日平均6万人の観光客が押し寄せるのですから、騒ぎですね。

(因みに軽井沢町は人口減少に転じた長野県の中にあって、平成12年と17年の国勢調査を比べた場合、人口増加率で2位(6.0%増)、人口増加数で3位(963人)です。別段、軽井沢プリンスショッピングプラザ目当てで移住したわけではないでしょうが・・・)

駐車場に停めてあるクルマで長野ナンバーは1割あるか無いかの印象。

ご案内の通リ、群馬ナンバーを始め、熊谷、栃木、大宮、所沢、野田、習志野、多摩、八王子、練馬、それに湘南ナンバー(ご関心の向きは6月21日エントリーの「湘南ナンバー」をご覧下さい)など県外ナンバーが大半を占め、長野県との関係が強い愛知県の尾張小牧ナンバーも散見されました。

Img_2890 それにしても、丸「裸の犬」などいないのを確認しながら、半日ぶらぶらしてしまいました。で、旧軽銀座にも寄らずご帰還です。

「ジャングル」でスポンジ・ボブのキャラクターグッズでも買って帰ろうかとも思ったのですが、いい年こいて笑われそうなので、思いとどまりました。

※スポンジ・ボブについては下記参照
http://www.nickjapan.com/

「東間」(ご関心の向きは6月13日エントリーの「東間」をご覧下さい)に行って蕎麦でも食べようかとも思ったのですが、くたびれて、軽井沢ショッピングプラザにある蕎麦屋さんで済ませてしまいました(千客万来でバイトの子たち疲れきってしまったのか、愛想ゼロでした)。

Img_2902 コンパリにも体力必要ですね(左のわんこはダイエットのためカロリー消費量を多くするよう裸)。

「勝手に下仁田再生計画」(ご関心の向きは「勝手に下仁田再生計画」をクリックして下さい)を書いたからには下仁田町を通って帰ろうかと思ったのですが、疲れに勝てずトホホのままで、前橋直帰のお粗末でした。                      

(写真はクリックして見て下さい。)

【軽井沢ショッピングプラザから軽井沢町までの直線距離≒0マイル≒0km】

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2006年11月 1日 (水)

喫茶店営業許可急増の謎

統計数字を見ていると、どうしてこんな数字の動きになるのだろうと思うことがあります。

最近では、食品衛生関係営業施設数(許可を要するもの)の喫茶店数の時系列推移がそうでした。

群馬県の平成10年食品衛生関係営業施設数(許可を要するもの)は4万2,068件。平成16年のそれは4万0704件。トータルでは3.2%の減少です。

例えば主なものを見ると

飲食店      2万5,668件→2万4,228件

菓子製造       1,843件→  2,034件

魚介類販売     3,531件→  2,812件

乳類販売       1,897件→  1,861件

食肉販売       3,308件→  2,618件

と、菓子製造を除いては、軒並み減少しています。菓子製造の増加は、スウィーツ人気で実際にあちこちお店ができているのを確認できるので納得できます。

しかし、押しなべて、食品衛生関係営業施設数が減少している中で、喫茶店営業許可件数が急増しているのが不思議なんです。

喫茶店        3,637件→   4,964店

6年間に1,327件、率にして36.5%も増えているのです。菓子製造を大きく上回ります。

スターバックスなどが出店しているからなあ、などとも思いましたが、スターバックスは群馬県に5店舗展開しているだけです。同じタイプのタリーズコーヒーは3店舗、ちょっと毛色が違う珈琲館は15店舗。

Img_2854 ガソリンスタンドにも出店するドトールコーヒーも、その原初タイプの「カフェコロラド」を入れても7店舗しかありません。

最近注目のサンマルクカフェも、群馬県内には先月オープンしたイオン高崎ショッピングセンターに1店舗出ているだけです。

(サンマルクカフェは、例の焼き立てパン食べ放題の「サンマルク」が展開している店です。私など意地が汚いものですから、料理が出てくる頃には、食べ放題のパンでお腹がいつもきつくなっておりました。しかし、店が空いていても、料理が出てくるまで随分待たされましたよね。案の定前橋の店も高崎の店も撤退しました。まるで「レッドロブスター」のように早い撤退でした。単身赴任で神奈川県に行っているとき「レッドロブスター」も「サンマルク」元気に営業しているのを発見し、いささか面食らいました。群馬県と神奈川県の人口密度の違いでしょうか・・・)

また本屋さんなどで、喫茶店を付属させる店もあるからなあとも思いましたが、それも数が知れています。

コンビニエンスストアかな、とも思いましたがこれも絶対数から言って違います。

菓子店の増加と違い、喫茶店営業許可急増と出歩いたときの実感がかけ離れています(4,964件の喫茶店許可件数を人口で割るとおよそ407.7人に1件になります。10月4日にエントリーした「群馬のコンビニエンスストア事情」を参照していただければ分かりますが、コンビニの7倍くらい店があることになります)。

Img_2853 で、思い余って許可基準を読み直すと、紙コップに注がれるタイプの飲料自動販売機設置にも、喫茶店の営業許可が必要であることに気がつき、な~んだッ、と漸く納得(缶だのペットボトルの自動販売機は許可なしでOKのようです)。

(因みに飲食店と喫茶店の許可基準の違いはアルコールを出すか出さないか、手の込んだ料理を出すか出さないかの違いだけです。喫茶店許可の調理の範囲は、サンドイッチ程度と考えればよいでしょうか。喫茶店でも飲食店許可を取得しているところは少なくありません。)

そういえば工場、会社、病院など人が集まるところには、一般の飲料自販機に混じって1台くらい必ず、紙コップでサービスする「自動販売機型喫茶店」が設置されています。

喫茶店営業許可が急増した謎は解けたのですが、思いが及ぶのは、30年前くらいまで、「喫茶店文化」とでも呼ぶべきものがあったなあということです。

「自動販売機型喫茶店」が増殖しているのを知って、余計昔を懐かしむ思いが強くなります。

漫画雑誌とおなじ名前のガロが歌う「学生街の喫茶店」なんていうセンチな歌も流行りました。

前橋で高校生の悪ガキは、(今はなき)「山小屋」とか、(今はなき)「ホワイトハウス」、(今はなき)「あじさい」に集まっておりましたが、私のような品行方正な(異論もあるでしょうが・・・)高校生は、「煥乎堂」か(今はなき)「サカモト書店」或いは(今はなき)「アルプス書店」で買った文庫本を(今はなき)「石川コーヒー」で静かに読むことを無上の喜びとしておりました。

夫婦2人なら、1日2万円の売上があれば、喫茶店の経営が成り立つといわれておりました(今は無理ですね)。

当時、喫茶店のオヤジは、憧れの職業のひとつでもありました。

(喫茶店の経営を見るときの、ひとつの目安として、売上不振に陥るとアルコール類を扱うようになる、というのがありました。売上と利益を稼ぐにはアルコールを出すのが手っ取り早かったのです。今でも飲食店の利益はドリンク類の売上に左右されます)。

(純喫茶だったところが、アルコールを出し始めると、あの店は左前、と言われたものです。誤解の無いように言っておきますが、始めからアルコールを扱っていた店は違いますよ)。

「喫茶店文化」死に絶えたんですかねぇ・・・。

(「喫茶店文化」、一部復活の兆しがあります。リタイヤした初老の紳士が、新聞雑誌類が豊富な喫茶店で時間を潰している姿を多く見るようになりました。ゲートボールもしたくなければ、パチンコ・スロットも苦手。しかし家にいるのも退屈だし、かといって昼間から酒をかッくらう訳にもいかないというか医者に止められている、といった感じです。

自宅を一部改造して店を始める中高年婦人も多くなりました。喫茶店世代である「団塊の世代」の大量退職も追い風になるかもしれません。大もうけするつもりがなかったら、サロン的な喫茶店というかティールームというか、人の集まりにウェイトを置いたお店をやるのも、手ですね。)

【昔「石川コーヒー」があった群馬県前橋市から軽井沢町までの距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月31日 (火)

挟撃されるアカマルの生き残り策

イオン高崎ショッピングセンター」はイオンモールが開発するショッピングセンターの中でも完成度の高いエンクローズドタイプ(全天候型)のショッピングセンターだと思います。

完成度が高いというのは、その内装の出来と、専門店の顔ぶれから言ってのことです(ですからさすがに、連結有利子負債が急増する訳です)。

今後テナントの入れ替えも予想されますが、類似のショッピングセンターが周辺に無いだけに、当面「我が世の春」を謳歌するのではないでしょうか?

Img_2747 いや、大変失礼いたしました。エンクローズド型の類似のショッピングセンターがありました。申し訳ありません。9月14日のエントリー記事「どうするアカマル(赤まる市場)?」で取り上げた「アカマル」です。

ただ、「アカマル」は立地から言って、すでにオープンした「イオン高崎ショッピングセンター」と来年4月に開業する「けやきウォーク前橋」に挟撃されて、形勢はいよいよ不利になるような気がしてなりません。

Img_2756 (超個人的ですが、我が家から「アカマル」に行こうと思って出かけた場合、ここまで来たのなら、ちょっと足を伸ばして「イオン高崎ショッピングセンター」に行くか、ということになってしまう可能性が大です。) 

起死回生の一手を打たなければなりませんが、既存の物販を中心とするショッピングセンターでは、店舗面積等の制約もあり、失礼な言い方で大変申しわけありませんが、勝ち目は薄いようなに思います。

Img_2755 物販で勝負するならターゲットを絞り込んだ商品構成にするしかありません。しかし、「高崎ビブレ」のように若者向けファッションビルにする場合は、交通アクセスの問題が生じてしまいます。

「高崎ビブレ」は、JR高崎駅の近くという立地が幸いしていますガ、「アカマル」の場合この好条件がありません。

(敵の「イオン高崎ショッピングセンター」や「けやきウォーク前橋」はJR高崎駅やJR前橋駅からシャトルバスを運行しています。)

ルイビトンやエルメス、シャネルといったラグジュアリーブランドを集結したショッピングセンターも検討テーマになりますが、残念ながら相手が話に乗ってくる可能性はゼロです。

北関東のマーケット、群馬のマーケットでは、ラグジュアリーブランドさんたちは、関心ゼロで、交渉のテーブルにも着かないでしょう。

そこで、喰い意地の張った私としては、「アカマル」全フロアを、食関連の専門店だらけにしたらどうだろう、などと不埒なことを、勝手に考えております。

食品と飲食にテーマに絞ったショッピングセンターですね。

Img_2752 と言うのも、先週の週末、気になって「アカマル」に行ってみたのですが、物販は閑古鳥が鳴いているものの、フードコートとアミューズメントは結構賑わっておりました。

(仕事に疲れて遠出したくないお父さんが、どこかに連れて行けと駄々をこねる子供を騙すには、「アカマル」は持って来いの場所だったのかもしれません。「イオン高崎ショッピングセンター」では、フードコートでも行列しなければならないし。)

Img_2754 至近距離に高崎インターチェンジがあるのも強みです。ただ、高前バイパスから奥まったところにあり、店舗周辺のクルマの交通量が少ないので、昼食時にフリのお客が余り見込めないのがつらいところです。

また、飲食だけのテーマパークビルも考えたのですが、周辺人口が東京や横浜と違うため、飲食だけだと稼働時間が昼と夜に極端に偏ってしまうため、食品販売を入れなければならないような気がします。

ただし食品スーパーの「フレッセイ」が見限って退店している訳ですから、かなり食品スーパーと違った品揃えでなければなりません。

例えば、横浜中華街にある「永楽製麺所」のような店が出てきてくれたら最高ですね。初めてこの店に行ったとき、いったい何種類のラーメンスープが揃えてあるんだろうと、感激してしまいました(麺はスズランでも売っています)。

※永楽製麺所については下記参照。

食品大物産展など催事販売も定期的に企画しなければなりません。この企画が腕の見せ所になります。

プリン、シュークリームといった食品にテーマを絞ったり、北海道、金沢といった土地柄をメインにした企画などいろいろ考えようがあるかと思います。

飲食店では、このブログで毎度お馴染みの

「えぼし」(下記参照)

「トニーローマ」(下記参照)
http://www.gnavi.co.jp/wdi/tonyroma/

「つばめグリル」(下記参照)
http://www.tsubame-grill.co.jp/

といった多店舗展開しているが東京及びその近郊に限って出店している店を多く呼びたいものです。そうそう、前橋の名物が豚肉料理に決まった訳ですから、上州豚を使う「とんちゃらり」も外せません。

※「とんちゃらり」は下記参照

海なし県の群馬ですから、海産物関係の店が集客のポイントになりますので、この選定には慎重にならなければなりません。

伊豆東海岸で多店舗展開する「徳造丸」に来てもらいますか(個人的には、伊豆であってこその「徳造丸」だと思うので、余り来て欲しくないですけれど・・・)。

    「徳造丸」は下記参照

店舗面積は1万1,411平方メートルですから、和洋中、ラーメン、居酒屋、カフェ、スウィーツいろんな組み合わせができると思います。

「アカマル」の周辺に住宅が少ないのも、考えてみれば生かしようです。24時間営業の不夜城にしてもいいですね。

内装にも手を入れ、むき出しの天上はやめにして、おしゃれな通路にすることも検討しなければです。

と、まあ以上縷々冗談ごとを書いてしまいました。「アカマル」関係の方、お怒りにならないで下さい。

昨日こんな夢を見た、私の夢の綴りでした。

【「アカマル」がある群馬県高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

http://www.tokuzoumaru.com/

http://r.gnavi.co.jp/g123302/

http://www.eboshi.com/

http://www.eirakuseimen.co.jp/

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NIGO氏の店と前橋中心商店街

「経済あらかると」というタイトルで、毎週木曜日東京新聞群馬版に経済コラムを連載していますが、第4回目となる10月26日掲載の記事は「白亜のビルの唐突さ」という題名で裏原宿系のカリスマディレクター&デザイナーであるNIGO氏のBAPE前橋店について書いてみました。

