2007年11月 4日 (日)

富岡「高田食堂」のカツカレー

Img_2456 10月28日エントリーの『三途川を渡って「富岡製糸場」に行く(その1)』、『同(その2)』、『同(その3)』に書きましたように、先週の日曜日は富岡市に出かけた訳ですが、昼飯をどうしようか迷いました。                     

写真の「来々軒」も捨てがたかったのですが、一年中やっていると言う看板メニューの「冷やし中華」を食べるにはちと気温が足りなかったものですから、10月8日エントリーの『「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」を発見す』で取り上げたご当地レトルトカレー「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」の元になった「高田食堂」さんに大いに期待して入ることにいたしました。              

Img_2457 で、注文はカレー関係に決まってますね。                      

で、「カツカレー」です。          

『「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」を発見す』に書いたようにレトルトの「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」がレトルトカレーとしては水準以上だったので、その元になった、本家本元のカレーやいかにと、胸の鼓動は高鳴り(単に動悸息切れ気味だけですが)、待ち遠しさに1分が1時間にも2時間にも感じられました。 

Img_2464 しかし、です。               

正直に申しましょう。今や遅し、とガッついたカツカレー、レトルトに比べるとスパイシーさに劣るのです。    

角切りの豚肉はおいしいんですが、ルーにやや風味が足りないと感じてしまいました。                 

できればレトルトと同じスパイシーなルーに、このカツカレーにごろんごろん転がっている豚肉の組み合わせであって欲しかった。   

Img_2392 ついでに言っちゃえば、サラダ、漬物の類が3~4種類付いていても不思議ではない値段(800円)ですが、出され方がちょっと素っ気ない感じが致しました。                      

さらに言っちゃえば、上に乗ったとんかつ君は、かつて30年近く前、大学食堂で良くお会いしたお仲間のような感じがしました(脂身は少ないですよ)。             

量の多い少ないではないのです。                          

料理を注文した人間をおお~ッ!とビックリさせるものがないんです。    

それが惜しい・・・。Img_2468                                                

食べ物はあくまでも好みですから、ワタクシがそう感じただけです。      

店はそんなに混んでいるというわけではありませんが、頻繁に出前の方が出たり入ったりしておりました。       

地元にディープなファンが多いのだと思います。                  

それはそれとして、七味とうがらしの「吉田七味店」やその反対側にあった「シルクうどん」(食べたこと、ありません)の看板を見ながらブラブラする富岡の街中は魅力的です。                      

紅葉狩りの帰りにでも寄って、「街歩き」を堪能してください。          

歴史のある街だけに、行くたびに発見のあるところです。                 

『軽井沢まで何マイル?』は、こちらに引越しいたします→http://yamauchi-hiroo.com/    

【「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」の元になったカレーを出す「高田食堂」がある富岡市から軽井沢町までの直線距離≒18マイル≒29km】

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2007年10月 8日 (月)

「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」を発見す

Img_1191 「街おこし」の手立てに食べ物が使われることは少なくありません。代表的なところでは、餃子、うどん、焼きそば、焼き鳥などでしょうか。

昨年まで単身赴任していた神奈川県では横須賀市がカレーを使ってお客さんの呼び込みを図っています。

カレーが一般化する過程で、日本海軍が果たした役割が少なくなかったことに由来するようです。

海上自衛隊は、今でも金曜日の昼食はカレーライスと決まっているとか。

そして土産物用のご当地カレーとしてレトルトパウチの「横須賀海軍カレー」を用意しています。

※「横須賀海軍カレー」については下記参照
http://yokosuka-curry.com/

国民食となったカレーですが、レトルトパウチの「ご当地カレー」、群馬県にも無いものかと思っていたのですが、この間、発見しました。

Img_1371 「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」がそれです。

過日、所要で富岡市に行き、ついでに「富岡製糸場」に寄ったのは、07年10月3日エントリーの『「旧官営富岡製糸場」の北東一帯も「世界遺産」に登録したいと考えた』に書いた通りですが、この「北東一帯」にある七味唐辛子で名高い富岡市の「吉田七味店」に置いてありました。

富岡製糸場に使われたレンガと同じ大きさの紙箱にレトルトパウチのカレーが二つ入っています(180グラム二袋で500円)。

Img_1378 ご当地ものというとまず思い浮かぶのは「ラーメン」ですが、実は全国各地のご当地ラーメンを1社で数百種類も引き受けている製麺業者さんがあったりします。

かつて群馬の近代こけしが東北地方各地の土産物用こけしに変身していたのと同じようなことかも知れません。

で、さして期待はしていなかったのですが、試しに食べてみて意外に「本格派」なのにビックリ。

具は豚肉と玉ねぎのみの正統派。

Img_1393 食品表示を見ると、原材料名の一番始めに「豚肉」が来て、二番目に「玉ねぎ」が来ます。ということは、原材料として一番多く使われているのは「豚肉」で二番目が「玉ねぎ」ということを意味します。

実際食べてみて、ウソはありませんでした(ただ、レトルトパウチの技術的な限界から豚肉の食感は「缶詰の肉」になっています。現状ではいた仕方ありません)。

コクがあってスパイシー。辛さもワタクシには丁度良いレベルです(お子様用には、辛いでしょうね)。

レトルトパウチのカレーとしては、その値段、その量など総合的に判断した場合、全国でもかなり上位にランクされるのではないでしょうか。10位以内は間違いなし、のような気がします。

Img_1374 この「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」は、地元富岡市で「カレーと言えば高田食堂」と言われる洋食店「高田食堂」のカレーのレシピを元に作られたものだそうです。

「高田食堂」、カツカレーとソースカツ丼が名物だそうです。

「高田食堂」も例の「旧官営富岡製糸場」の北東一帯にありますから、富岡市に行ったら是非寄らねばなりません。

(「高田食堂」の写真は「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」の紙箱に印刷されたものを借用しました。カレーライスにのる福神漬けは、後から加えたもので、「富岡製糸場工女さんも愛したカレー」に付いているものではありません)

【「富岡製糸場工女さんが愛したカレー」が売っている富岡市から軽井沢町までの直線距離≒18マイル≒29km】

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2007年9月17日 (月)

北海道限定「じゃがポックル」と函館ペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」を貰う

北海道土産というと石屋製菓の「白い恋人」が定番でしたが、ご案内のように「白い恋人」は今年8月、賞味期限改竄問題等の露見でコケちゃいました。

Img_0332 それに替わってというか、その前からと言うべきか、カルビーの北海道限定商品、同社千歳工場製「じゃがポックル」がたびたび売り切れとなる断然人気商品になっております(「じゃがポックル」の商品名はワタクシが解説するまでもなく、「じゃがいも」とアイヌ伝説に出てくる小人の先住民「コロポックル」に由来するのでしょうね)

実はその「じゃがポックル」、この8月始めに義弟が北海道出張土産に買ってきてくれたんです。

(「求めよ、さらば与えられん」です。以前から食べたいと思っていた「じゃがポックル」、意外に早く手に入りました。それとも酔っ払ったとき「じゃがポックル」買って来てと頼んでいたのを忘れただけでしょうか?)