Img_2847 (ご関心の向きは10月7日エントリーの「BUSY WORKSHOP maebashiに行列する人たち」、10月9日エントリーの「極秘ファイル どうもミスターNIGOは前橋出身らしい」の記事をご覧下さい。なお、「BUSY WORKSHOP maebashi」は「BAPE maebashi」に店名変更をしております。)

Img_2785 NIGO氏の店、「BAPE maebashi」は、週末や休日になると、開店時間の午前11時近くには決まって店の前に20~30人の若者の行列ができています。

初めてこの光景に遭遇したときの第一印象は、なんとまあ前橋中心商店街にはミスマッチな光景があったものよ、です。

NIGO氏といえばすでに世界的なデザイナーといってもいい人物。何故その人物の店が前橋にあるかと言えば、それはNIGO氏が前橋市元総社町出身だからでしょう(タレントの牧瀬里穂ちゃんとの仲の方が知られているかなぁ)。

それ以外に理由が考えられません。

(NIGO氏は前橋市出身であるということは明らかにしたくないようです。出身地がバレルと、やはりブランドに悪影響があると考えているのでしょう。謎の人物でなければならないのです。しかし、行列を作っている若者は、NIGO氏が前橋出身だということはみんな知っているようでした。)

Img_2661 NIGO氏の店は前橋中心商店街の銀座通リに面してあります(戸越銀座や砂町銀座じゃないよ。平日の昼間は猫の子があくびしながら道を横切る前橋銀座通リです。)

NIGO氏の店の前には「味噌漬けのたむらや」、キャバレーや居酒屋が入ったソシアルビルの通称「じゃんけんぽんビル」があります。

2~3軒隣には八百屋さんもありますしタバコ屋さんもあります。そういったところに、NIGO氏の瀟洒な白亜のビルが看板もなく建っています。

NIGO氏の店は集客力があります。しかし、NIGO氏の店の賑わいを、中心街復活の起爆剤にしよう、という雰囲気ではないのです。

NIGO氏の店の周りは異空間なのです。

八百屋や魚屋や肉屋と一緒になって、中心商店街をもう一度甦らせよう、盛り立てようという雰囲気はゼロです。

また、行列を作っている若者たちも、そういうウザイことはどうでもいいんじゃない、という感じです(私のヒガミかな~)。

NIGO氏の店で目的のものを買った後、中心商店街の別の店で何か買っていく気配はゼロの人たちです。買い物が終わったら、とっとと帰ろうといった風です。

街の景色にぜんぜん溶け込んでいないのです。違和を感じてしまうのです。なんか中心商店街活性化とは次元が違うよなあ、と考え込んでしまうのです。

すでに7年営業しているそうですが、それが「白亜のビルの唐突感」なのです。

Img_2652 突然具体名を出して恐縮ですが、「トヤマかばん店」さんは、大変な自助努力をして、中央通リの店舗の中でひときわ賑わっています。

しかし、「BAPE maebashi」の賑わいは、それとは異質なのです。

前橋銀座通リが、裏原宿になれば問題は無いんですかねぇ・・・。

(写真はクリックしてみて下さい。)

【NIGO氏の「BAPE maebashi」がある群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月26日 (木)

けやきウォーク前橋の一抹の不安

イオン太田ショッピングセンター」の来客数実績は年間1100万人に及ぶそうですから、10月20日にグランドオープンした「イオン高崎ショッピングセンター」は同様の商圏で、さらに規模が大きいことを考えると、当初の入場者目標である1000万人は達成できそうに思われます。

Img_2115 県央地区で次の注目ショッピングセンターとなると、言うまでもなく来年4月にオープンする「けやきウォーク前橋」ということになるでしょう。

このショッピングセンターを考える場合参考になるのは、「けやきウォーク前橋」同様、ユニーが主導し、核店舗としてアピタが入る「館林つつじの里ショッピングセンター」です。

Img_2708 「館林つつじの里ショッピングセンター」の開業は10年前。その後2003年3月に「佐野プレミアムアウトレット」、2003年4月に「イオン佐野新都市ショッピングセンター」、2003年12月に「イオン太田ショッピングセンター」が相次いで開業しました。

これに対抗するため、2005年に増床リニューアルして対抗していますが、ショッピングセンターを歩くと苦戦している感が漂います。

Img_2706 アピタとともに核店舗だったホームセンターの「ゲット」が退店するなど、ここに来て些か元気がありません。

全天候型のエンクローズドタイプの店舗ですが、プロムナードタイプではなく、店舗配置は旧来の百貨店型レイアウトがフロアの大部分を占めています。

専門店は80近く入っていますが、ユニー系列の専門店が多いように思います。

はっきり言えば、イオンの太田、佐野新都市のショッピングセンターと比較した場合、どうしても従来の総合スーパー臭を強く感じてしまいます。

翻って「けやきウォーク前橋」ですが、店舗配置はプロムナードタイプがフロアの多くを占めるようです。ただ、「けやきウォーク前橋」の家賃は「イオン高崎ショッピングセンター」よりも安いようなので、プロムナードの作りは「イオン高崎ショッピングセンター」より豪華さが落ちるように予想されます(実際作り上がって見ないと分かりませんが)。

商圏は5キロメートルで21万人、8万4千世帯。10キロメートルで22万世帯を想定していますが、この規模は「イオン高崎ショッピングセンターの商圏規模と殆ど同じです。

また、西10キロメートルはイオン高崎ショッピングセンターの10キロメートル商圏と重なります。

シネマコンプレックスが入ることも、イオン高崎ショッピングセンターと同じです。

専門店は物販・飲食・サービスあわせて「館林つつじの里ショッピングセンター」の倍近い150店内外になるようです(アピタ、ユナイテッドシネマは除く)。メインはすでに新聞等で報じられているように、およそ1000坪を占める紀伊国屋書店になります。

1階の平面図を見ていて気になるのは、1階で4番目に広い123.3坪の区画にドラッグストアの文字が見えることです。

また、それと隣り合う1階で2番目に広い270坪強の区画に生活雑貨の文字が見えることです。

まさか既存コンセプトのドラッグストアや百均(円)ショップを入れるのではないでしょうが、万が一そうだとしたら、「けやきウォーク前橋」の危うさを感じないわけにはいきません。

ここ数年で、食品スーパー、ドラッグストア、実用衣料、百均(円)ショップを揃えたネイバーフッド型のショッピングセンターはあちこちにオープンしており、わざわざエンクローズド型スーパーリージョナルショッピングセンターの専門店街に誘致する必要はないと思うからです。

どのような専門店の布陣を敷くかが、スーパーリージョナルショッピングセンターの命運を握るように思います。

イオン高崎ショッピングセンターは、今までのイオンショッピングセンターでは一番アパレル・アクセサリーなどのファッション関係に気を使った店舗誘致で、総合スーパー臭を脱しようとしている感じがします。

ヴィブレに入っている店舗も誘致しています。

すでに「けやきウォーク前橋」の主要店舗の布陣は決まっているでしょうが、従来の総合スーパーのマーチャンダイジングに無いものを求めて、消費者はスーパーリージョナルショッピングセンターに行くような気がしてなりません。

特に軽井沢プリンスショッピングセンターや、佐野プレミアムアウトレットに行き慣れている群馬県の消費者は、その色彩が濃いように思います。

万が一、従来のドラッグストアや百均(円)ショップが入るならば、「けやきウォーク前橋」に一抹の不安を抱かざるをえません。

(もちろんその土地にあったショッピングセンター内の専門店の布陣と言うものがあるでしょうが、それがネイバーフッド型SCと同じようなものだとしたら、わざわざ行く必要もないな、というのが正直な気持ちです。)

【けやきウォーク前橋が来年4月にオープンする群馬県前橋市から軽井沢町までの距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月21日 (土)

本格開業したイオン高崎ショッピングセンターその5

本格開業したイオン高崎ショッピングセンターですが、プレオープン初日は5万5千人の来店客数で、プレオープン期間の17日~19日の3日間では13万5千人の来店客数に上った由。

グランドオープンの20日から日曜日の3日間では18万人の来店客を見込み、今月末までの12日間では合計52万2千人の人出予想。この調子で行くと、年間1,000万人の集客目標は上方修正されそうな勢いです。

Img_2535 暑さ寒さも、雨も強風も凌げる全天候型のエンクローズド型ショッピングセンターは、夏の関東地方で最高気温を記録し、雷と空風で有名な群馬県には、投資金額はかさみますが、もってこいの出店方法だったかもしれません。

9月27日のエントリー記事「10月20日にイオン高崎ショッピングセンター開業だって」で試算したように、順調に休日4万人、平日2万人の集客を達成しているようです。

子供が休日となる夏休み、冬休みがあることを考えれば、休日4万人、通常の平日2万人のペースを確保していれば、1,000万人の目標来場者数達成は確実です。

Img_2519 17日のプレオープン初日から31日の15日間では、実績と見込みを合わせると、65万7千人の集客数になり、1日平均4万3800人の人出です。当面オープン人気を考慮して、平日も休日とレベルの入場者見込みです。

商圏人口が約60万人ですから、老いも若きも、男も女も、その7.3%がこの月末まで毎日イオン高崎ショッピングセンターを訪れる勘定になります。やはり、既存商店街、SC(ショッピングセンター)には衝撃です。

Img_2521 (幼児をどう扱うか等、入場者のカウント方法が分かりませんので、なんとも明確なことは言えません。ただ、複数の入り口がありますが、私自身現地に行った感じでは、ダブルカウント分は無視してもいいレベルだと思いました)。

10月18日の水曜日に前橋の中心街で飲み会があったので、ついでに午後6時頃、国道50号線の中央通リ入り口から銀座通リを歩いてみました。

水曜日は前橋中心商店街の定休日ということもありましたが、人っ子一人歩いておらず、猫の子があくびをしながら目の前を横切っただけでした。

Img_2578前橋まつり」で疲れたのか、イオン高崎ショッピングセンターがプレオープンしたことの緊張感は通りを歩いていても感じることはできませんでした。

言いづらいことですが、この際はっきり申し上げます。前橋中心商店街は、このままでは完敗です(スズランさんはどうなるかは分かりませんが・・・。極言すれば、「前橋まつり」や「前橋七夕まつり」の会場に使われるだけになってしまいます)。

前橋中心商店街にとって更なる追い討ちは、来年(平成19年)年4月に予定される「けやきウォーク前橋」の開業です。

このままの状態では、前橋中心商店街は、完全に息の根を止められるかもしれません。

余程の自助努力をしないかぎり、それは必定と思われます。

イオン高崎ショッピングセンターのメインストリートを歩くと、少し都会的な雰囲気が楽しめます。しかし、前橋中心商店街を歩いてもそのテイストは漂ってきません。

Img_2567 10月19日午後6時にも、イオン高崎ショッピングセンターに行って見ましたが、駐車場はクルマで一杯でした。

後から振り返って、今年から来年が、前橋中心商店街にとって正念場だったということにならなければ良いと願っています。

戦闘を果敢に指揮できる確固たる司令塔の存在と互恵の精神。そして、たゆみない自助努力で、この危機を乗り切ってもらいたいものです。

【隣町にイオン高崎ショッピングセンターが開業した群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月20日 (金)

本格開業したイオン高崎ショッピングセンターその4

別にエントリーした「本格開業したイオン高崎ショッピングセンター」でもふれた通リ、グランドオープンした今日10月20日午前中の主役は、平日であることもあり、年寄り夫婦と幼児を連れたママさんたちでした。

Img_2590  従って、なんてたって今日混んでいたのは、イオン高崎ショッピングセンターの核店舗である高崎サティの食料品売場。そして目玉商品を並べた家電売場、3階の子供用品売場でした。

(プレオープンの17日も同様の動きでした。プレオープンの日は任天堂DSの行列に用意していた整理券が余っていました。ある一定年齢をこえると、脳みそ鍛錬用に任天堂DSを買おうという気もおこらないようです。

おかげで任天堂DSLiteが欲しい人は、楽々買えました。私もひとつ買ってしまいましたが・・・。しかし明日には任天堂DSLiteきれいになくなることでしょう。)

買い物客でごった返す高崎サティ食料品売場では、老夫婦とその娘さん親子が(子供はショッピングカートに乗っておりました)、今、特売のたらばガニを買うべきかどうするかで、声高に、かなり激しくやりあっておりました。

(声高でないと、人でごった返しているため、近くでも声が聞こえないんです。)

今日は比較的気温が高かったので、今たらばガニを買ったら、傷まないうちに家に帰らねばならなくなり、一体何のためにショッピングセンターに来たのか分からない、と主張する娘。