貰ったのは、「白い恋人」の賞味期限改竄が新聞で取り上げられる、ほんの数日前だったと思います。

義弟は「白い恋人」にしようかどうしようか、大いに悩んだ末、最後の購入可能プレイスである新千歳空港で「じゃがポックル」を選択したそうです。

「じゃがポックル」、生産が間に合わず、行列しても、お一人様2箱までという、厳しい購入制限があったそうです。

Img_0321 (たった2つしか手に入らなかったそのうちのひとつを分け与えてくれた訳です。あんがとさん(涙))

ところで、もし義弟が、「白い恋人」を選択し、ワタクシが貰ったままなお食べないうちに「白い恋人」問題で世間が大騒ぎになっていたら、ワタクシはその「白い恋人」を食べたであろうか、と自問自答してみました。

さて、どうでしょう。

迷いに迷った末に、と書きたいのですが、ワタクシは何の迷いもなく、「白い恋人」問題を追及するテレビ番組を見ながら、或いは新聞報道を読みながら全部喰っちまっただろうな、と貪欲な我が胃袋の辺りを撫でさすりました。

石屋製菓の中でも新千歳空港店は売行き抜群のところだろうから、賞味期限改竄「白い恋人」はすでに売れてしまって無かったに違いないと、都合よく解釈するのが第一の理由。

賞味期限が数ヶ月過ぎたくらいで、お腹を壊すほど柔な胃袋ではない、というのが第二の理由。

そして、せっかく人様からいただいた品物を、無碍に丸ごとゴミ箱に捨てるのはいくらなんでも忍びないという「もったいない」の思いが第三の理由。

付け加えれば、率先して毒見をしてみようという犠牲的精神が第四の理由です(すべて単に食い意地が張っているというだけですが・・・)。

Img_0330 それにしても、問題の発覚直前に「白い恋人」を購入したか贈られたかして、問題が発覚して大騒ぎになった後も「白い恋人」が残っていた人は、その「白い恋人」をいったいどのようにしたのでしょう。

是非、知りたいところです。

まあ、それはそれとして、本題の「じゃがポックル」に話を戻すと、「じゃがポックル」はポテトチップスに比べれば、数段生じゃがいものフレンチフライに近い味です。

しかし、フレンチフライとも言えないんです。また違うんです。

かといって、同じカルビーの人気商品「じゃがりこ」みたいにカリカリ感だけではないのです。

Img_0327 乾燥しているんですがカリカリだけの食感ではなく、そこにほのかな生じゃがいもフレンチフライの味が潜んでいる、というか湧き出してくる不思議な味わいなんです。

味は、生じゃがいもフレンチフライテイストで、食感がカリリとした摩訶不思議な食べ物です。

義弟は乾燥食感の食べ物だけでは不充分と思ったのか、人気上昇中の函館「ペイストリー スナッフルス」の「チーズオムレット」も一緒に買ってきてくれました。

※「ペイストリースナッフルス」については下記参照
http://www.hakodate.ne.jp/snaffles/

本来甘党、そしてカウチポテトライフ人間のワタクシとしては感謝の述べようもありません。

もちろんカルビーの「じゃがポックル」もペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」も、賞味期限を何日も残して食べつくしてしまいました。

【カルビーの「じゃがポックル」とペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」をいっぺんに食べてしまった自宅がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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高崎「角田製菓」のまんじゅう

粉食文化発達の地である群馬県では、おまんじゅう屋さんがあちこちにあります。

Img_6546_2 しかし、「おまんじゅう」一本で勝負しているおまんじゅう屋さんとなると、そう多くはありません。

大抵、どら焼きとかの「あんこもの」和菓子を数種類一緒に売っています。

そんな中で高崎市にある「角田製菓」さんは「まんじゅう」一本槍の店(上の写真は「角田製菓大沢店」)。

まんじゅう以外、他に何もありません。

Img_6544 潔いまでのその心意気に共鳴して、ファンは日夜「角田製菓」さんに通います(いけない、筆が滑りました。角田製菓さん、夜は営業しておりません。左の写真は「角田製菓」西島店)。

「角田製菓」さんが目指すのは、前橋にあった伝説のまんじゅう屋「片原饅頭志満屋本店」の味。

かつて(今も?)、「元黒飴」、「萩のかりんとう」、「片原饅頭」、「原嶋屋の焼き饅頭」が前橋4大名物といわれておりましたが、その一角に燦然と輝いていた、あの「片原饅頭」です。

Img_6551 個人的には、07年4月4月29日にエントリーした『「あんこもの」好きに朗報』で取り上げた前橋「たむら園」さんの薄皮饅頭が一押しなのですが、「角田製菓」さんのご努力に敬意を払うに、少しも吝かではありません。

競争による切磋琢磨、刻苦研鑚が、作り手の腕を上げ、消費者を引き付けます。

まんじゅうに対する甲論乙駁、侃々諤々(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)の論議が交わされてこそ、日本国における粉食文化群馬県の存在が高まるのです(些かオーバー、ですね)。

Img_6552 伊香保温泉(渋川市)には「竹内製菓」があり、旧榛名町(高崎市)には「おみたまんじゅう」がある(竹内製菓にご関心の向きは、07年1月7日エントリーの『ちょっとだけ伊香保を散歩する』をご参照下さい)。

そして旧群馬町(高崎市)を拠点に「妙見茶屋」さんが頑張っている(余談ですが、「妙見茶屋」さんのどら焼き、最近すっかり気に入っております)。

さらには渋川市の「中村のまんじゅう」もあれば、岩井洞ドライブインの酒饅頭も、伊勢崎の「親玉まんじゅう」もある。

Img_6553 そういう競合状態こそ、粉食文化群馬県の美しい「まんじゅう環境」です。

「角田製菓」さんのモダンなお店の造りは、従来の饅頭屋の概念を覆すものです。

ニュースタイルの店舗提案には、「まんじゅう」を新時代に相応しいものにする意気込みが、ひしひしと伝わってきます。

カロリー過多の時代の中で、「まんじゅう」を単なる饅頭から、体に優しいヘルシーなお菓子として捉え直そう、という意識改革の姿勢が感じられるのです(力、ちょっと入りすぎでしょうか?)。

Img_6566 ワタクシの知り合いには「まんじゅう」を2個食べてからお酒を飲む人間もいます(ウソか本当か、本人はこれが医学的に裏付けられた正しい酒の飲み方だ、と主張しております)。

今年は9月25日が十五夜。そして10月23日が十三夜。

月見団子も結構ですが、今年からは月見まんじゅうでお月様を迎える、というふうにしては如何でしょうか?

(やっぱ、駄目?)

【まんじゅう一本槍の「角田製菓」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年8月 1日 (水)

「キャラメルチーズケーキ」でなければ1週間でやってくる

「キャラメルチーズケーキ」でなかったせいか、1週間でやってきました。

Img_8937 本来甘党のワタクシは、07年6月18日エントリーの『「キャラメルチーズケーキ」は忘れた頃にやってくる』で取り上げたキャラメルチーズケーキが悪くなかったので、キャラメルチーズケーキ以外の品は如何?と思い、オーガニックサイバーストア=株式会社ドゥマン(茨城県筑西市)さんに「生チーズケーキ」、「メイプル生チーズケーキ」、「生チョコケーキ」の3本セットを頼んでしまいました。

(一息で読みきれた?)

上の写真がその中味です。

Img_8939 (左写真はおまけのロールケーキとシュークリーム)

「キャラメルチーズケーキ」の発売までは、このセットがオーガニックサイバーストアさんの一番人気商品だったそうです。 

ひとつの商品に自足することなく、新たなヒット商品開発に挑戦邁進するんですからすごいですよね。

20万セット突破記念で送料無料。税込みで3,129円。単純に売上を計算すると、これだけで6億円の売上。

Img_9088 (左写真は、「メイプル生チーズケーキ」です)

やってくれます。

マンゴープリン1個、シュークリーム多数、ロールケーキ1本がオマケについているので何だか得した気分。

注文したのを忘れた頃にやってきた「キャラメルチーズケーキ」に対し、この3本セットは約1週間で到着致しました。

早ッ!ですね。

Img_9099 (左は「生チーズケーキ」です)

もっとも、店頭購入持ち帰りなら、すぐに食べられるわけですが・・・。

3本食うのかよ、と思われた方がいらっしゃるかも知れませんが、決して一人で全部食べるわけではありません。

かといって、一族郎党眷属姻族友人知人通りすがりの人まだ見ぬ人にお配りするわけでもありませんので、3本は充分な量です。

それに、濃厚濃蜜homogenizedな味ですので、ワタクシなど一度にそうたくさん食べられるわけではありませんし。

Img_9191 (左は「生チョコケーキ」です)

ところで、食品に限らず、消費財においては、市場に絶えず飢餓感を醸成させておくという手法があります。

「売り切れじまい」などその際たる例ですが、そのまま「売り切れじまい」で家業のレベルにとどまるか、より多くの消費者に「安定供給」するため企業化の道を進むのか、ヒット商品を産んだ多くの企業が選択を迫られてきました。

オーガニックサイバーストアさんはすでに「企業化」の道を選択したようです。

今後どのような事業展開を図っていくのか、注目されるところです。

【オーガニックサイバーストアに「生チーズケーキ」、「メイプル生チーズケーキ」、「生チョコケーキ」の3本セットを頼んだワタクシが住む群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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前橋「すってんぺ」のドッキング麺とエビ塩あんかけラーメン

よくよく考えてみると、前橋中心街には中華料理関係で旨い店が結構あるものです。

すでに担々麺と麻婆豆腐の「四川楼」や、点心の「中国風居酒屋 かおり」については取り上げました。

(「四川楼」にご関心の向きは、07年7月15日エントリーの『前橋「四川楼」の担々麺』や07年6月21日エントリーの『前橋「四川楼」は中華のパラダイスだった』を、「中国風居酒屋 かおり」については、07年7月16日エントリーの『高校同窓会総会&前橋「中国風居酒屋 かおり」の点心』をご参照下さい)

Img_9217 今回はスズラン百貨店前橋店近くにある「すってんぺ」です。

「すってんぺ」のご主人はブログをやっておりますので、下記のURLをクリックしてみて下さい。今日の「お薦め」情報もゲットできます。
http://blog.livedoor.jp/toukyou2/

中心商店街で米穀商を営む、学校の先輩から「すってんぺ」の名前は結構前から聞いていたのですが、実際にお邪魔したのは今年になってからです。

(米穀商の先輩もブログをやっておりますので、是非下記のURLをクリックして下さい)
http://blog.goo.ne.jp/kome0141

この春、15人ばかりの集まりに参加したとき、集合場所が「すってんぺ」でした。それが初めての「すってんぺ」です。

貸し切り利用で、料理はコースで用意されておりました。

Img_9224 ワタクシが参加するのは大抵おバカな宴会なのですが、その時の集まりは、大きな議題があって、結構まじめなテーマでしたので議論が先になり、ゆっくり料理を味わうと言う雰囲気ではなかったのですが、それでも、米穀商の先輩が言った通り、センスの良さははっきり感じました。

ま、平たく言えば旨かったのです。

「それについてはこういった面からの視点も考えて見なければならない」などと言ったあと、ビールを一口飲んで「このイカうまいじゃないか」と付け加える感じです。

2度目はその数週間後、街中で何かの会合があって飲んだ後、お腹が空いたので、寄ったのだと思います。

いつも持ち歩くデジカメに、フラッシュがたかれて表面がハレーションしている麺類のドンブリ写真が残っていたので、かろうじて、昨日「すってんぺ」に寄ったのだな、と分かった次第。

酒量を過ごすと、すっかり記憶が飛びます。悲しい老化現象です。

Img_9846 で、その後ご無沙汰していたので、7月になってから、ちゃんと記憶の残る素面のとき、昼飯に2度ほど出かけました。

1回は「ドッキング麺」、2回目は「エビ塩あんかけラーメン」のオーダーです。

「ドッキング麺」、何のことだか分かります?

「エビ塩あんかけラーメン」はイメージしやすいですが、「ドッキング麺」はその解説が書いてあるメニューを見ない限り分かりません。

(「ドッキング」というと、ワタクシなんか1975年7月の宇宙船「アポロ」と「ソユーズ」のドッキングを思い出します。その後「ドッキング」、様々な意味を込めても使われるようになりました・・・。紅顔の美少年と呼ぶ人がいなかったわけではなかったワタクシは、その年齢のため、「ドッキング」の言葉に過剰反応したことがあったように記憶します)

「広東麺」と「担々麺」をドッキングさせたものです(写真上から2番目)。

ですからお約束通り、「広東麺」の象徴であるイカもエビも入っています。イカの火の通し具合、ワタクシにはお気に入りです。

(創作意欲の強い「すってんぺ」の主人ですので、「ドッキング麺Ⅱ」とは書いてありませんが、そうした品書きもすでにあります。「ドッキング」されるのは「担々麺」が多いようですが、「ドッキング麺」1号の相手に選ばれた「広東麺」が焼きもちをやいている風はないようです)

「エビ塩あんかけラーメン」は、ベタに言ってしまえば「えび麺」ですが、他の「えび麺」とスープが大いに違います。

清湯スープで、上品な味わいです。このスープを飲むと、ご主人のセンスのよさが、良く分かると思います。

(07年7月21日エントリーの『前橋「天安門」の担々麺とえび麺』で取り上げた「天安門」のえび麺は、鶏がらスープで塩をややきつめにしておりますが、これはこれで大変おいしいものです。お試しあれ)

メニューにはこのほか「レタトマラーメン」など気になる料理がてんこ盛り状態です。

昼飯時、2度行って2度とも女性客が半分以上を占めておりました。

もちろんそれが主たる目的ではありませんが、メニュー全制覇に向けて奮励努力する所存です。頑張ります。

(「もつ煮十番勝負」も07年6月14日エントリーの『もつ煮十番勝負(その四「久松」の巻)』で止まっているので、そちらもやっつけねばですねぇ・・・)

【「ドッキング麺」がメニューに載る「すってんぺ」がある群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年7月21日 (土)

前橋「天安門」の担々麺とえび麺

なんでこの店を発見したのか思い出すべく懸命に努力しましたが、思い出せません。

Img_9308 (「自主開拓店」だったのか「教示訪問店」だったのかも忘れてしまいました)

しかし10年前にはすでに知っていたように記憶しております。

「旨いラーメン屋さんはどこ?」と訊かれると、前橋市利根西地区に住んでいるワタクシとしては、その近さもあり、大抵この店の名前を挙げることにしております。

(念のため申し添えれば、「天安門」さんはラーメン屋さんではなくて、中国料理屋さんです。麺類ばかりでなく、他の料理もグッドです。ワタクシの場合、友人知人に出くわす確率が一番高いのもこの店ですね。)

Img_5797 初めてこの店で担々麺を食べたとき、「お~ッ!ちゃんと料理している担々麺だ~ッ!」と感動したものです。

(それまでは名ばかりの担々麺にしか会ったことがありませんでした)

07年7月15日エントリーの『前橋「四川楼」の担々麺』を書いておきながら、その舌の根も乾かぬうちに、そりゃないだろうと思われる方があるかもしれませんが、両方とも愛しております。

昔、高校の古文の授業でT先生が『源氏物語』の講義中、ニキビ面の高校生を前にして、「諸君は、同時に二人の、いや複数の女性を愛すということができると思うか?ん~ん、どうだあ?どう思う?実は、実はだなあ、この物語のように、できるんだなあ」と宣(のたま)ったとき、こころ美しき純粋人間純度100%の恋愛に憧れるワタクシとしては、なんと不潔、なんと不純、なんと不実と光源氏ではなくこの先生を軽蔑したものですが、「四川楼」の担々麺と同時に「天安門」の担々麺を愛す今のワタクシは、T先生の発言の奥深さをしみじみ思い、短慮だった自分を反省している次第です(実は、この二つの担々麺ばかりでなく、今では複数の担々麺を愛しているんです・・・)。

Img_9302 告白すれば、ワタクシは「天安門」において、担々麺ばかりでなく、えび麺も愛してしまっております(あえて言えば、一昨日食べたえび麺はエビの数が昔に比べ減ったような気がしますが、そう思うのはワタクシだけでしょうか。そして塩気が少し薄くなった気もします・・・)

(えび麺は07年7月4日エントリーの『久々に前橋「広ちゃん飯店」に寄る』で書いたように「広ちゃん飯店」で食べたばっかりです・・・)

ワタクシは罪深い人間なのでしょうか?ラーメンじゃなくてアーメン・・・。

(複数の旨い担々麺が存在する群馬県に関心の向きは『群馬の地域ブランド力は43位だって』をご参照下さい)

【ちゃんと料理してる担々麺を出す「天安門」がある群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年7月15日 (日)

前橋「四川楼」の担々麺

「前橋七夕まつり」の最終日である7月8日、街中にチャリンコ散歩で出たついでに、07年6月21日エントリーの『前橋「四川楼」は中華のパラダイスだった』に書いた「四川楼」に寄りました。