それに対し、今たらばガニを買わなければ、売り切れになり、永遠に悔いを残すことになるかもしれないと反論するその老いた母。

結局、保冷剤(氷)を沢山貰い、食料品はトランクに入れておくことで妥協が成立したようでした(娘さんが悪態をつきながらも、たらばガニを半ばやけになって買い物カゴに放り込んだシーンを最後に、私は先に進んでしまいましたので、本当の結果は分かりません。親父さんはただ呆然と立ち尽くしておりました。子供は行儀良く耳をすまして動静を窺っているようでした)。

(人の気持ちが殺気立つくらいの、年末、上野アメ横状態でした。)

Img_2624 Img_2523 喰い意地の張った私には、珈琲と輸入食品の「カルディコーヒーファーム」がお気に入りになりそうです。

オープン記念で安かったので、タイ王国産のトムヤンクンラーメン(1個57円)その他を買い込んでしまいました(ついでに半値になっていた、かつての海外旅行土産の定番Hawaiian SunのマカデミアナッツのチョコレートとMIDDLEAFの煎りピーナッツも買ってしまいました)。

Img_2601 スウィーツの群馬初上陸「ロマンドーロール」には行列ができます(同じく群馬初上陸の「キハチソフトクリーム」は、私にはちょっと不向きのようです)。

Img_2531 フードコートはお昼近くになると一杯です。

また聞きですが、イオン太田ショッピングセンターにも出店していて、「けやきウォーク前橋」にも出店予定のあるファーストフード店の日商目標は35万円だそうです。

来年正月明けまでは、なかなかの賑わいになりそうなイオン高崎ショッピングセンターです。

【本格開業したイオン高崎ショッピングセンターのある旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

                                            

                                            

                                            

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本格開業したイオン高崎ショッピングセンターその3

今日(10月20日)本格開業したイオン高崎ショッピングセンターに出店する専門店は、飲食関連を含めて170店になります。

この170店という専門店数は、同系列のイオン太田ショッピングセンターの150店(ジャスコ内専門店1店舗を含む)を抜いて、群馬県内で営業するショッピングセンターでは最多になるでしょう。

本格開業したイオン高崎ショッピングセンターその2」でもふれたように、170店のうち群馬初出店は59店と厚い布陣です。

Img_2525 期待していたのはインテリア・生活雑貨の「Francfrancfranc」です。あちこちのアウトレットセンターに出店していますし、今年3月まで単身赴任していた神奈川県厚木市に近いアウトレットセンターのグランベリーモール(東京都町田市)にも入っていました。

※Francfrancfrancについては下記参照。
http://www.francfranc.com/

タイプが違う店と言えばそれまでですが、群馬県人の場合どうしても佐野プレミアムアウトレットに出ている店と比べてしまいます。

そうすると家具の品揃えが薄く、価格は佐野プレミアムアウトレットより高い訳ですから、どうしても旅行気分で佐野アウトレットに行くことを選んでしまうかもしれません。

何せ、人気トレンドスポットに行くのに100kmくらいの道のりは苦にならない群馬県人です。なかなか手ごわいと思います。

(かつて、新横浜ラーメン博物館がオープンして1ヶ月経たないうちに、あいつもそいつもこいつもクルマを飛ばして横浜までラーメンを食いに行っているのには驚きました。もちろんついでに、横浜中華街やMM21に寄って来る訳です。ですから、佐野に行くくらいドッてことないんです。)

(雑貨関連では「アフタヌーンティー」なんかも入っていると、いいですね。関連会社のスタバやキハチのソフトクリームがあっても、やっぱり本体が出て来て欲しいですね。)

※アフタヌーンティーについては下記参照。
http://www.afternoon-tea.net/index.html

Img_2517 群馬初出店ではありませんが、ライフスタイルストアを標榜する「コムサイズム」の結構広く取ってあります。この店はもしかしたら、群馬では一番大きな店かも知れません。

手ごろ感と品揃えの厚さで、支持を得そうな気がします。

Img_2518 「無印良品」は相変わらずのご活躍ぶり。

ついつい覗いてしまいますね。今日は福袋も売ってました。

Img_2599 「アンドバイP&D」さんは、そのモデルを勤める佐藤江梨子さんから生花が届いておりました(もちろん事務所の手配でしょうが・・・)。

Img_2597 「リズリサフュージョン」さんは、お店の子がイケてました。何度も前を行ったり来たりしたので、怪しい変なオジさんに思われたに違いありませんが、イオン高崎ショッピングセンターに行ったときは性懲りもなく、必ずまた前を通リそうです。

「ハートマーケット」、「ライトオン」、「スタジオクリップ」といったお馴染みの店の客入りは悪くありませんでしたが、群馬初のお店はみんなたじろいでしまうらしく、手持ち無沙汰の店員さん姿が目立ちましたが、時間が経てばこれも徐々にお客さんがつくようになるでしょう。

やはり、オープンしたてですから、専門店のラインアップはデベロッパーであるイオンモールの意気込みを感じます。専門店外を歩いていると、少し都会テイストな気分に浸れます。

1年後も、この専門店街が今のままなのか、ちょっと不案な人は、早いうちにイオン高崎ショッピングセンターに行っておいた方がいいかもしれません。

(写真はクリックして見てください。)

【本格開業したイオン高崎ショッピングセンターがある旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

                                             

                                            

                                            

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本格開業したイオン高崎ショッピングセンターその2

本格開業したイオン高崎ショッピングセンターに入る専門店170店のうち59店が群馬県内初進出の店だそうですが、佐野プレミアムアウトレットに入っていることで、すでにお馴染みのインテリア・雑貨の「Francfrancfranc」のような店もあります。

そんな中で個人的に一番気になるのが自然派手作りコスメの「LUSH」。早速2階の売場に直行しました。

※「LUSH」については下記参照。
http://www.lushjapan.com/

Img_2505 この「LUSH」を展開するラッシュ・ジャパンの工場が、今年3月まで単身赴任していた神奈川県厚木市にあることや(一度工場に行ったことあるんです)、都心中心の店舗展開で急成長したSPA(製造直売)のラッシュ・ジャパンが果たして群馬のマーケットに受け入れられるか気に掛かります。

イオン高崎ショッピングセンターには、同じコンセプトのコスメを扱う、イオン系の「ボディショップ」も一緒に入居しており、この対決の行方も注目したいところなんです。

行ってみると、イオン高崎ショッピングセンターに出店した「LUSH」と従来の「LUSH」には大きな違いが生じておりました。

それは「LUSH」特有の香りが従来店ほど強くないのです。

初めて「LUSH」の存在を知ったのは東京都町田市にあるアウトレットセンターの「グランベリーモール」においてですが、その時の強烈な印象は、なんといってもその香りの強さ。

大げさに言えば、「LUSH」の店の100m圏内に入れば、「LUSH」が近くにあるぞ、と分かるくらいその香りが漂ってきます。

横浜赤煉瓦倉庫街にある店にも、神奈川県海老名市のショッピングセンター「ビナウォーク」にある店にもそれは共通しているんです。

しかし、イオン高崎ショッピングセンター内の「LUSH」は香りが抑えられています。よくよく見ると、半分以上の商品が個別にラッピングされていました。

オランダのゴーダチーズのような大きな塊の石鹸などを山と積み、それを切り分けて量り売りするのではなく、すでに個包装された商品が売場の多くを占めておりました。

群馬初の出店となるイオン高崎ショッピングセンター店は少し大人し目タイプで、様子見のようです。

ライバルの「ボディショップ」は階違いの1階に出店しています。すでにイオン太田ショッピングセンターの店で、群馬・北関東のマーケットデータを蓄積しているでしょう。

県央で、「LUSH」、「ボディショップ」どちらが多く支持を集めるか、目が離せません。

(ストレートな言い方をすると、「LUSH」は果たして群馬のマーケットでやっていけるのか、というのが私の注目点です。「LUSH」の商品は顧客層をかなり絞り込んでいます。言い方を変えると、消費者の好き嫌いがはっきりする商品をラインアップしています。

果たして、地方における商圏人口60万人のイオン高崎ショッピングセンターで成り立つ商売なのか、その点を注目しております。)

(写真はクリックしてみて下さい。)

【本格開業したイオン高崎ショッピングセンターがある旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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本格開業したイオン高崎ショッピングセンター

イオン高崎ショッピングセンターが今日20日、本格開業しました。17日にプレオープンし、実質的にはすでに営業を行っていましたが、2度オープンイベントを行うことで、マスコミ露出度を高めようとの戦術です。

Img_2574 イオンのショッピングセンターは、群馬県では、イオン太田ショッピングセンターについで2ヶ所目となります。

このブログでも再三、イオン高崎ショッピングセンターについて書いてきましたので、その責任上、取りあえず行ってまいりました。

Img_2584_1 実は、プレオープンの17日にも行っているので、再出撃です。                   

                                                      

平日の午前中とあって、来場者はお年を召した夫婦連れと、幼児を連れたママさんたちが主力で、20~30代のファッションリーダーたちが本格的に来店するのは明日からの週末になりそうです(プレオープンの17日も同じ客層です)。

Img_2588 そのため、一番混んでいたのは、1階にあるサティの食料品売場と3階の子供服や玩具などのフロア。             

                                   

Img_2600 レディス向けファッション・装飾品専門店の客の入りは今ひとつ、といったところでした(今日も、午後5時以降になれば、また違うんでしょうが)。

                                                      

(写真はクリックして見てください。)

イオン高崎ショッピングセンターが本格開業した旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2006年10月 9日 (月)

極秘ファイル どうもミスターNIGOは前橋出身らしい

BUSY WORK SHOP maebashiの話、前の前くらいに書きましたが(BUSY WORK SHOP maebashiに行列する人たち)、ミスターNIGOは、どうもウィンディーシティーmaebashi出身と言う話をキャッチしました。

(ミスターNIGOの本名は長尾智明さんだそうです。学校で同級生の方がいたら、何か情報下さい。殆ど私、ミーハー気分。NIGOさんに関しては下記を参照してください。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/A_BATHING_APE
http://netafull.net/talent/005454.html

ミスターNIGOと同じように、裏原宿系の巨人のひとり、アンダーカバーの高橋盾さんは群馬県桐生市出身のようですが、氏はミスターNIGOと年が殆ど同じ、文化服装学院に学んでいたのも同じ。

(高橋盾氏はパリコレに参加してますね。高橋盾氏に関しては下記を参照してください。)
http://www.tsushin.tv/brand/tokyo/uncover.html

ミスターNIGOと高橋盾氏の共通の友人に、高崎市出身で親御さんが慈光院通リ近辺にビルを持っている方がいて、そんなことから高崎に二人して共同で、「NOWHERE」を出店したということです。

その後、ミスターNIGOは、出身地であるウィンディーシティー前橋市の中心商店街「銀座通リ」に、アベイシングエイプのオンリーショップを出すことになったとのこと。

これで、なぁるほどと、合点がいきました。

ウィンディーシティー前橋に縁もゆかりもなかったら、裏原宿のヒーローが、いきなり前橋に店を出そうなんて思いつかないよね。

Img_2215 しかしこの店、看板も無ければ、表に向かって店名をデカデカ書いてあるわけではないので、ここがBUSY WORK SHOP maebashiであるということを知らなければ、素通りしてしまいますよ。

それに、ちょっと冷やかしに寄って行こう、という雰囲気ではないですよね。

何か買わなければ、許してもらえない感じです。そんなことしたら、2度と入れない気がしません?

昔、「客を選別する店」というコンセプトが流行ったことがありましたが、なんかそのタイプですよね。

Img_2216_1  しかしこの店に、シャネルかなんかで身を固めたオバさんが犬つれて入って行き、何も買わずに出てくるシーン、見てみたいなあ。犬が困った顔して出てくるんです。

【BUSY WORK SHOP maebashiがある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月 7日 (土)

BUSY WORK SHOP maebashiに行列する人たち

正直に申し上げます。私は今日の今日まで、BUSY WORK SHOPのお店が、群馬県の前橋中心商店街にあるなんて知りませんでした(これからは、前橋中心商店街と書かず、maebashi中心商店街という書き方にしようかな、などと思っております)。

Img_2177_1 正直に申し上げます。何でBUSY WORK SHOP がmaebashiにあるの?

もうぜんぜん分かりません(頭の上に?マーク3つです)。

Img_2178 裏原系ブランドのチャンピオン、アベイジングエイプが、何故maebashi cityに、しーか~もッ!中心商店街に???                     

                      

    アベイジングエイプのサイトは下記を見てください。
http://www.bape.com/

正直に申し上げます。BUSY WORK SHOP maebashiに行列する人たちを見ていて、私は夢を見ているのではないかと思いました。

うちの若いもん(と言っても倅ですが)に聞いてみたら、あれッ?知らなかったの?と軽くいなされてしまいました。

Img_2179 本人だって、高校一年生になった去年、APEの店がmaebashiにあるらしいということを知ったばかりだとのこと。そして、どこにあった?と私に聞き返す始末です。

APEは高いし、オレの趣味じゃないから行ったことないんだってさ。        

                                                      

        

こしゃくなガキに育ったもんです。

アベイジングエイプのデザイナーNIGO氏の名前の由来である「藤原ヒロシ2号」の、本家1号の藤原ヒロシさんがプロデュースするPORTERのバッグなら、軽井沢のアウトレットで買って持っているんだってさ。

オイオイ、ちょっと!ちょっと!ちょっと!