Img_8629 念願の担々麺を食べるためです。

その前に2度ほど「四川楼」に行ってみたのですが、2度ともお休みの日にかち合って果たせず、「前橋七夕まつり」の最終日である7月8日は3度目の正直でした。

(「前橋七夕まつり」にご関心の向きは、07年7月7日エントリーの『平成19年「前橋七夕まつり」やってます』、同日エントリーの『平成19年「前橋七夕まつり」やってます(露天商)』、同日エントリーの『平成19年「前橋七夕まつり」やってます(花より団子篇)』、07年7月8日エントリーの『「前橋七夕まつり」に厚木から「Funny」来演す』をご参照下さい)

昨年8月に現在地に移ってきたそうですが(それまでは上毛電鉄前橋中央駅の近くでの営業だったそうです)、かつて名を馳せた「皇家」があった場所です。

で、「四川楼」の担々麺ですが、その尋常ならざる懲りように、思わず脱帽してしまいました。

麺はスープが良く絡むひら打ちです。

本格派の味です。

Img_8635 中国は四川省の重慶に行かなくていいかも、なんて思ってしまいます。

特にその酢の調合の微妙さ加減、利かせ方は、真似が出来る人はいないのではないかとさえ思ってしまいます。

辛いのにマイルドです。

気さくな人柄のご主人は「辛いですか?」と心配してくれたりします。

是非、お試しを。

(酢の風味を守るため、提供温度はやや低く設定されているようです)               

(群馬県にご関心の向きは06年9月1日エントリーの『群馬の地域ブランド力は43位だって』をご参照下さい)

【至宝の担々麺が食べられる前橋「四川楼」がある群馬県前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年7月12日 (木)

創業者が群馬県出身であるビックカメラの有楽町店横の地下にある「小洞天」でランチ

前回エントリーの「群馬から国士舘大学までの旅」に書いたように、7月10日は東京に出かけましたが、国士舘大学に寄ったあと、次の目的地である有楽町に出ました。             

Img_8835_2 で、有楽町に着いたときは丁度昼飯タイムだったので、JR有楽町駅前にある元「そごう」の「ビックカメラ有楽町店」横の地下にある「小洞天」でランチです(写真は銀座通りの「シャネル」のショーウインドウ)。

(ビックカメラの創業者である新井隆二氏はご存知のように群馬県出身です。確か、高崎工業高校を卒業しているのではないでしょうか。ヤマダ電機も群馬由来の家電量販店ですから、駅前発家電量販VS郊外発家電量販は、実は「群群対決」でもあるわけです。もっとも山田昇社長の出身県は宮崎県ですが・・・。ついでに言えば、群馬県人で、有名な登山家だった山田昇さんという方もいました。名前からして、すごいですよね)

高校生の頃から「小洞天のシュウマイ」のファンですから、つい寄ってしまいます。

Img_8805 (高校生の頃、東京で勤め人になっていた兄が、土産に買ってきてくれたのが「小洞天のシュウマイ」。粉っぽいシュウマイしか知らなかったワタクシは、初めてこれを食べたとき、ほんと感激しましたね。お肉一杯のジューシーシュウマイ。食べるたびにその感激を思い出します)

(それはそれとして、「崎陽軒のシュウマイ」。電車での缶ビールのお供に最適です。冷たいままでもよくビールに合います。これにさきいかとピーナッツがあれば、もう極楽昇天「余は満足じゃ」の境地。やはりワタクシは安上がりにできてます・・・)

Img_8803_1 メニューを見ると、午後1時過ぎになると名代のシュウマイが2個から4個に一挙倍増になるランチを発見。

丁度午後1時を過ぎたくらいだったので、欣喜雀躍、即断即決、一切の迷いなくそれを注文してしまいました。

で、いただいたわけですが、これに付いていた担々麺、ちょっと辛かった。

煙草を吸うので、人様より辛味に鈍感なはずなんですが、思わずむせました。

その前の7月8日日曜日に、前橋市の街中にある「四川楼」で昼飯に名物の担々麺を食べたばかりなので、余計辛く感じた次第(前橋「四川楼」にご関心の向きは07年7月15日エントリーの『前橋「四川楼」の担々麺』をご参照下さい)

フグ食べたわけでもないのに、ひさびさにしびれちゃいました(この辺もワタクシは安上がりにできていますね・・・)。                                              

追記:当初、ビックカメラの創業者である新井隆二氏が、「高崎商業高校」の卒業、と書きましたが、コメントをいただいた「上州屋千平」さんのご指摘により、「高崎工業高校」の卒業であることが判明しましたので、関係各位にお詫びし、訂正させていただきます。m(__)m

【ビックカメラの創業者である新井隆二氏が卒業した高崎工業高校がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年7月 6日 (金)

前橋「石田豆腐店」はすぐ近く

自宅近辺の買い物と言うと、あなたはどこに行きますか?

食品スーパー?

コンビニ?

それともドラッグストアですか?

「平成16年サービス業基本調査」によりますと、群馬県における食べ物屋さん(一般飲食店)は平成16年6月1日現在で6,627軒ありますから(およそ人口300人に1軒の割合)、もしかしたら一番身近なのは飲食店かもしれませんね(「買い物」と言う語感と若干違いますが・・・)。

Img_8368 もちろん上記4つの小売業へ買い物に行きますが、ワタクシはそれに加えて豆腐屋にも行くのです。

昔は、「近所に買い物へ」と言うと、お肉屋さんに行ったり、八百屋さんに行ったり、魚屋さんに行ったりしましたが、今、その辺の役目は食品スーパーが肩代わりしております。

瀬戸物屋さんだの、金物屋さんだの、雑貨屋さんだのの役割も、今は食品スーパーやコンビニに行けばことが足ります。

昔は牛乳屋がありました。昔は納豆を売りに来るおじさんがいました。同じように豆腐屋さんも夕方にはやってきました。

しかし今は、食品スーパーやコンビニ、ドラッグストアに行けば、いつでも牛乳も、納豆も、豆腐も買えます。

Img_8373 鍋をぶら下げて、そろそろ来るだろうなんて待っていなくても良くなったのです。

解熱剤や風邪薬を買いに薬局に走ることもなくなりました。

「煙草屋の看板娘」はすでに死語だと思います。自動販売機も「百恵ちゃん」や「昌子ちゃん」や「淳子ちゃん」から二世代も三世代も進化しました。

そんな中で、ワタクシの自宅近くには、夫婦二人で営む豆腐屋さんが奇跡的に残っているのです。

店の名前を「石田豆腐店」と言います。                              

(07年6月24日エントリーの「飯野知彦(デュークエイセス)、松井天斗、柳田衣里佳の共通項は?」で取り上げた松井天斗さんの実家「松井テント」があるのと同じ道路に面したちょっと東にあります。その誼でしょう。「石田豆腐店」にも「松井テント」に貼られているのと同じ「水戸黄門」のポスターが貼ってあります)                                

Img_8379 ワタクシが中学生の頃にはすでに商売をなさっていましたから、40年近く豆腐一筋の商売を続けてきたことになります。

今日のように暑い日は、スリッパを突っかけて、冷奴にする豆腐、冬の日は湯豆腐にする豆腐を買いに行く楽しみがワタクシには残されています。

豆腐は、食品スーパーでも、コンビニでも、ドラッグストアでも売っているのですが、ここでちょっと時候の挨拶などしながらわずか1丁か2丁の豆腐を買うのです。

ただ豆腐を買いに行くだけです。

Img_7918 それも最近流行の「プレミアム豆腐」ではなくて、普通に朝から毎日毎日丁寧に作り続けていつの間にか40年近く経った豆腐です。

何の変哲もてらいも無い、40年近く続く豆腐屋に豆腐を買いに行くんですが、考えてみれば、結構贅沢でしょ?

                                                

(よく考えてみたら、フーケ前橋店にもパンを買いに歩いて行ってます。ご関心の向きは07年6月15日エントリーの「フーケ前橋店のパン」をご参照下さい)

【40年近く続く「石田豆腐店」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年7月 4日 (水)

久々に前橋「広ちゃん飯店」に寄る

今日のお昼時間はたまたま前橋市公田町近くをクルマで走っておりましたので、久々に「広ちゃん飯店」に寄りました。

Img_8289 午後0時を回っていたのですが、ラッキーにもワタクシが店に入ると同時にカウンター席が1つ空き、順番待ちは回避できました。

(ワタクシの後から入った人たちは、順番待ち席に10分近く座っていたのではないでしょうか)

順番待ちは回避できたのですが、前回のブログ「月に一度は高崎『東竜』の肉味噌ラーメン」に書いたように、今週月曜日の昼食は肉味噌ラーメンでしたので、日替わりランチにしようかめん類にしようか悶々として悩んでしまいました。

今日の気温が高かったら、まず間違いなく日替わりランチを選択していたでしょうが、そうでもなかったので、乾坤一擲、結局「えび麺」です。

(ワタクシの隣の人は冷やし中華食べてましたけど・・・)

Img_8296 まあ何を選んでも間違いないのですが、またそれだから選択に迷ってしまうとも言える訳です。

本来ワタクシの一番のおすすめは「ニラレバ炒め」。丁寧に下拵えしてありますので、もちろんレバーに臭みなどなく、離乳期の赤ちゃんからお年寄りまでにこにこして食べています。

ごはん、がっぽがっぽ食べられます。

ここのご主人は、「広ちゃん飯店」を開業する前は前橋市広瀬町にある「C飯店」で中華なべを振っていた人です。

当時「C飯店」の駐車場は昼時になるとクルマがあふれておりました。

しかし今はそんなことも無いようです。

言うまでもなく、「C飯店」に行っていたお客さんたち、「広ちゃん飯店」の開店と同時に、どっと「広ちゃん飯店」に鞍替えしてしまったということですね。

お客は料理人に付く、とよく言いますが、その言葉通りの結果になっております。

幹線道路にも、生活道路にも面していない、分かりにくい田んぼ立地であるにもかかわらず千客万来の中華料理店、全国でも珍しい存在ではないでしょうか。

(それにしても「広ちゃん飯店」という店名、斬新です。インパクトあります。初めて「広ちゃん飯店」の店名を聞いたとき、ワタクシはぶっ飛びました)

お店は全席禁煙ですが、愛煙家の為の、外気直撃の席も用意されています。完全分煙です。

真冬でも、たまにその席で楽しそうに宴会をやっているグループもいらっしゃます。もちろん、ワタクシもその一人だったことがあります。

【ニラレバ炒めがお奨めの「広ちゃん飯店」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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月に一度は高崎「東竜」の肉味噌ラーメン

ブログを始めておよそ一年。それ以来、常にデジカメを持ち歩くようになったことが生活の上で起きた大きな変化でしょうか。

Img_8145 「デジカメ持ち歩き行動」によって分かったことがあります。

昼飯は出先でひとり食べることが多く、それを激写してまいりましたが、意外に保守的な「昼飯摂取行動」をしているのです。

07年6月1日には「前橋『そば平』では肉汁そば一本槍」を書きましたが、前橋の「そば平」さんには結構寄っています。

また、07年5月31日には「高崎『東竜』の肉味噌そば」を書きましたが、高崎の「東竜」さんにも月一くらいのペースで行っております。

実は一昨日の月曜日7月2日にも「東竜」さんに出掛けて肉味噌ラーメンを食べています。5月22日以来ですね。

Img_8149 意識して1ヵ月に一遍のペースを守ろうとしているわけではありません。

1ヵ月くらい経つと、自然に、夢遊病者のように「東竜」さんに足が向くようです。引き寄せられるように行っています。デジカメ写真の記録を見るとそのことがはっきりします。

手が震えるとか、落ち着きがなくなるといった禁断症状が出ることはないのですが、食べたいときが「東竜」さんの定休日に当たったらどうしようとは思っております。

【肉味噌ラーメンの「東竜」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年6月30日 (土)

前橋「うっふボーノ」のランチでビール

先週土曜日のお昼は「うっふボーノ」のオーナーであるT氏と、「うっふボーノ」でランチを食べたんですが、飲む?と誘惑するので、あっさり誘惑されてしまいました。

Img_7861 (T氏とは高校の同期で、お互い超優良の学業成績ではなかったので、かといって優良の学業成績でもなかったので、連帯しておりました。ロングテールの左が頭だとすると、右の方ですね。ですから、大学卒業後海外留学し、仕事についてからは海外出張が多いため英語ベラベラに進化したT氏に、社会人になってから再会したときは、T氏の着ぐるみを着た別人かと思いましたね)

なんてったって「ビール祭り」の幟が店の周りに立っているんです・・・。ワタクシは土曜日で休みですし・・・。

せっかくの好意的発言に、「いらない」と返事するのは、何だか失礼になるような気がしたんです。

みもふたも無いことはしたくない性格なんです。

Img_0255 ビールを夕方5時以前に飲んだら禁固3年に処すなんていう法律もないですし・・・。

本来甘党のワタクシですが、お酒は親の仇であるため、出会ったときは躊躇することなく戦います(本来甘党であることは、07年4月29日エントリーの「『あんこもの』好きに朗報」や07年6月2日エントリーの「『世界一おいしい』バウムクーヘン」、07年6月18日エントリーの「『キャラメルチーズケーキ』は忘れた頃にやってくる」を読んでいただければ、ご理解いただけるように思います)

そして根が真面目でひたむきですから(!)、戦うときは一生懸命に、そして徹底的に戦うため、端からみると、それがお酒好きに見えるようです。

(大きな誤解ですね)

この時はまだお昼だったので、不意に物陰から生ビールと言う名の仇が飛び出してきた感じでした。

それに逆上したわけではないんですが、1杯飲むのに5分はかかりません。5分で生ビールという名の敵を倒したと言えばいいんですかね。

Img_0406 あとは一気呵成です。

抜けば玉散る氷の刃、あとからワインという名の加勢も加わったのですが、殺到する敵をばったばったとなで斬りです。

先週の土曜日、飛び切り良い天気でしたし・・・。

(クルマ社会の群馬県では、東京のように、昼飯にとんかつ屋で軽くハーフ&ハーフなんてできません。どうせタクシーなり代行車で帰るなら、行き着くところまで行かなければ、です)

で、気がつくと戦いの場を「うっふボーノ」の近くにある「マーキュリーホテル」の中にある中華料理店「秀峰」に移して孤独に戦っておりました。

Img_7873 (T氏は夕方会議があるため「うっふボーノ」だけできり上げ、迎えに来たクルマで、タクシー常駐のマーキュリーホテルまでワタクシを送ってくれてから帰社して仕事に復帰)

(「秀峰」では代表取締役総支配人K氏が、高校のおバカな先輩を見るに見かねて話し相手になってくれました)

(ワタクシの場合、一度始めると、「撃ちてし止まん」まで止まりませんから。それにしても天気に恵まれ、「秀峰」からみえる赤城山、めちゃくちゃ美しかったですね。写真の1番下はその景色。赤城山の全容がど~んと見えるのです。稜線と山肌がクッキリ見えました)

ま、それはともかく、本来甘党のワタクシですから、「うっふボーノ」のシュークリームには目がありません。

Img_7802 ューに入り切らないクリームが特徴ですね。くどくない甘さが結構な品です。

シュークリームだけでなく、「うっふボーノ」、焼き菓子もまたグッドです。

そして忘れてならないのが、「うっふボーノ」の本体が経営する「ひよこ&たまご事業」の新鮮たまご。安心の卵かけごはんには必須の品です(ひよこは「うっふボーノ」では売ってません。近くにある本社に行って相談してください)。

これを読んでいる方にはそう思われても仕方ないんですが、宣伝してねと懐柔された訳でも、内輪褒めでもないんです。グルメなあなたの幸せなグルメライフのために、「うっふボーノ」の旨いものを旨いと書いているだけなんです。直向な製品作りが、気に入っているんです。

よろしくね。

【シュークリームで有名な「うっふボーノ」がある前橋市から軽井沢町までの距離≒26マイル≒42km】

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2007年6月21日 (木)

前橋「四川楼」は中華のパラダイスだった

う~ん、太田プロ所属のグルメタレント彦摩呂さんの物真似コメントのような題名になってしまいましたね。

Img_7696 でも、「四川楼」はパラダイスでしたよ。

結論から言うと、その日ワタクシを含めてオジサンたち4人は、1時間に亘る前橋中心街25ヘクタール彷徨の末、ついに「四川楼」にたどり着き、「麻婆豆腐」をはじめとする四川料理に甚だ満足した、というわけです。