自慢じゃないけど、お前の親父のオレはイトーヨーカ堂のバッグじゃん?どういうこと?と口には出さず、

「みそ漬けのたむらやの前だよ!」とだけ答えておきました。

神奈川県厚木市に2年間単身赴任していたから、知らなかったのも無理はない、と自己弁明している自分に気が付きました(厚木にもBUSY WORK SHOPはありませんでした)。

「バカの壁イフェクト」で、そんな店がmaebashi中心商店街に出ているわけがないと思い込んでいたので、4月にmaebashiに帰ってきてから、何べんかその前を通っているにもかかわらず、素通りしておりました。

今日たまたま、静かなそして秩序だった行列に遭遇して、その存在を初めて知ったのです。

BUSY WORKSHOPがあるということは、その点だけをとれば、maebashiもNew YorkやLos Angelesと同じであると言うことです(大ゲサな)。

栃木、茨城に対しては、完全勝利です(NIGOさんお願いだから、宇都宮だの土浦だのにBUSY WORK SHOP出さないでね)。

もう私個人としては、BUSY WORKSHOP maebashiがある通リは、今日から、「猿の惑星通り」と呼ぶことにしました。

ついでにAPEの理髪店や喫茶店も出してください。

やがてこの勢いでいけば、シップスもビームスもユナイテッドアローズもmaebashiに出てくるぞ~ッ(と思いたい)。

しかしまあ、私としてはファッションよりも食い気優先ですから、飲食の関係の店を期待します(この年で着られるとすれば、APE(類人猿)のTシャツくらいだろうけれど、1万円もするTシャツ、買ってくれねぇだろうなあ)。

せっかく前橋名物に豚肉料理が決まったのだから、「トニーローマ」と「つばめグリル」、誰か呼んで来いよ~ッ!

2008年に開催される「全国都市緑化ぐんまフェア」のときだけの、期間限定でもいいからさ~ッ。

都合のいい言い分で恐縮ですが、グンマナショナリスト少年ジェットの私としては、けやきウォーク前橋イオン高崎ショッピングセンターも頑張って、みんなに大いに魅力のある場を提供していただければと思っております。←こういうもの言いは、結局誰からも相手にされなくなるんだよね・・・。

                                                    

Img_2096_1 (左の写真は、チャリンコで前橋の街中に行く途中遭遇した事故現場。幸い、奇跡的にけが人無しのようでした。)                         

【BUSY WORK SHOP maebashiがある群馬県前橋市から軽井沢町までの距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月 4日 (水)

群馬のコンビニエンスストア事情

金融サービスのSMBCファイナンスサービスの調べによると、群馬県内のコンビニエンスストア数は、平成17年9月末時点で741店舗である。

Img_2061 主なところではセブンーイレブンが329店舗、ローソンが67店舗、ファミリーマートが83店舗、ミニストップが35店舗、am/pmが22店舗、デイリーヤマザキが35店舗、セーブオンが150店舗などとなっている。

各コンビニエンスストアのホームページなどから調べた直近(つまり平成18年9月末くらい)の店舗数は、セブンーイレブンが8店舗増の337店舗、ローソンが1店舗増の68店舗、ファミリーマートが1店舗増の84店舗、ミニストップが変わらずの35店舗、am/pmが2店舗減の20店舗、デイリーヤマザキが5店舗減の30店舗、セーブオンが3店舗増の153店舗である。

Img_2049 このほか目のつくところでは、今年から群馬県内で店舗展開を始めたユニー系のサークルKサンクス(店名はサンクス)が3店舗出店している。

トータルでは昨年9月末より、差し引き9店舗増加して、750店舗のコンビニエンスストアが群馬県内にある。

平成16年6月1日実施の商業統計調査では、群馬県内のコンビニエンスストアの数は694店となっているが、業態の判断に迷うところもあるため、実際にはこれより多かったものと思われる。

Img_2052 いずれにしても飽和状態に達しており、他の調査などからみても、近年は1年当たり10店舗前後の純増数である。

昨年の10月1日時点の国勢調査による群馬県の人口は202万4,044人。これを昨年9月末の県内コンビニエンスストア数741店で割ると、1店舗あたり人口は2,732人(小数点第1位以下四捨五入)と、すでに適正人口の下限と言われてきた、1店舗あたり人口3,000人を、1割近く下回っている。

平成18年8月末の住民基本台帳ベースの群馬県の人口は202万0,646人。これを9月末のコンビニエンスストア数750店で割ると、1店舗あたり人口は、当然ながら2,694人とさらに少なくなる。

Img_2062 前回10月3日のエントリー記事「イオン高崎ショッピングセンター専門店の布陣」でも少し触れたが、平成16年6月の商業統計調査による群馬県内のコンビニエンスストア数は694店舗であり、年間商品販売額(1,112億4979万円とその他の収入額(17億5,048万円)の合計は1,130億0,027万円で、売場面積は7万8,268㎡となっている。

(平成16年3月31日現在の群馬県の人口は202万2,780人だったので1店舗あたりの人口は2,915人。

ただ市部の1店舗あたり人口が2,711人に対し郡部は3,309人と3,000人を上回る。人口密度と高齢化率、営業時間の問題が微妙に影響しているものと思われる。)

1店舗あたりの平均年間営業収入は1億6,282万円(小数点以下切捨て)、平均日販44万6,095円、平均売場面積112.8㎡(34.2坪)である。

(市部の1店舗あたり営業収入は1億6,449万円で平均日販は45万0,657円。郡部は1億5,959万円で平均日販は43万7,241円で営業収入はやはり市部の店舗のほうが多い。)

Img_2067 業界トップのセブンーイレブンの全国平均日販が64万円程度で、セブンーイレブンの出店が群馬県内では半分近い数を占めていることから、他のコンビニエンスストアチェーンの店舗で、限界的な日販40万円を下回っている店も少なくないものと推察される(ローソンの全国平均日販は49万円)。

(コンビニエンスストアを継続営業していくためには、月の家賃と同じ金額の日販を確保することが目安とも言われる。)

今後群馬県においても人口は減少していく。およそ25年後の2030年(平成37年)には約1割減少する見込みだ。

減少するといっても群馬県内一律に減少するわけではない。中山間村の減少率はより高くなるだろう。そして高齢化率の進展も中山間村において激しい。

家計消費で言えば、「モノ消費」は今後大きく伸びることは余り期待できない。特に食品関係はその傾向が強いだろう。また、高齢者の食欲が若者より旺盛になるとは思えない。

翻ってコンビニエンスストアの主力商品は、今のところ弁当、惣菜を中心とする食品である。

現在でも限界的な売上の確保に必死のコンビニエンスストアが多い中で、25年後に向かって1割の人口が減少し、高齢化率も20%から10%高まって30%になる。若者の数は絶対数として、減少する。

時代の屈折点を迎え、都市部においてもローソンを筆頭として新タイプの業態開発に各コンビニエンスストアは懸命になっている。

地方においての生き残り策は何なのか、本格的な模索が始まろうとしている。           

                                                      

(高齢化比率と裏表の関係にある若年人口の減少は、コンビニエンスストアのオペレーション自体にも、すでに影響を及ぼしている。群馬県全体では、コンビニエンスストアのうち90.92%が24時間営業だ。しかし、群馬県市部のコンビニエンスストア458店舗のうち、24時間営業の店舗は94.98%の435店なのに対し、郡部は236店舗のうち24時間営業は83.05%の196店舗でしかない。少子高齢化は、オーバーナイトで働ける人員の確保にも影響を及ぼす。)

                                                    

(昨年3月末の群馬県内の郵便局数は342ヶ所。今後は郵便局やガソリンスタンドとの併営が、特に郡部において、検討されるのではなかろうか。)                        

                        

(いずれにしても、イオン高崎ショッピングセンターイオン太田ショッピングセンター、けやきウォーク前橋のようなSC、ネイバーフッドのSC、コンビニエンスストア、産直顔馴染み、宅配、通販・ネットショップ、様々な戦いに拍車がかかることだけは、間違いがないでしょうね。)

【群馬由来のコンビニエンスストアであるセーブオンの本部がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年10月 3日 (火)

イオン高崎ショッピングセンター専門店の布陣

Img_2019 (両者に共通する尺度を求めるのが大変難しいので、比較すること自体是非が問われるが、イオン太田ショッピングセンターのディベローッパー投資額は118億円。一方のイオン高崎ショッピングセンターは106億円と発表されている(金額はイオンモールの投資額)。

後からできた、延べ床面積が大きいイオン高崎ショッピングセンターの方が12億円ほど安く出来たことになる。

イオン太田ショッピングセンターがオープンした2003年12月頃の鋼材価格は、底値に沈んでいたような気がする。翌年(2004年)春頃から鋼材価格はぐんぐん値上がりを始め、2004年は、その年の始めに安値で鉄骨工事を受注した業者の悲鳴があちこちで聞こえたように記憶する。

Img_2021 地権者との交渉条件、遺跡調査の度合い、駐車場の造成工事などもあるので一概に比較できないが、取りあえず総投資額を建物延床面積で割ってみよう。

イオン太田ショッピングセンター(建物延床面積9万5,969㎡)の1㎡当たり投資金額は12万2956円(坪=40万5755円)。

これに対し、イオン高崎ショッピングセンター(建物延床面積は9万9,929㎡)のそれは10万6075円(坪=35万0048円)になる。

平成16年の商業統計調査における群馬県の総合スーパー34店の年間商品販売額合計は1302億円で売場面積は28万9174㎡。1㎡当たりの年間売上高の平均は45万0025円になる(坪=3.3㎡当たり148万5818円)。

Img_2024 大店立地法におけるイオン高崎ショッピングセンターの店舗面積は4万4370㎡(ニュースリリースにおける通路を含んだ商業施設面積は6万0800㎡)で、イオン太田ショッピングセンターと専門店数や店舗面積、従業員規模を比較して算出したイオン高崎ショッピングセンターの年間売上目標は300億円と見られる。

これから算出した商業施設面積1㎡あたり年間売上目標は49万3421円(3.3㎡=坪当たり162万8289円)になる。

平成16年商業統計調査から得られる総合スーパーの年間売場面積1坪当たり売上高148万5814円より14万2475円多い。

建築延床面積を基準にすると、1坪あたり年間99万0703円が売上目標になる。附言すれば、イオン太田ショッピングセンターの店舗面積あたり年間商品売上目標は1坪当たり148万9217円。建物延べ床面積あたりだと1坪96万2811円になる。       

Img_2031 イオン高崎ショッピングセンターの場合、初期投資が1坪あたり35万0048円で延床面積あたり年間売上目標は99万0703円である。これを高いと見るか低いと見るか・・・。

因みにコンビニエンスストアは、平成16年の商業統計調査だと群馬県内に694店で、売場面積は7万8268平方メートル。年間商品販売額は1112億円。1㎡当たり年間商品販売額は142万0759円(1坪=3.3㎡当たり468万8506円、平均日販は約4万円)になる。

業態が違うので比較にならないが、参考までに上げておく。

また総合スーパーは、年間商品販売額のほかに修理代などの営業収入もあるので注意のこと。

イオン高崎ショッピングセンターなどは飲食の売上も含んでいるので同様に注意のこと。)

10月20日(金)午前9時にグランドオープンする(10月17日からプレオープン)イオン高崎ショッピングセンターだが、その布陣は核店舗が高崎サティで専門店は170店(ATM・CD6基、サティ内専門店8店を含む)となる。

群馬初出店は59店、地元(北関東)専門店は41店で実質4店に1店は地元(北関東)専門店になるのが特徴かもしれない。

「スタジオクリップ」、「Jin´sグローバルスタンダード」、「ハートマーケット」と前橋勢も顔を並べる。

飲食では「登利平」(前橋市)や「築地銀だこ」(桐生市)もお目見えする。

初出店組みではインテリア・生活雑貨の「フランフランフラン」に注目かもしれない。ただ、佐野プレミアムアウトレットに出店しているので、すでにお馴染みの方も多いことだろう。

私が一押しなのは自然派コスメの「Lush」だが、果たしてそのテイストが受け入れられるかどうか。

イオン系の「ボディーショップ」も一緒に入る。好みはそれぞれだろうから、真っ向からバッティングはしないにしても、群馬県人の支持はどちらが多いか気に掛かる。

飲食では「紅虎餃子房」、「キハチソフトクリーム」初顔組。

お馴染みの店で、イオン太田ショッピングセンターと違うのは「コムサイズム」、「Gap」が入ることかもしれない。

スズラン百貨店の前橋店、高崎店にも出ているが「カフェコムサ」はちょっとした話題になるのではないだろうか。

「無印良品」、「ライトオン」、「タケオキクチ」、「ムラサキスポーツ」、「シマムラミュージック」、「HMV」などはイオン太田ショッピングセンターにもテナント出店しているイオンモールのお馴染みさん。

上記の面々は、イオンモールだけでなくショッピングセンターなら必ず入っているのではないかとさえ思えてくる。

群馬初出店の生活雑貨の「生活実感工房」(本社大分県)もイオンモールにその多くの店を出している。

迎え撃つ前橋市、高崎市の既存ショッピングセンターや百貨店、総合スーパー、個店がどう対応していくのか、年末に向けていよいよ正念場になる。

(写真は平成18年10月3日のイオン高崎ショッピングセンターの様子。クリックしてみて下さい。)