(1時間も歩き回ったのは、みんなして、方向音痴だったわけではありません。全員、前橋市居住歴ほぼ50年ですし・・・)

Img_7698_2 誤解を恐れずに言うと、「熟女スナック」が、結果として「四川楼」になってしまったのです。

分からない?そうですよね。

実は、「四川楼」への長い旅路に出発する前、オジサンたち4人は前橋中心街25ヘクタール内にある居酒屋さんで、久しぶりに一杯飲んでいたんです。

Img_7701 で、それなりの時間が経過すると、通常、次はどこにする?ということになるわけですが、ここにおいてなかなか意見の一致が得られず、前橋中心街25ヘクタールを彷徨するハメになってしまいました。

東南アジア方面に肩入れする者いれば、東欧並びにロシア方面に打って出るべきだと主張する者もおります。

Img_7702 い~や日本だ、日本回帰こそ我々の取るべき道だと頑強に抵抗する者もおります。

それぞれが、それぞれの考えを主張し、強硬姿勢を変えようとしないので、それぞれの店を実地検証して行ったのですが、なかなか合意に至らず、「会議は踊る」状態のまま、4匹(?)のクラゲとなったオジサンたちは、あっちにふらふら、こっちにふらふら、美しき合意点を見出すために、前橋中心街25ヘクタールに広がるネオンの海をさまよい続けたのです。

Img_7682 膠着した局面の打開を図るべく、ある者の閃きによって「熟女スナック」が提案され、未体験のおじさんクラゲたちはたちどころにその大胆な発想に反応、感服、敬礼、合意。

なぜか急に元気になって、小走りに先を急ぐ提案者に引率され、「熟女スナック」があるという場所へ向かったのです。

が、その店の前に行ってみるとやや雰囲気が違う。勇気あるおじさんクラゲが斥候となって偵察に赴いたのですが、やはり期待のものと若干違う、という報告です。

おじさんクラゲ4匹は、ついにここで途方に暮れてしまいました。

その窮状の救いの神となったのが「四川楼」だったんです。

Img_7686 途方に暮れたその時、幻影だった「熟女スナック」近くに「四川楼」を発見したおじさんクラゲの一人が、その旨さをまくしたて、その他のおじさんクラゲたちは、1時間に亘る前橋中心街25ヘクタールの彷徨で疲労困憊青息吐息でしたから、一気に「四川楼」になだれ込んだ、と言うわけです。座りたかったんですね・・・。

Img_7691_1 「四川楼」が、「熟女スナック」にとってかわった瞬間です。

「四川楼」、中華好きには、ここで食べずに死ねるか的存在になると思います。

特に「麻婆豆腐」。追加してもらったんですが、残念ながら食べるほうが早く、写真ありません。これを食べると「麻婆豆腐」の概念が変わります。                      

(下から二枚目の写真は「熟女スナック」を目指すおじさんクラゲたち。いずれにしても、後姿に味わいがある年齢になりました)

【「四川楼」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月18日 (月)

「キャラメルチーズケーキ」は忘れた頃にやってくる

世間の人はワタクシのことをどちらかというと、「酒が好きなタイプ」に分類したがるようですが、本人であるワタクシは、ただお酒は親の仇であるから飲んでいるに過ぎず、まれに、永年探し歩いた仇に巡り会えたうれしさに、ちょっぴり戦いすぎのケースがあったりすることはありますが、真っ当に分類するなら、断然甘党の範疇に入れられるべきだと思っております。

Img_7752 このブログをお読みになっていただいている方には、こんなこと、いまさら説明することもありませんよね?

4月以降だけでも、4月29日エントリーの「『あんこもの』好きに朗報」で前橋「たむら園」の薄皮饅頭のことを書きましたし、6月2日には「『世界一おいしい』バウムクーヘン」で沼田「樫の木」のバウムクーヘンを、ちゃんと取り上げました。

肩書きだって、和菓子ならではの「全日本最中(もなか)党前橋支部利根西分室お茶汲み付」の重責にあることを最大のホコリに感じて、むせ返るくらいです。

(余り言いたかないけど、大福もちを肴にして1合の酒だって飲めます)

しかし、大の甘党であるはずのワタクシが、昨日、株式会社ドゥマンが運営する「オーガニックサイバーストア」で頼んだ「キャラメルチーズケーキ」が、クール宅配便で届いたときは、不覚にも、一瞬何のことだか母子草でした。

Img_7746 すっかり忘れていたのです。

注文を出したのが5月初旬。そして我が陋屋に着いたのが昨日ですから、その間およそ1ヵ月半。

皆さんは、1ヵ月半前に頼んだランチのオーダー覚えています?(アナロジー、ちょっと違うか・・・)

皆さんは1ヵ月半前に頼んだ3杯目の飲み物が何だったか覚えています?(アナロジー、大分違うか・・・)

ま、ちゃんと着いたのですからよしとしなければいけない訳ですし、注文したときから配送予定日は1ヵ月半後を予告されていたわけですから、本来ノープロブレムなんです。

でも、この年になると記憶力が悪くなる一方、次々に身過ぎ世過ぎの物事が展開していくので、ポロポロ忘れていくものが多くなり、この記憶力の劣化に対する当たり散らし所が無いもんですから、つい、散々待たされたようなことを書いてしまうのです・・・(ごめん)。

Img_7725 話を元に戻すと、待ちに待った「オーガニックサイバーストア」の「キャラメルチーズケーキ」、の到着です。

決して、待ちくたびれた「オーガニックサイバーストア」の「キャラメルチーズケーキ」、ではありません。

5月の始め、フジテレビ水曜日夜のトーク番組「グータン」で、ゲストの松田聖子さんのお子さん神田沙也加ちゃんがお土産として持参し、その日のホステス江角マキコさんが「今まで食べたチーズケーキで一番おいしいかもしれな~い♪」と感激していた、あの「キャラメルチーズケーキ」様です。

ネットで注文できるようだったので、早速注文した次第(この辺、自分でもミーハー力(りょく)は衰えていないと、自画自賛なおかつ感動です。普通はいね~ョ、この年こいて。それもワタクシよりお若い松田聖子様のお子様の推薦品ですぜ)。

で、いただきました「キャラメルチーズケーキ」。農耕じゃなくて濃厚です。ちゃんと農耕してできた作物を、そして乳の恵みを凝縮しております(ワタクシのようなジサマには少量でも充分です)。

(パッケージの表面に見える「がっつり」の文字に注目。「がっつり」という言葉、最近、よく耳にするようになりましたが、商品に書いてあるのは初見です。「がっちり」と「がつん」の合成語なんでしょうか?これを見ても、明らかに、ワタクシのようなオジサンを主要顧客に想定していない商品ですね)

リピーター客が多いのかどうかわかりませんが、今頼むと、手元に届くのは9月中旬になるそうです。

テレビとネットの組み合わせの力を改めて思い知らされた気がします。

(検索して、すぐ申し込めちゃうんだから、便利といえば便利です)

ワタクシが1ヵ月半の宵待ち草でしたから、今頼む人はそれより長く宵待ち草をしなければならない勘定です。しかし、待つ甲斐はあるように思います。なんてったって「待つだ~!急く子」の子の御推薦です。

(え、落ちてません?)