【イオン高崎ショッピングセンターが開業する旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒24マイル≒38km】

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2006年9月27日 (水)

10月20日にイオン高崎ショッピングセンター開業だって

申請した10月11日よりやや遅れ、10月20日にイオン高崎ショッピングセンターが開業することが、先週末から今週始めにかけて相次いで新聞等で取り上げられています。

このブログでも、9月15日の「開業まで1ヶ月を切ったイオン高崎ショッピングセンター」のエントリー記事など、7回の関連記事を書いてきましたが、いよいよオープンですね。

Img_1599_1 10月17日から3日間、プレオープンとして地元客を対象に営業するそうです。最後の調整ですね。

開発会社のイオンモールでは、年間1000万人の来場者を見込んでいるそうです。たびたび触れているように、イオン太田ショッピングセンターの年間目標売上高が280億円でしたから、その規模等からイオン高崎ショッピングセンターは年間300億円程度の売上高目標を設定しているのではないかと思います。

3次商圏までの人口は約60万人。年間来場者見込み1000万人。年間売上目標300億円を組み合わせて、いろいろ考えてみることにしましょう。

1000万人を365日で割ると、1日平均約2万7400人になります。平日と週末では人出に大きな差があります。

出店計画では休日の人出を4万3000人と見ていたようです。カレンダーから行くと祝日と併せたお休みは大体年間120日になります。4万3000人に120日をかけると516万人。残り245日の平日が1日2万人の人出とすると490万人。あわせると1006万人になります。平日のうちに、小中高校がお休みになる夏休みなどが40日程度あります(最近は短縮化の傾向ですが)。

ざっと言って、平日2万人、休日4万人を見込んでいるのでしょうか。

これも単純な計算で恐縮ですが、年間売上目標300億円を1000万人で割ると、1人当たり3000円の年間客単価となります。もちろん来場者全員が買い物をしていくわけではありません。

が、逆に年間3000円以上の買い物客もいるでしょう(ただ、イオン太田ショッピングセンターと比べただけでも、1次商圏人口が5万6692人と少ないのが、気に掛かります)。

1000万人を3次商圏までの居住人口60万人で割り、小数点第2位を四捨五入すると16.7。3次商圏だけからの来場者と想定すると1人当たり年間16.7回来場する見込みになります。月当たり1人につき1.4回です。

3次商圏はクルマで30分と設定されていますが、物見高い我ら上州人は1時間程度の時間をかけてトレンドスポットに行くことに何の痛痒も感じません。屁とも思いません。行かねばならぬという、義務感さえ感じます。

ですから、3次商圏内の60万人は平均して月1回程度イオン高崎ショッピングセンターに行き、3次商圏外で半径30キロメートル圏までの居住者が春秋の年2回ファッション動向を探りに同ショッピングセンターに行くといったイメージではないでしょうか。

60万人掛ける12ヶ月で720万人。半径30キロメートルと言うと群馬県の人口200万人をほぼ取り込みますから(太田市を始めとする東毛地区は外れますが、変わって本庄市などの埼玉県西北部が入ってきます)、200万人引く60万人で140万人。この140万人が年2回で280万人になります。

先ほどの3次商圏内人口来場者見込み数の720万人に、この280万人を足すとぴったり1000万人になります。

まとめると、平日は2万人の来場者数で6000万円、休日は4万3000人の来場者で1億2900万円を売り上げるとします。6000万円掛ける245日で147億円。1億2900万円掛ける120日で154億8000万円。合計で301億8000万円になります。

以上は老いも若きも、男も女も含めての計算です。机上での計算になります。

昨年で65歳以上の高齢人口比率は約20%。その10年後の2015年には群馬県の高齢比率は26.6%に高まり、人口は全県平均で2%程度減ると推計されています。

また、15歳未満の年少人口が2005年で15%の比率を占めています(全県平均)。

高齢者の消費行動は範囲が狭くなりがちです。15歳未満の購買力には限界があります(もっとも両親並びに両親の両親でシックスポケットという考え方もありますが)。

9月15日のエントリー記事「開業まで1ヶ月を切ったイオン高崎ショッピングセンター」で推計した通リ、3次商圏までの消費支出推計額は7420億円(会社などの事業所の消費支出は含まない)です。

また平成14年の商業調査統計による小売業年間商品販売額(飲食業を含まない)は、旧高崎市が3813億円、旧前橋市が3705億円、旧群馬町が236億円、旧箕郷町が91億円、吉岡町が120億円、榛東村が46億円で合計8011億円になります(3次商圏までの範囲と行政地区は多少ズレます)。

イオン太田ショッピングセンターに比べると、イオン高崎ショッピングセンターの方が競合条件は厳しいと思われるます。

来年4月には「けやきウォーク前橋」がオープンします。

こうした中での年間1000万人の来場者見込みと300億円の売上目標です。皆さんはどうお思いになりますか?

Img_1857 従来からの個店は、明確な対策を打たないと大変なことになるだろう、ということだけは、はっきりしています。                           

(1番目の写真は9月15日のイオン高崎ショッピングセンターを南から撮影したもの。2番目は宇都宮市に行ったとき売出しをしていたお店。クリックしてみて下さい。)

【イオン高崎ショッピングセンターが開業する旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒24マイル≒38km】

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2006年9月22日 (金)

イオン太田ショッピングセンターを歩くその2

Img_1743 イオン太田ショッピングセンターに入ったのが午後3時くらいでしたから、1階のレストラン街は閑散として静まり返っておりましたが、専門店街の通リは、老若男女、人の流れは引きも切らない賑やかさ。

1階ジャスコの食品売場の近くでは「銀座コージーコーナー」が催事販売をしておりました。ここの105円エクレアはお値打ちです。

「銀座コ-ジーコーナー」は神奈川県に工場があるのですが、その産直店とも言うべき店が、小田急小田原線本厚木駅の北口にあって、厚木市に単身赴任していた頃、甘いものが食べたくなると買っておりました(銀座ではつくってないんですよ)。

Img_1742 夕方になると売り切れになっちまうので、昼食をとりに外へ出たついでに「銀座コージーコーナー」に寄り、会社の冷蔵庫に保管しておきます。お酒を飲んだ後これを食べるのですから、痩せるわけがありません。

(しかし、「銀座コージーコーナー」に限らず、ケーキを買いに行って一番しんどいのは、店員さんが丁寧に丁寧に包装している間、アホーのようにジッと待っていなければならないことです。これだけは、慣れるということがありません。)

イオン太田ショッピングセンター1階には「無印良品」、インポートブランドの「LoveLove」といったお馴店から、話題の健康グッズを売る「ファイテンショップ」もありました。

「フレッシュネスバーガー」と「スタバ」が同じ1階にあり、昔なら2強の揃い踏みだったでしょうが、最近「スタバ」も出すぎの感が強く、若い人は「スタバ」の次を求めているような気がしてなりません(2階には「ドトールコーヒー」もあります)。

1階ホームセンター「セキチュー」には、隣りあって、イオンお約束の「スポーツオーソリティ」が出ていますから、「セキチュー」もこれに遠慮したのでしょう、スポーツ関連の品揃えは抑え気味です(2階には「ムラサキスポーツ」も出ております)。

Img_1744 レストラン街には16の店舗が並んでいますが、和食がちょっと弱い感じがします。ここは、神奈川県茅ヶ崎市の「えぼし」(左のサイドバーの「カテゴリー」から「湘南情報」をクリックして7月4日エントリーの「小田原ならわらべ菜魚、茅ヶ崎ならあさまる」の記事を参考にしてください)でも連れて来てほしいものですが、いくらなんでも無理ですね。

2階には、ショッピングセンターというと良くお目にかかるトータルファッションの「タケオキクチ」がちゃんと入ってます。ジーンズカジュアルの「ライトオン」、群馬が誇る「JIN´S GLOBAL STANDARD」もあります。

「ダイソー」も2階です。

そしてキッチュというかへんてこというか、まあそういった品揃えで若い人に人気がある「ヴィレッジヴァンガード」も、正統的本屋さんの「喜久屋」の丁度会い向かいに出ております(個人的にはこの手の店、嫌いではないですね。ただ、イオン高崎ショッピングセンターにも出るそうですから、せがれと鉢合わせしたりすると、バツが悪いなあ)。

どこに駅があるんだよッ!と突っ込まれるのを恐れてか、目立たぬような場所に「駅前留学のNOVA」もあります。きっともうすでにいろいろ言われてきたでしょうね。つらい歴史だったと思います。

フードコートには「ケンタッキーフライドチキン」、「マクドナルド」、「ミスタードーナッツ」の御三家が陣取り、新興「ペッパーランチ」、毎度お馴染み「デザートQQ」などが脇を固めておりました。

午後3時というのに、1階のレストラン街と違って、なかなかの盛況振りでした。

Img_1739 2階にシネコンの「イオンシネマ」があるのですが、その横とそこから一番離れたところにもうひとつ、合わせて2ヶ所にアミューズメント施設があります。どちらもフードコート以上に、どんな店より賑わっておりました、ガキども(失礼!お子様たち)で。

かつての、百貨店屋上遊園地のノリです。イオン太田ショッピングセンターは近所のガキども(失礼!お子様たち)にとっては最高の遊び場なんでしょうね。

Img_1740 エアコン効いてるし、雨風に当たるわけではないし、人さらいが来ても大勢の人がいるから安全だし(最近はちょっと怪しくなりましたが)。

イオン高崎ショッピングセンターは田んぼの真ん中だけど、ガキども(失礼!お子様たち)の社交の場になることは間違いない気が致します。

【イオン太田ショッピングセンターがある太田市から軽井沢町までの直線距離≒45マイル≒72km】

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2006年9月20日 (水)

イオン太田ショッピングセンターを歩く

またまたショッピングセンターねたで申しわけありません。しかし、気になるんです。イオン高崎ショッピングセンターが。

Img_1746 で、その類似商品のイオン太田ショッピングセンターを歩いてきました(当初年間売上目標280億円)。

多分イオン高崎ショッピングセンターの年間売上目標になるだろう300億円はどのくらいのレベルかというと、群馬県の唯一の地場百貨店(株)スズランさんの年商が350億円くらいですから、まあすごいなぁ、と思うんです。

年間目標売上の合計ですから、本来なんとも言えないんですが、イオン太田ショッピングセンターとイオン高崎ショッピングセンターのそれを合計すると580億円です。

この金額は我が群馬を代表する、そして1,500坪から20,000坪(2,000坪じゃないよ)の出店用地を求めているフレッセイさんの年商にほぼ匹敵するんです。

豪勢百貨店系列の高崎高島屋さんの年商は200億円いかないんですよ。

Img_1734 このイオン太田ショッピングセンター、2核店舗+専門店街沢山で(150店だそうです。イオン高崎ショッピングセンターは約170店になるそうです。)、デベロッパーであるイオンモールさんとしては理想型ショッピングセンターなんですよ。

駐車場も4200台まで拡大確保したそうです。開店当時はもっと少なかったと思いますから、ご隆盛なんですね、きっと。

(営業時間のコアが、午前10時から午後10時の12時間。最小でも3回転するとすれば1万2600台のクルマが来ます。私が見ていて、2台に1台は乗車人員2名以上だったから、それだけで1万8900人。このほかチャリンコ、オンフット(歩き)で来る人もいるでしょうから、3連休のあとの昨日でも、1日2万人以上の人出はあったのではないかと思います。レジ通過客数は分からないけど・・・。

東武伊勢崎線太田駅の北口と南口もついでにぐるぐるしてきたんですが、ガラガラ。イオン太田ショッピングセンターとは別世界でした。)

Img_1735 イオンさんが、ジャスコとかサティだけで出店するならどってことないんですが、エンクローズド型で、気になる専門店を組織化すると、ちょっと脅威なんです。

食品スーパーとしてのジャスコなんか実につまらないんです。まして、GMS(総合スーパー)、ゼネラル(G)マーチャンダイジング(M)ストア(S)としてのジャスコなんか、さんざん映画の「下妻物語」で馬鹿にされているくらい、その他商品、特に、ファッション関係は弱いんです。

食品の価格では、ベイシア・カインズ連合の方が勝ってます。品揃えは、食品巨大チェーンの通弊として、ナショナルブランド中心です。実につまらないんです。

(今、食品スーパーで流行りの百円コーナーの品揃えも、スーパー三和の方が面白い。ついでに言えば、生鮮99円コンビニの99プラスさんも北関東に来たら撃墜されるだろうなぁ・・・。)

(ただ、惣菜コーナーの売場面積が広いことには少しびっくりしました。食品スーパーは段々おかずの材料を買いに行くところではなく、おかずそのものを買いに行くところになるんですね。惣菜コーナーに、豆腐・納豆などの日配品と冷凍食品の売場面積を足すと、なかなか考え深いものがあります。)

Img_1738 ジャスコのファッション関係の品揃えは、田舎の洋品店とさして変わらないんです(田舎の洋品店のみなさん、ごめんなさいm(__)m))。これジャスコで買ったってみんなに自慢できないんです。自慢できるのは、映画「下妻物語」ではないんですが、ジャージくらいなんです(2階のジャスコの衣料品売り場、専門店街は人がいるのに、閑散としておりました。「下妻物語」の呪縛が利いているようです)。