【松田聖子もコンサートをしに来たであろう前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月17日 (日)

群馬県人はバーガーキングを待っている(かも)

6月17日エントリーの「群馬県人の気儘な粉食ライフ」でも少し触れましたように、都道府県庁所在地等全国49都市の家計調査から見た品目別消費ランキング(平成16年~18年平均)では、外食の「ハンバーガー」部門において、前橋市は堂々の4位です。

Img_7246 前橋市の消費金額は4,743円。全国平均が3,466円ですから、36.8%も上回っています(写真はフレッシュネスバーガー高崎駅店に掛かる挑発看板)。

(因みに1位川崎市が5,433円、2位静岡市が5,033円、4位甲府市4,835円です。どん尻49位は青森市の2,301円です。48位は長崎市2,342円です。長崎市は、カステラの食べすぎでハンバーガーまで手が伸びません)

(マクドナルドの客単価は600円ですから、これを元に計算すると、前橋市の消費金額は、およそ8人分に換算されます)

パンそのものの消費量ではさして目立たぬ前橋市ですが、ハンバーガー関係になると俄然注目の存在です。

Img_7769 ハンバーガーそのものの消費はすでに述べましたように全国4位ですが、その元となるハンバーグ(家計調査では、調理食品「ハンバーグ」部門になります)でも、その消費金額は1,135円の9位で全国ベストテン入りを果たします(写真はロッテリア前橋店。外装を黄色に塗り替えましたね)。

ただ、同じような動きをするのが、渋谷を歩いているおね~ちゃんには東北地方に分類されてしまう栃木県の宇都宮市と、映画『下妻物語』で一躍有名になった下妻市がある茨城県の水戸市の、お互い同じ穴のムジナと思われたくない北関東勢。それに群馬、栃木と同じ海無し県で東京に近い山梨県の甲府市。

(北関東3県は、腹の中ではお互いに、離れろよ~、と思っていますがなかなか離れられないんです。埼玉は、北関東勢に対し、付いてくるなよ~、と思っているはずですが、なかなか振り切れないんです)

そこで、「ハンバーガー」と「ハンバーグ」と「ハンバーグ」を注文するケースが多いと思われる外食の「洋食」部門の消費金額ランキングの相関性を見てみることにしましょう。

便宜的に、ハンバーガー消費金額ベストテン都市を基準にします(数字はランキング順位)。

都市名   ハンバーガー  ハンバーグ   洋食(外食)
川崎市     1        23         2
静岡市     2         4        19
甲府市     3         8        34
前橋市     4         9        32
奈良市     5        33        11
水戸市     6         7        18
さいたま市      7         14          1
岐阜市     8        22         3
那覇市     9         1        49
宇都宮市   10          5        13

川崎市、奈良市、岐阜市を除けば、ハンバーガー消費と調理食品としてのハンバーグ購入行動には正の相関関係が見られます。

そして正の相関関係が見られなかった、川崎市、奈良市、岐阜市には洋食消費が高いという共通性が見られます。

推測するにこの3市は、調理食品のハンバーグを食品スーパー等で買っておうちで食べるのではなく、洋食店に行って食べることが多いのではないでしょうか。

この対極にあるのが那覇市です。ハンバーグ消費で1位なのに、洋食(外食)ではゲッピです。

また、洋食で1位でもあるさいたま市は、若い街なので、多分、年がら年中ハンバーグ関係を食べているように推測されます。宇都宮市もややその傾向が見受けられます。

ところで、今年のハンバーガーチェーン業界は、話題が少なくありません。

経済週刊誌に取り上げられた、マクドナルドFC店残酷物語と既存店売上の急回復。

マクドナルド「メガマック」のヒット(ご関心の向きは、07年1月16日エントリーの「『メガマック』の誘惑に負けた私」をご参照下さい。今思えば「メガマック」はバーガーキングのワッパーを意識していたのかもしれません)。

そして今年6月のバーガーキングの6年ぶりの再上陸(米国バーガーキングと日本側ロッテ&リヴァプのフランチャイズ契約は昨年11月とのこと)。

さらにはバーガーキングのてりやきワッパーを意識したマクドナルドの「メガてりやき」の発売。    

                                 マクドナルドが全国一律の料金体系から、地域別価格を導入することを表明。         

ハンバーガーチェーンというと「マクドナルド」、「モスバーガー」、「ファーストキッチン」、「フレッシュネスバーガー」、「ドムドム」といったところをすぐ思い出しますが、バーガーキングはその一角を占める「ロッテリア」を展開するロッテ&リヴァンプが日本におけるフランチャイズの契約主体になっています。

それだけに、バーガーキングが今後どんな店舗展開をしてくるか、大いに注目されるところです。

まだ6月で2店舗くらいしかないようですが、群馬県、有望な出店候補地です。

もちろんロッテリアの模様替えでも構いません(ロッテリアさん、ごめんなさい)。

ハンバーガー全国消費第4位の群馬県人は、バーガーキングの出店を、待っているのかもしれません。

【ハンバーガー全国消費第4位の群馬県県庁所在地前橋市から≒27マイル≒43km】

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2007年6月15日 (金)

群馬県人の気儘な粉食ライフ

家計調査に基づいた比較ですから、多少実態にそぐわない分が出てくるのを承知の上で、全国県庁所在地プラス北九州市、川崎市の合計49都市の中での、群馬の粉食事情を見てみましょう(平成16年~18年平均の数字)。

(以下、群馬県人という場合は前橋市の家計調査の数字です)

主に消費支出項目の「穀類(米、パン、めん類、他の穀類で構成)」、「調理食品(主食的調理食品、他の調理食品で構成)」、「外食(一般外食、学校給食で構成)」の項の比較になります。

Img_4758 (左は前橋市、いや群馬県を代表するうどん店、日本一を目指す「田中屋」とメインメニューの「うまかうどん」)

のっけから恐縮ですが、粉食文化は基本的にコメが取れないことから発達する文化ですが、すでに江戸時代は遠い過去になり、戦後、灌漑整備や構造改善事業も進み、1970年頃からは逆にコメ余りで長く減反政策がとられてきたくらいですから、「群馬県はかつてコメが取れなかった」などと言えば、あんた何人?などと言われそうです。

(もっとも、昔は、利根沼田地方の米は新潟南魚沼産コシヒカリに化ける、と言われたくらいですから、いいコメも獲れたんですね)

Img_4757 (ワタクシが子供の頃は、なお陸稲が多くの畑で見られましたが、今では皆目、陸稲の育つ風景が見られなくなりました)

群馬県人、全国比で言うと、今では中の上くらい「米」を食べています。

消費金額(34,062円)で言うと、49都市中18位。真ん中が25位ですから、それよりやや上です(全国平均が33,719円)。

ただ消費量となると、24位で85.78kgですから全国平均の87.40kgを下回ります。このあたりが、依然、粉食文化の発達した群馬県と威張ることができる、まあ威張らなくてもいいわけですが、重要なポイントかも知れません。

(因みにコメ消費ゲッピは岡山市の67.57kg。平均より20kgも少ないことになります。岡山県のコメ関連事績というと、「児島湾の干拓」が思い出されます。「桃太郎のキビ団子」は、コメが取れなかったための窮余の一策だったんですね)

Img_5824 さて本題です。粉食文化の発達した群馬県人はコメの不足(不足してはいないんですけれど・・・)を何で補うか、です(左は前回のエントリー「フーケ前橋店のパン」で取り上げたフーケ前橋店の調理パン)。

「パン」の消費金額は29位で、消費金額(25,965円)、消費量(42,406g)とも平均以下です(平均は金額が26,807円、量が44,841g)。ならもうお分かりのことと思います。

言うまでもなく、「めん類」と「他の穀類」です。

Img_5823 (しかしながら、「穀類」ではなくて「調理食品」に分類される「調理パン」部門では、平均の3,333円を上回る消費金額4,023円で14位。そして「外食」の「ハンバーガー」部門では川崎市、静岡市、甲府市についで堂々の4位ですから、物事は単純ではありません)

「めん類」では、消費金額で全国10位(18,139円)、消費量で全国9位(39,038g)でともにベストテン入りを果たしています(「めん類」消費の全国平均は金額が17,002円、量が36,405gです)。

「他の穀類」では金額は30位(4,141円)ですが、消費量では12位(9,106g)にジャンプします(「他の穀類」消費の全国平均は金額で4,481円、量で8,570gです)。

Img_5979_1 「めん類」はさらに「生うどん・そば」、「乾うどん・そば」、「スパゲッティ」、「中華めん」、「他のめん類」5分類されていますが、「生うどん・そば」部門では、讃岐うどんの高松市に次いで消費金額全国2位(左は「こがねいも」で有名な渋川市の「錦光堂」が吉岡町で経営する菓子・そば店(にしき)併設店舗とそば。蕎麦屋は菓子屋から派生したと言われています)。