しかし、雨にも負けないエンクローズド型で、沢山の専門店、それも魅力のある専門店を引き連れてくると怖いんです。

で、やっぱ見てこようと思うわけですよ。

(「けやきウォーク前橋」の参考のため、館林のアピタまでついでに見に行こうと思ったのですが、イオン太田ショッピングセンターを見るだけで時間切れになってしまいました。)

Img_1747 3連休のあとだから、きっと空いているに違いないという私の予測は、ものの見事に外れてしまいました。

さすがに駐車場は満杯ではありませんでしたが、群馬県と栃木県の県境に近いという立地柄、10台に2台は「とちぎ」あるいは「栃木」ナンバー、そして10台に1台くらいは「熊谷」を始めとするその他県外ナンバーが来ており、入り口のはるか手前しか空いていませんでした。

中には「長野」も「大宮」もありました。

車種は国産コンパクトカーならびに、子連れかあちゃんが運転するワンボックスが断然多かったですね。

ポルシェは見ませんでした。ランボルギーニもありませんでした。

(ちょっとここでお願い。ラーメン屋に行く場合は、ベンツで乗り着けるのはやめましょうね。ベンツ乗ってるんならクルマの2~3台は持っているはずだから、そっちで行ってね。(^_-)-☆)

で、中に入ってみました。が、これから出かければならないので続きは明日・・・。

お詫びに、イオン太田ショッピングセンターの中の写真はのっけときます。m(__)m

【イオン太田ショッピングセンターがある太田市から軽井沢

町までの直線距離≒45マイル≒72km】

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2006年9月15日 (金)

開業まで1ヶ月を切ったイオン高崎ショッピングセンター

高崎市(旧群馬町)に出来るイオン高崎ショッピングセンターが開業まで1ヶ月を切った。計画では10月11日オープンの予定のようだ。

Img_1605 このブログでも、何べんかイオン高崎ショッングセンターについて取り上げてきたが、売上目標は300億円前後と思われ(イオン太田ショッピングセンターの売上目標は280億円だった)、地元商業者に与える影響はかつてないものになりそうだ。

Img_1599 イオン高崎ショッピングセンターの店舗面積は4万4370㎡、駐車台数は3280台になる見込みだが、近隣の百貨店・ショッピングセンターの規模と比べてみると、その大きさが破格ものであることが良く分かる。

店舗名        店舗面積(㎡)    駐車台数

アカマル        1万1411㎡      842台 

前橋サティ      2万1707㎡      791台

スズラン前橋店   2万0513㎡      312台

イトーヨーカドー前橋店 1万5503㎡      608台

ベイシア渋川店   1万2000㎡      998台

カインズ前橋吉岡店1万4100㎡      829台

ベイシア前橋モール  1万0900㎡     1232台

スズラン高崎店   1万9305㎡      133台

高崎高島屋     1万7349㎡      160台

高崎ビブレ      1万3061㎡      117台

けやきウォーク前橋 3万4495㎡     3315台

けやきウォーク前橋は予定。

※イオンモールのホームページなどから作成。

規模の面のみに注目すれば、イオン高崎ショッピングセンターに対抗できるのは、来年4月オープン予定のJR両毛線前橋駅南にできるアピタを核とするけやきウォーク前橋程度になってしまう。

Img_1601 1次商圏(クルマで10分)居住者は人口5万6692人、世帯数1万9806戸(旧群馬町、前橋市利根西地区、旧高崎市北部など半径2~3km周辺)。

2次商圏(クルマで20分)の居住者は人口25万8046人、世帯数9万9249戸(吉岡町全域、榛東村、旧箕郷町、旧渋川市の一部などの半径6~8km周辺まで)。

3次商圏(クルマで30分)の居住者は人口28万1553人、世帯数10万0747戸と設定されている(安中市の一部、榛名町、高崎市南部、富士見村、旧伊香保町など半径10km周辺まで)。

1次、2次、3次合わせた人口は59万6291人で世帯数は21万9802戸となる(数字はイオンモールのホームページから)。

Img_1607_1 会社などの事業所の消費支出を考慮せず、平成17年の家計調査を元に(平成17年の総世帯の消費支出が319万8千円であり、世帯人員は2.57人であることから1人当たり年間消費支出を124万4千円として計算した)、個人消費だけを推計すると、1次商圏の家計消費規模は年間705億円。

2次商圏は同3210億円。

3次商圏は同3502億円となる。

1次、2次、3次あわせた商圏の年間家計消費支出は7420億円になる。

Img_1596 家計消費には水道光熱費、教育費、仕送りなどの支出も含まれるから、ざっと言って、2次商圏までの物品・飲食・サービス消費の約1割の消費を取り込もうとの計画だ。

もちろん、北関東最大級のショッピングセンターだけに、3次商圏を始め、その他遠方からの買い物客も少なくないものと見られるから、単純には1割といえないが、2次商圏内(クルマで20分)における競合店にとっては、「ディープ・インパクト」になることに間違いはない。

170前後になる専門店街顔ぶれもほぼ決まったようだ。

群馬県央地区初出店の店も少なくない。

出店計画時の日曜などの休日買い物客数は4万3000人と報告されていた。

高崎高島屋は5億円を投じて地下1階の食品売り場をリニューアルして都内高級店など30店を誘致することが報じられるなど、既存百貨店、ショッピングセンターなどの対抗策も注目されるが、当面休日のイオン高崎ショッピングセンター周辺は、買い物客のクルマで引きも切らずといった光景が現出されそうだ。

Img_1609 (写真は全容を現したイオン高崎ショッピングセンター。左は、早くもイオン高崎ショッピングセンターの道を挟んで東側の田んぼに掲げられた、住宅展示場の開発計画。)

【イオン高崎ショッピングセンターがオープンする旧群馬町から軽井沢町までの直線距離≒24マイル≒38km】

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2006年9月14日 (木)

どうするアカマル(赤まる市場)?

関越自動車道前橋インターチェンジの近くにあるショッピングセンター「アカマル」から、中核店舗だった食品スーパーのフレッセイが8月31日をもって撤退したが、その後も退店あとが埋まらない。

Img_1585 かつては家電量販店のセキドが撤退し、そのあとにはスポーツ用品のヒマラヤが入店したが、商圏が重なるイオン高崎ショッピングセンターが今秋開業するだけに、新たなテナント探しは難航しそうだ。

ショッピングセンターのアカマルは平成7年4月の開業。食品スーパーのフレッセイと家電量販店のセキドがダブル核店舗となり、セレクトショップの「LoveLove」などの専門店から構成される「赤まる市場」としてオープンした。

Img_1579 平成9年11月には同一敷地内にトイザらス前橋店がオープン。テナント数は15前後になり、関越自動車道前橋インターチェンジが近いこともあり、遠方からの来場者も少なくなかった。

しかしヤマダ電機などの家電量販店やディスカウンターのドンキホーテ高崎店の出店、カインズ前橋吉岡モールの開業など競合店の相次ぐ進出により、次第に集客力にかげりが見えるようになった。

Img_1589 平成17年には家電量販店のセキドが撤退。新たにスポーツ用品のヒマラヤを加え平成17年4月には「赤まる市場」から「アカマル」にショッピングセンター名を変更しリニューアルオープンしたが、1年強で今度はもうひとつの開業時の中核店舗だった食品スーパーのフレッセイが撤退する事態になった。

今秋開業するイオン高崎ショッピングセンターとは、商圏が重なるだけに激しい顧客争奪戦が予想されるが、イオン高崎ショッピングセンターが170の専門店を要する予定なのに対し、アカマルはフレッセイの退店ですべてのテナントを数えても14の店舗数でしかない(アカマルの店舗面積は1万1411㎡)。

■アカマルの店舗群

スポーツ用品のヒマラヤ

カジュアルのアウトレットーJ

ドラッグストアのマツモトキヨシ

カー用品のイエローハット

靴のシュープラザ

携帯電話のテレウェーブ

セレクトショップのLoveLove

おもちゃ・子供用品のトイザらス

バラエティショップのダイソー

アミューズメント施設のナムコランド

ハンバーガーのモスフード

フードコート運営の丸実

クリーニングのホワイト急便

宝くじのロッタリーショップ

Img_1591 本格的な流通戦争を前にしてのフレッセイの撤退は、アカマルにとってかなりの痛手と思われる。

また残る核店舗のスポーツ用品ヒマラヤと、激突するであろうであろうスポーツデポとゴルフ5の連合軍が、5522㎡の店舗面積でカインズ前橋吉岡モールに隣接して近く出店する。

さらに来年4月には、やはり商圏が重なる「けやきウォーク前橋」のオープンが予定されており、環境は一層厳しさを増すことになる。

もの余りの時代で、家計におけるモノ消費が伸びることは期待できず、群馬県においては人口減少の時代に突入している。流通戦争の火の手は激しさを増すばかりのようだ。

【アカマルがある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒36km】

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2006年9月 9日 (土)

「けやきウォーク前橋」周辺散歩

※今日でこのブログも100日目となりました。ありがとうございます。

昨晩は、ある金融機関のTさん、Oさん、Sさんと私合わせて4人で、「けやきウォーク前橋」の近くにある文天商店街の蕎麦店さん「石墨」で、密議ではなくて、普通のオジさんたちの飲み会でした。

普通でなかったのは、Oさんは日本酒テイスターとしては全国でも十指に(らくらく)入る方。そのOさんが「亀の翁」等々を持ち込まれたので、普段日本酒は余り口にしない私も、つい調子に乗って(欲をかいて)がんがん日本酒を飲んでしまいました。

(大変お世話になりました。ありがとうございました。)

いつものようにビールを飲むピッチで飲みましたから、たちまちダウン。後半は、アルコールの霧の中を彷徨う夢遊病者のようではなかったかと思います。(ーー;)

で、帰りはクルマをおいて帰ってきましたので、今日は自宅から歩いて蕎麦の「石墨」までクルマを取りに行きました。ついでに「けやきウォーク前橋」周辺を散歩してきました(ちょっと苦しい散歩でしたけどね)。

地図としては下記の「ぶんてんモール」のサイトをご覧下さい。
http://www.buntenmall.jp/map/bunten_map.html

写真はクリックして見て下さい。

Img_1522_1 まずは「けやきウォーク前橋」の正面入り口となるところからパチリ。この道を挟んだ南側に、高校・大学の先輩が経営している会社が2つあるので、「けやきウォーク前橋」が晴れてオープンした暁には、土日にその軒先を借りて、焼き鳥屋かたこ焼きの屋台を出そうか、などと良からぬことを考えています(冗談ですよ)。

Img_1507 モスバーガー前橋南店。緑モスです。モスバーガーは、全店緑モスになったのでしょうか?(大胡県道沿いにあるのは赤モスでしたっけ?)。ここも混みますね。もっとも小生は一度もこの店には入ったことがないんですが。「けやきウォーク前橋」には、あの黄金のMマークが出店するのでしょうか?それともフレッシュネスバーガーさんでしょうか?それとも・・・

Img_1504 モスバーガー前橋南店のすぐ南くらいにあるシャンゴ前橋南店。群馬におけるイタリア料理の開拓者。群馬県の場合、ハンバーグレストランのブームの後、シャンゴさん(本社は高崎市)が火付け役になってスパゲティブームが起きたように思います。今ではすさまじい数のイタリア料理店、パスタ店ができましたよね。「粉もの麺類食文化」が下地にある群馬県だけに、その広がりは燎原の火のようでした。

Img_1506 この周辺ではガソリンを一番安く売るスタンド。モスバーガー前橋南店とハス向かいにあります。このガソリンスタンドはセルフですが、奥というか右側と言うか、コスモ石油のマークが見えますが、このスタンドはフルサービスで、いつも手前のセルフスタンドとガソリン価格は同じです。

Img_1514 私がもっとも注目するのは、左側のけやき沿いの通りです(前橋市南町3丁目になります)。右側が「けやきウォーク前橋」の西端で、北に向かって写真を撮っています。この通りに、どんなオシャレな店が出てくるか、あるいは出てこないのか。駐車場が確保しづらい難点があります。お客さんが「けやきウォーク前橋」の駐車場を借用した場合、この道はクルマで埋まるでしょうから、信号機が少ないので渡りづらいかもしれません。ただ、どんな場合でも猛者は出現しますが・・・。

Img_1503 食器・厨房具のグントーさん。ここで酎ハイ用のグラスを買います。500CC入るやつ。包装紙類も多く、ちょっと面白い店です。                               

Img_1524 「けやきウォーク前橋」の東側にまだあった空き地。駐車場として使われているようです。

                                                                   

Img_1528 カレー屋さん。ここも入ったことがありません。名前を聞いているだけ。店の前の植え込みが南国を思わせるので、よく冬を越してきたなあと、いつも感心しております。超個人的ですが、ミラクルフルーツとニームの苗がここにいつ植えられるか、注目しています。

Img_1530 群馬県生涯学習センター。かつてここに、高校があったんです。回りはその頃、田んぼばかりで、プロゴルファーになったTくんは、校舎の屋上から田んぼに向けて、打ちっ放していました(という伝説があります。体育の先生に少年だったT君がゴルフの指導をしていたのは事実ですけれど)。

Img_1532 その向かいにある雅楽家さん。食品スーパーフレッセイさんに替わって、系列の会社が出したお店。昨日の夜も駐車場、満杯でした。                            

Img_1545 群馬県立公文書館。この公文書館の企画展は大変面白いのですが、難を言えば、時間がたっぷりあるときにしか行けないことです。                                   

Img_1538 フライングガーデン前橋文京店。爆弾ハンバーグです。かつて創業者の野沢八千万氏に取材したとき、その緻密な事業計画に驚嘆した覚えがあります。昔本社は桐生でしたが、お会いしたときは、県外出店が本格化し始めた頃で、近く小山に本社を移すとおっしゃておりました。上場も早かったですね。

Img_1544 ぜにやさん。フライングガーデン前橋文京店の北隣くらいにあります。かつて、かぼちゃを使ったケーキで一世を風靡しましたね。ここのケーキを手土産にして取材に行くと、その会社の女の子たちの扱い方が違いましたね。                                                            

Img_1550 群馬県立公文書館近くの喜久屋さん。私が高校生の頃からありました(この建物ではありませんが)。一押しは、「ルースーチャーハン」。チャーハンに豚肉細切りのあんがたっぷりのっています。大盛りで頼むと、ほんとかよ?といったノリの盛り方です。が、何のことはない、この年になっても、コメ粒ひとつ残さず食べてしまいます。それがまた、安いんです。昼は早めにいかないと、駐車場にクルマ止められません。前橋は豚肉料理を名物にして押し出していくそうですが、この喜久屋の「ルースーチャーハン」是非とも推薦品にしていただきたいものです。                      

Img_1546 文天商店街界隈にある一般住居からはみ出たサボテン。前橋市はサボテンの出荷額では全国の約4割(不確かな記憶)を占めるサボテン王国なんです。さらに隠れたところでは、ミラクルフルーツとニームの出荷額でもトップなんです。今は敢えて名前を秘しますが、皆さんご存知の方のガンバリズムで、そうなってます。

Img_1539 で、終着の石墨さん。我が愛車、「流星号」が見えます。ちょっとさびしそうです。今にも泣き出しそうです。石墨さんは、前橋駅南口の近くにあった頃から、評判の店です。蕎麦屋さんに対して大変失礼かもしれませんが、ここの天婦羅は蕎麦屋のころもを沢山つけた天婦羅ではなくて、天婦羅屋の天婦羅なんです。一度お試しあれ。やみつき、です。ここのご主人のお兄さんはお寿司屋さん。外食一家です。

【文天商店街がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年9月 8日 (金)

「けやきウォーク前橋」の影響やいかに

Img_1476 開業迫る「イオン高崎ショッピングセンター」とともに、動向が注目されるユニーの大型ショッピングモール1号店「けやきウォーク前橋」(群馬県前橋市文京町)だが、来年(2007年)4月のオープンを目指し、急ピッチで工事が行われている。

店舗面積は3万4,495㎡、駐車場収容台数は3315台。営業時間は午前9時~午後10時になる。

核店舗はユニーの展開する「アピタ」と有力書店チェーンの「紀伊國屋書店」。これに住友商事系のシネマコンプレックス「ユナイテッドシネマ」が加わる。

「紀伊國屋書店」の売場面積は3,300㎡で、ショッピングモール全体の店舗面積の1割近くを占め、ワンフロアでは国内最大級の書店になるのが特色かもしれない。

Img_1467 出店住所地である前橋市文京町に相応しい店舗だが(冗談です)、この「紀伊國屋書店」と「ユナイテッドシネマ」の組み合わせが、ユニーが今まで展開してきたショッピングセンターと大きく違う点である。

そして、この2つの集客力がどのようなものになるか、見極めがつかないだけに、売り上げの見通しも読みづらい。

最近オープンしたり、オープンする予定のアピタ店の売上目標等を見てみよう。

◎平成18年9月23日オープン予定の「アピタ安城南店」(愛知県安城市)は、

店舗面積:2万3,370㎡(うち、アピタ1万2,529㎡)

専門店数:61店

駐車場:1350台

商圏:人口---12万6,000人

   世帯数---3万9,000世帯

初年度年商目標:55億円(アピタ分)

アピタ分1㎡当たり目標年商:43.9万円

◎平成16年11月に改装オープンした「アピタ長久手店」(愛知県長久町)は、

店舗面積:2万1,863㎡(うちアピタ分1万4,615㎡) このほか共用通路8,131㎡、飲食・サービス部門5,982㎡

専門店数:記載無し

駐車場:2100台

商圏:人口—-記載無し

   世帯数---記載無し

初年度年商目標:118億円(アピタ分 平成16年2月期実績108億63百万円)

アピタ分1㎡当たり目標年商:80.7万円

◎平成17年11月にオープンした「アピタ長津田店」(横浜市緑区)は、

店舗面積:2万7,885㎡(うちアピタ分1万3,035㎡)

専門店数:60店

駐車場:1,550台

商圏:人口---32万8,000人

   世帯数---13万0,000世帯

初年度目標年商:78億円(アピタ分)

アピタ分1㎡当たり目標年商:59.8万円

である。

このほかのアピタ分1㎡当たり目標年商を見てみると、

◎「アピタ会津若松店」(平成18年3月オープン)が42.6万円

◎「アピタ静岡店」(平成17年11月オープン)が52.6万円

◎「アピタ四日市店」(平成17年3月オープン)が40.1万円

◎「アピタ石和店」(平成17年9月オープン)が68.6万円

◎「アピタ鈴鹿店」(平成16年10月オープン)が40.0万円

となっている。

40万円~80万円まで開きがあるが、「けやきウォーク前橋」の立地・商圏人口等から考えると、50万円~60万円くらいになるのではなかろうかと思う。

ただアピタ直営の店舗面積が分からないので、アピタ分の推定年商を算出するのに苦労する。

ユニー単体の2006年2月期の売上は7,195億円。その時のユニーの店舗数が161店舗でうちアピタタイプの店舗数は83店舗。

単純に売上を店舗数で割ると、1店舗あたり年商は45億円になる。

Img_1470 あれこれ検討しても、「けやきウォーク前橋」のアピタ分の売上高は100億円には届かないように思われる(もちろんアピタ分の店舗面積にもよる。来年になれば最終の売上目標が発表されるだろう)。

このほかに「紀伊國屋書店」を始めとしてテナント出店する専門店等の売上があり、「ユナイテッド・シネマ」の営業収入が加わることになる。

「ユナイテッド・シネマ」は、「スーパーモール伊勢崎ベイシア」にある「MOVIX伊勢崎」(11スクリーン、全2222席)と、真っ向勝負ということになる。

前橋市は、今のところ映画館のない全国唯一の県庁所在地として知られており、両映画館の上映映画がすべて同じと言うことはないにしても、今まで「MOVIX伊勢崎」まで出かけていた旧前橋市、富士見村の映画ファンの多くを取り込むことになるだろう。

「紀伊國屋書店」は、読書家の間でのブランド訴求力は抜群であり、前橋市の老舗書店「煥乎堂」(現在経営建て直し中)にとってはマグニチュード7クラスの激震になるかもしれない。

また、「戸田書店前橋店」、「文真堂天川店」、「「ファミリーBOOK天川大島店」、「TSUTAYA文京店」にとっても大なる脅威である。

「けやきウォーク前橋」の最大のウィークポイントは、ショッピングモールの周りがすでに住宅地で、他の大型路面店の出店余地が殆どないことだ。

しかしながら、すでに近くにある群馬県生涯学習センター、群馬県公文書館などが開催するイベントや地元商工会の「文天商工会」(前橋市文京町1丁目、2丁目、3丁目、天川原町およびその周辺の商工業者からなる。「けやきウォーク前橋」は文京町2丁目にできる。Web上には「ぶんてんモール」を開設している。)と連携すれば、地域一体での集客効果が期待できるように思う。

Img_1474 (因みに「けやきウォーク前橋」の西側、道を挟んだ前橋市南町3丁目西端の南北通リの今後に注目したい。左の写真は、早くも「けやきウォーク前橋」の北側に出店準備をすすめる「洋服の青山」。)

自モールに魅力あるテナント集めも重要だが、それと平行して、こうした地元商工業者や公共施設とのコラボレーションを進めることが出来れば、今までになかった大型商業施設の営業展開になるのではなかろうか。

地元商工会側も、自店の魅力アップを図るとともに、積極的に「けやきウォーク前橋」に働きかけることで、共存共栄と相乗効果を高める道を探っていくようにすべきだろう。

消費者は、お気に入りの店を見つけることに、結構熱心です。

イオン高崎ショッピングセンターの動向とあわせて注目すべき地域です。

【「けやきウォーク前橋」ができる前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2006年8月26日 (土)

高崎市総合地方卸売市場の朝市、「ニコニコ感謝デー」に行く

朝市に行って一番困るのは、買ってきたものをすぐに食べたくなることです。朝市に行ってもお菓子のたぐいは余り買いません。買ってきたものはたいていビールなど飲みながら食べると旨いだろう、というものです。そうすると昼間からお酒を飲むことになります。すると誰かさんからお目玉を食うことになります。

で、高崎市総合地方卸売市場へはクルマをとばせば20分くらいの距離にもかかわらず、第2、第4土曜日に行われる同市場の朝市「ニコニコ感謝デー」に行ったことはありませんでした。

単身赴任で神奈川県の厚木市に居たときは、前橋に帰れない週末に、小田原厚木道路を使って小田原漁港の朝市や、湘南から三浦半島、時には伊豆稲取漁港の朝市などに出かけておりました。

小田原漁港の朝市では、イワシなどバケツ一杯200円でした。漁船からそのまま売り場に並べられる魚が朝日に照らされると、キラキラひかり、魚とはこんなにも美しい色をしているのかと、思わず見惚れてしまったのを覚えています。

そして肴になりそうな魚を仕入れて、厚木にとって返し、単身赴任のご苦労賃、などと自分に言い訳しながら、イカを捌いたり干物を焼いたりしながら、ビール付きの昼ごはんを食べることがありました(単身赴任ですからその間に洗濯なんかしたりしますけれど)。

Img_1064_2 そんな思い出に促されたのか、高崎市総合地方卸売市場の朝市「ニコニコ感謝デー」に一度行ってみようかと思うようになり、ついに今日行って来ました。

9時から12時となっているので、早いに越したことはないと思い、9時に着くべく家を出ましたが、到着した時には駐車場は8割方埋まっており、すでに市場のほうも営業しておりました。

鮮魚、精肉、青果。加えて漬物や鶏卵、包装資材や即席ラーメンの箱売りなどもあります。何でも2000人くらいの人が集まり、1日100万円以上売り上げる仲卸の店もあるとのことです。

朝市である「ニコニコ感謝デー」には初参加ですから、順に水産物、関連品、青果物と見て回りました。特に水産物のところでは肩が触れ合う混雑振り。

Img_1063 ひとの波をくぐりながら、あれこれ見ている間にも、品物はどんどん売れてなくなっていきます。全体を一巡して、めぼしを付けておいた水産物仲卸の店先に戻ったときには、すでにお買い上げ予定の品物は売り切れておりました。

12時まで営業するようですが、勝負はオープンから30分の9時半までです。

地方卸売市場で一般消費者へ市場開放した例は、高崎市総合卸売市場が先駆けでしょう。スーパーなどの量販店が地方卸売市場で生鮮品の調達を減らしたこと、大手外食チェーンの進出による地元資本の飲食店の苦戦、産直通販などの場外ルートの発達、はては農産物直売所の隆盛などから地方卸売市場を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。「中抜き」の傾向はここにも波及しています。

Img_1069 その回生策として一般消費者への市場開放に踏み切ったのでしょう。第2、第4土曜と言わず、毎週開催でもいいような気もします。でも、そんなことをすると、仲卸の本来のお客さんである小売店さんからの反発が激しいかな?

【高崎市総合地方卸売市場がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2006年8月21日 (月)

いよいよイオン高崎SCの開業迫る(注目のボディショップVSラッシュジャパン)

入社式が報道されるなど、今秋オープン予定のイオン高崎ショッピングセンター(高崎市棟高町)の開業がカウントダウンに入ったようです。

敷地面積12万2000平方メートル。商業施設面積6万8000平方メートル(店舗面積4万4370平方メートル)。駐車場3280台。核店舗が「SATY」で、その他170の専門店から構成され、年中無休で営業時間は午前9時から午後12時の予定ですから、周辺商業施設に与える影響は、超弩級になると思います。

Img_1022 特に高崎市北部、前橋市西部に住む人たちの消費行動に与える影響は大きなものになるでしょう。

数字が古くて恐縮ですが平成14年の商業統計調査よれば、高崎市(旧高崎市)の小売業商店数(飲食業除く)は2907店、売場面積37万9768平方メートル、年間商品販売額は3813億円です。

一方の前橋市(旧前橋市)は、小売業商店数(同)が3291店、売場面積42万9959平方メートル、年間商品販売額は3705億円となっています。

デベロッパーであるイオンモールによれば、イオンモールの1ショッピングセンターあたり平均商業施設面積は5万8706平方メートル、平均専門店数は115店、平均年間売上高は250億円だそうです。

イオン高崎ショッピングセンターの場合この平均商業施設面積、同専門店数を上回るので、年間300億円程度の売上高を見込んでいるものと思われます。

この数字を主に競合すると見られる旧高崎市の小売業と比較してみますと、売場面積では17.9%(イオンの方は商業施設面積なので実際はこれより少ないものと思われます。店舗面積では11.7%)、店舗数で5.9%、売上高で7.8%となります。

小売業の商業統計集計には、自動車の販売なども含まれていますので、イオン高崎ショッピングセンターの扱い品である衣食住関連品と競合しないこの金額約790億円(自動車・自転車小売業売上)を年間商品販売額から引いて計算すると、9.9%になります。

つまり、イオン高崎ショッピングセンターひとつで、旧高崎市の小売業のおよそ1割程度のウェイトを占めることになるものと思われます(影響は食品関連よりも、衣服・化粧品関連や住・雑貨品に大きく出るものと思われます)。

これからの時代、人口が増えるわけでも、1家計当たりの消費金額が大きく伸びるわけでもありません。となると、100%のゼロサム競争と言うことになります。イオン高崎ショッピングセンターの商圏内にある既存の売上10%が、吸い上げられる可能性がある訳です(もちろん商圏内の競合店が手を拱いているはずはありませんから、どうなるか今から断言する訳にはいきませんが)。

さらに来年になると前橋市において、ユニー(アピタ)を核店舗とする「けやきウォーク前橋」の開業が予定されています。店舗面積は3万4495平方メートルとこちらも巨大です。激震になることは避けられないものと思われます。

ところで、SC(ショッピングセンター)ではどのような専門店を集めるかが、集客力の面で重要な役割を果たすものと見られますが、イオン高崎ショッピングセンターに、今注目の自然派コスメのラッシュジャパンが出店するようなので、面白い対決が見られるのではないか楽しみにしています。

と言いますのは、イオン系のショッピングセンターですから同社の系列会社であるイオンフォレストが展開する「ボディショップ」も、このショッピングセンターに出店します。

同じ英国で創業され、同じような商品コンセプトをもつ、自然派コスメを扱うこの2社の直接対決が見ものです。

※ラッシュジャパンいついては下記参照。
http://www.lushjapan.com/

※ボディショップについては下記参照。
http://www.the-body-shop.co.jp/top.html

「ボディショップ」はイオン太田ショッピングセンターに出店していますが、「ラッシュジャパン」は群馬県内初の出店となります(確か「ボディショップ」は一度高崎に出店したことがあると記憶していますが)。

「ラッシュジャパン」は、私の前任地の厚木市に工場があり、一度お邪魔したことがありますが、様々な香料の匂いとその手作り振りが極めて印象的な会社でした(コスメといってもヘアトニックしか使わない私は、むせ返るような香料の匂いに面食らったのを覚えています)。

手作りを標榜しているだけに、いまどきの工場としては、めちゃくちゃ人員が多いのです。にもかかわらず高収益企業であるのは、商品開発と商品政策がしっかりと支持されており、高価格でも顧客が絶えないのです。

町田市にあるアウトレットセンターのグランベリーモール、海老名市にあるSCのビナウォーク、横浜赤レンガ倉庫街にある店しか見ておりませんが、店舗も独特のレイアウトとディスプレイで、来店客を楽しませます(風の向きによっては、店の100メートル手前くらいからラッシュジャパンの店舗があると分かります、大げさに言いますと)。

ここ数年は首都圏を中心に破竹の勢いと言ってもいい状態で、自然派コスメでは「ボディショップ」と並んで大きな勢力に育っています。

果たしてこのラッシュジャパンの手法が群馬でも受け入れられるのか。あるいはボディショップとの間で相乗効果を発揮することが出来るのか。はたまたどちらかが撤退を余儀なくされるのか、意地が悪いようですが、ちょっと楽しみです。

ラッシュジャパンは「けやきウォーク前橋」に出店してもおかしくないですね。

【イオン高崎SCが開業する高崎市引間町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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コールド・ストーン・クリーマリーに行列する

遅ればせながら行ってまいりました、コールド・ストーン・クリーマリーの佐野プレミアム・アウトレット店。

投資ファンドのキアコン(東京都渋谷区、社名の由来は気合と根性、ダイエー支援のスポンサーに名乗りを上げたことでも有名)さんの出資で、昨年6月に設立されたコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンが運営するアイスクリームショップで、佐野プレミアム・アウトレット店はその2号店として今年3月にオープンしています。

米国生まれで「マイナス9℃に冷やした石板の上で、アイスクリームとフルーツやナッツをミックスして、オリジナルなデザートをお作り」することがウリです(米国では1100店運営しているそうです)。

六本木ヒルズに出した1号店がマスメディアにたびたび取り上げられたこともあり、一気にブレイクしました。

午前8時半ごろ前橋を出発して、途中休むことなくひたすら国道50号線を群馬県と栃木県でも群馬県に近い佐野市に向けて走り続け、午前10時のアウトレットオープン時間ぴったりに現地到着。

(途中、足利市近辺のガソリンスタンドではレギュラーガソリン1リットル132円の看板がわんさか出ておりました。もちろん帰りに満タンにしてきました。不倶戴天の仇敵と言われる両毛丸善さんと松島石油さんの過酷な戦いの賜物と思います)

Img_0984 1番乗り確実と思って、スキップしながら店の前まで行くと、ゲゲッ、すでに人の列が出来ておりました。流行りものには弱い私ですが、世の中には同好の方々がいるもんです。

たかがアイスクリームですよ、それを朝早くからこの騒ぎ。

行列の人たちがうんざりしてるかと思いきや、炎天下にもかかわらず、どの顔もうれしそうなんですね。ついに、あのコールド・ストーン・クリーマリーのアイスクリームまでもう一歩のところまで来た、と言った喜びがにじみ出ているんです。殆ど全員エベレストの頂上を目のまえにした登山家状態。♪子供は喜び軒下かけり~、犬は気圧されダウンする~♪といった混乱が店の前で繰り広げられておりました。

50番目くらいの位置は確保できたので、アイスクリームだものそんなに待ち時間は掛からないだろうとタカをくくっていたのですが、そうした甘い考えを打ち砕いたのが、10時ちょっと過ぎに店の中から出てきた店員さんの一言。始め店員さんの登場に、おおッ!ついに開店かとどよめきが起きたのですが、店員さんの口から出た言葉は、11時にオープン致しますので今しばらくお待ち下さい、だと。

無慈悲な一言に、あたりの興奮は一瞬にして氷となりました。炎天下、砂漠の隊商にも似た一団が見たものは、実は、蜃気楼のオアシスだったのです。あと1時間、本物のオアシスを求めて、砂漠の隊商は再びさまよわなければならなくなりました。

Img_0991 その間にも行列は長くなるばかり。警備の人に行列の指導を受け、子羊たちは念仏のように「コールド・ストーン・クリーマリー・アイスクリーム、コールド・ストーン・・・」と唱え続けておりました(まあ、これは嘘ですが、心の中ではそう唱えて暑さを凌いだのだと思います)。

11時近くになって、店員さんが予めオーダーを聞いてしまおうとメニューを配り始めた時に人々の興奮は最高潮に達しました。1回目の配布で、このメニューが受け取れるか受け取れないかが、運命の分かれ目のような雰囲気で、このメニューは天国への切符にも似た扱われ方でした。

1回目のメニュー配布は私の後ろの人で終了。危うく2006年8月20日、コールド・ストーン・クリーマリー佐野プレミアムアウトレット店第一次入店団の選から漏れるところでした。後ろの人など馬券を買った人のように「来るかッ?来るかッ?」と盛んに言っておりました。

Img_0994 しかしですね、♪ハイホ~ッ!ハイホ~ーッ!♪と作業の手を休めずに合唱する店員さんたちに迎えられて入店するまでは、それからなお30分の時間が必要でした。

(お好み焼きの「道頓堀」で、「畏まりました、ポンポコポ~ン!」と言われた時も魂消ましたが、「コールド・ストーン・アイスクリーム」の歌う店員さんたちにもびっくりです。労働がきついのでしょうか?労働に伴う歌というと、すぐに漁師さんとか、きこりさんとか、ボルガの舟歌を思い出してしまうものですから・・・冗談です。)

Img_0998 左はオーダーした「ベリーベリーグッド」と「アイランドライフ」と夏限定の「マンゴーなんとか」。美味しかったかって?アイスクリームを食べた後の水が、最高に美味しかったです。

(写真はクリックしてみて下さい。)

【コールド・ストーン・クリーマリー・アイスクリーム佐野プレミアムアウトレット店から軽井沢町までの直線距離≒56マイル≒89km】

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2006年8月 8日 (火)

不思議ワールド「食の駅」吉岡店

農産物直売所の隆盛に刺激されて、県内の食品スーパーでも地域の農家が作った野菜を販売するコーナーを設けるところが多くなってきました。

昨日取り上げた「スーパーTOMY」(高崎市)もそのひとつです。「Aコープ」も経営母体が経営母体ですから、そういったコーナーがあります。榛名町と吉井町に店舗がある「パワーセンターうおかつ」も、「両水」も同様の試みをしています。

そんな中で高崎市箕郷町に本社があるファームドゥ(株)が展開する「食の駅ぐんま」吉岡店はユニークです。

農産物直売所と同じように、取り扱いの主力は野菜・果実ですが、野菜・果実に負けず劣らず加工食品の品揃えにも力を入れています。

それもナショナルブランドは殆どなく、群馬県の加工食品メーカーの商品中心に売場が作られています。珍品の類まで揃えてある不思議ワールドです。こういった店は「食の駅」吉岡店以外見られません。

かりんとうの浪花製菓、せんべいの三俣せんべい、寒天のオヲツヤ、前橋市三夜沢町にある「とんとん広場」の経営で知られるエーアンドブイ企画を始め、群馬県内の漬物メーカー、製麺業者が商品供給しています。パンや惣菜などは個人レベルの方が納入しています。

パンフレットによれば、農産物生産者800名、加工食品業者500名の協力者がいるそうです。「ぶんぶんとまと」の加藤農園(富岡市)や下仁田納豆(下仁田町)の商品、二八車家(藤岡市)のモツ煮も手に入ります(二八車家に関しては「モツ煮」の記事を参考にして下さい。スーパーTOMYでも 二八車家のもつ煮を扱っています)。

店の印象はさながら、農産物直売所と観光地の土産物店、さらにはちょっとハイソな健康食品店の3つを合体させたような感じといったらいいでしょうか(余計分からなくなった?)。

飲食店と軽食コーナーも併設されています。日曜日には店外で、炭火で焼いた鮎の塩焼きを1尾300円で売っていました。

現在「食の駅」は群馬県に4店舗、埼玉県に1店舗の合計5店舗運営されているそうです(私が行ったのは吉岡店だけですが)。

もともとこのファームドゥ(株)という会社は、大手ホームセンターに勤務していた岩井雅之社長が、農業資材の販売店経営を目的に設立したものです。農産物の生産、販売など徐々にその周辺領域に事業を広げて行き、平成16年10月に「食の駅」の1号店となる吉岡店をオープンさせています。

(「食の駅」吉岡店の場合、近くにカインズ、ベイシアを核とするショッピングセンターがあります。これが出来たことも農業資材の販売店から業態転換する誘引になったと思います。このショッピングセンターの集客力を「食の駅」吉岡店はうまく生かしています。小売業や飲食業の場合、立地選定は重要な条件です。有名な飲食店検索サイトを運営する会社の社長さんは、自らの著書で「この検索サイトの登場により、飲食業は立地の制約から解放された」というようなことを書いていましたが、少なくとも地方においては、依然立地は重要なテーマです。)

最大の特徴は、先ほど言いましたように加工食品においては殆どナショナルブランドの扱いがないということでしょう。製品を手にとって、これはどういう人が作ったのだろうとチェックするだけでも、なかなか楽しめます。

実は長い間、私はこの「食の駅」の前は素通りしていました。「道の駅」と紛らわしい名前に多くを期待していなかったからです。「道の駅」にはつきものの、農産物直売所の亜流くらいにしか思っていなかったのです。

実は、農産物直売所もピンからキリまでありますが、どちらかというとキリの方の農産物直売所をイメージしていたのです。

しかしものは試しと思い直し、この間初めて入ってみたのですが、群馬産の加工食品の品揃えの厚さに驚かされました。脱帽です。特に個人レベルの方の製品が多いことに感心してしまいました。食品、製造販売の新たな可能性さえ感じました。

(惜しいな、と思ったのは、畜産物は兎も角、鮮魚関連の売場はなくても良いのではないでしょうか?また、農業資材のレジ、軽食コーナーのレジ、加工食品のレジ、野菜などの生鮮品のレジと精算場所が何ヶ所にも分散されているのも気になります。ついでに言えば、商品陳列がやや雑な感じがします。珍味類で直射日光を浴びているものもありました。)

(小売業・飲食業などの現金商売は、商品の検収、在庫管理、現金合わせのマネジメントが確立しないまま多店舗展開をすると、致命的な結果を招きがちです。かつての「牛丼の吉野家」

はその典型例です。)

(多店舗展開をしていく場合、一番の問題は店長さんの力量です。同じ店名でありながら、同じ会社がやっている店なのかと思ってしまうチェーン店も少なくありません。)

【食の駅吉岡店がある吉岡町から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒38km】