ただ消費量でも高松市が1位をキープするのに、前橋市は11位に転落してしまいます。

また「乾うどん・そば」部門でも高松市は、「うどん王国」の面目躍如で消費金額・量ともに全国1位に輝いていますが、前橋市は消費金額で29位(2,718円)、量で33位(4,085g)に大きく後退してしまいます。

Img_5977 (因みに高松市は、「生うどん・そば」、「乾うどん・そば」両部門の金額・量で、ともに全国平均を2倍以上上回る、恐るべき存在です。

そればかりか「外食」の「日本そば・うどん」部門でもやはり平均の2倍を上回るダントツ一位です。

高松市民の身体の8割はうどんでできている、と断言しても間違いないでしょう。)

「他の穀類」は「小麦粉」、「もち」、「他の穀類のその他」に3分類されますが、「小麦粉」部門で前橋市は金額で8位、量で5位に巻き返しを図ります。

「粉食文化の群馬」最大の見せ場です(金額等は言わぬが花なので割愛します)。

Img_7089 また「外食」においては、スパゲティなどのパスタ消費が入ると思われる「他のめん類」部門では5位にランクされ、「穀類」の「めん類」の「スパゲティ」部門(細かくてごめん)での金額で33位、量で25位の恥辱を注ぎ、6月10日エントリーの「前橋ピザに高崎パスタ」の記事を裏付けています。

「調理食品」の「すし(弁当)」部門で14位、「おにぎり・その他」部門で9位とコメ消費に関連する順位は結構高く、その一方「外食」の「日本そば・うどん」部門では21位で「粉食文化の群馬」に若干のほころびは見えますが、なお6月になれば前橋、高崎に麦秋の光景が広がり、粉食文化の伝統に翳りはありません(かな)。

【ついこの間まで麦秋に彩られていた高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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フーケ前橋店のパン

石窯焼きパンで有名なフーケ前橋店は、自宅から歩いて数分のごくごくご近所なのですが、よく行くようになったのはこの1年余りのこと(ご関心の向きは06年9月4日エントリーの「フーケの石窯食パンと政次郎のパン」をご参照下さい)。

Img_5972 ずっとその近くに住んでいたと言うのに、近すぎて、その真価に気づきませんでした。

フーケ前橋店のパンの魅力を教えてくれたのは、高崎市に住む或る会社の専務さん。

専務さんはここの石窯焼き食パンの熱烈なファンで、定期的に高崎からクルマを飛ばしてやってくるのだそうです。

Img_6025 教えてもらったのは去年の夏くらい。

そうかなあ・・・と半信半疑でその石窯焼きパンを購入してみたのですが、香ばしさ、食感、いずれも期待以上のものでした。

これ以上ないシンプルな商品だけに、素材と焼き方が厳しく問われるのでしょうが、この食パンを食べ慣れると、他の食パンが物足りなく感じるようになります。

Img_5835_1 (知ってしまった悲しみですね。この食パンを知らなければ、どの食パンを食べても満足できたのに・・・)

で、さらにその後、フーケ前橋店のかつサンドを知ってしまったので、知ってしまった悲しみは、いや増すばかりです。

罪作り、と言うのでしょうか。

【罪作りなパン屋フーケ前橋店のある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月14日 (木)

もつ煮十番勝負(その四「久松」の巻)

天才料理人の大ちゃんが包丁を振り回すじゃなかった振るう、新前橋駅近くの「酒肴 久松」に寄ったら、突き出しが「白もつの煮込み」でした。

Img_6991 全国でも有数の白もつ消費地帯である群馬県に住む者の使命として、ワタクシが「もつ煮十番勝負」(その壱「はとり食堂」巻その弐「大栄龍」の巻その参「永井食堂」の巻、を御参照ください)に果敢に挑戦していることを、まるで見透かしたような突き出しメニューです。

で、ちょっと品のいい「もつ煮」ですが、せっかくですので、「もつ煮十番勝負」の一番に加えさせていただくことにしました。

普段メニューに無い「白もつの煮込み」ですが、数ヶ月に一度くらいのペース(だったと思う)で品書きに載っかります。

「久松」の料理は、大将である天才料理人大ちゃんの体型とおなじように(主に腹回り関係)、ド~ンとどれも盛がいいのですが、突き出しも、突き出しと言うよりすでにそれだけで一品と呼べる量です。

Img_7544 写真は「久松」で味わった突き出しの数々です。

個人的には上から2番目の写真、オクラ、めかぶ、じゅん菜の「ぬるぬる関係」に、ぷりぷりの海老が乗った三杯酢の突き出しがお気に入りですね。

(ぬるぬるぷりぷりをいきなり突き出す天才料理人大ちゃんは、大胆です)

鬱陶しい梅雨の時期に(実は6月8日の突き出し)、これをまず始めに出すというのは、天災じゃなかった天才料理人大ちゃんの面目躍如たるものがあります。

Img_4825 まあそれはそれとして、家計調査における全国都道府県庁所在地プラス北九州市、川崎市の49都市の品目別消費ランキング(平成16~18年平均)をつらつら眺めるに、前橋市の肉類消費金額(生鮮肉と加工肉の合計)は、何故かゲッピになっています。

全国平均が74,831円。トップの大津市は96,228円。そして前橋市はボトムの52,380円です。

48位の長野市が56,087円ですから、それよりもさらに4,000円ほど引き離されています。

Img_7013 ハンバーグ&ステーキ店や焼肉店、さらにはとんかつ屋さんが幹線道路に軒を連ねている、群馬ではお馴染みの光景とは裏腹に、家庭においてはヘルシー生活を送っているということでしょうか?

(因みに「ステーキのどん」(株式会社どん)は前橋市、「フライングガーデン」は桐生市が創業の地です)

(もっとも、惣菜などの調理食品の消費金額ランキングでは、「カツレツ」5位、「しゅうまい」7位、「ハンバーグ」9位と、10位以内にランクインしたり上位に入るお肉関係品目が少なくありません。ご関心の向きは06年11月6日エントリーの「群馬の牛丼事情」や11月21日エントリーの「前橋の肉類家内消費は全国最少」、)

Img_5537 肉類(生鮮肉と加工肉の合計)の中でも、生鮮肉は消費金額、消費量ともに堂々の49番中49位(逆1位ですね)。

さらに項目を細かく見ると、牛肉は消費金額で48位、消費量で49位です。

豚肉は消費金額で35位、消費量31位。鶏肉は消費金額消費量ともに、しんがりの49位です。

合いびき肉は消費金額で42位、消費量で39位。

そして、他の生鮮肉は消費金額で49位、消費量で43位となっています。

Img_3927 白もつは「他の生鮮肉」に分類されるのでしょうが、そうすると冒頭に書いた「全国でも有数の白もつ消費地帯である群馬県」の文言とやや矛盾してしまいますが、この順番は家計調査にもとづくものですから、あくまでも家庭内消費です(ちょっと苦しいですね)。

6月2日エントリーの『昭和村で「こしあぶらの天ぷら」に会う』でとりあげた「そば処 つつみ」でももつ煮定食があったくらいですし、前回のもつ煮十番勝負(6月2日エントリーの『もつに十番勝負(その参「永井食堂」の巻)』で取り上げた永井食堂はすでに全国区になっているくらいですから、やはり群馬県は全国でも有数の白もつ消費地帯であるという確信に揺るぎはありません(応援してね)。

「久松」に話を戻すと、宴会で予算を言ってお任せにしておくと、天才料理人大ちゃんのセンスを存分に楽しむことができます。

ただ、残念ながら、そのような場合は、もつ煮は食べられない可能性が高いように思います(「酒肴 久松」に関しては06年7月6日エントリーの「酒肴久松、ブログを始めるか?」、07年2月4日エントリーの「節分の初鰹」をご参照下さい)。

【突き出しにもつ煮が出た「久松」のある前橋市から軽井沢町までの距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月13日 (水)

高崎「グランドホテル長谷川」に行くなら「とん珍漢」

飲食業にとって、未だ立地は重要な意味をもちます。

多少味なんか悪くても、多少サービスなんか悪くても、立地がよければ解決してくれる問題は少なくありません。

Img_7413 しかし、立地条件良=家賃が高い、立地条件悪=家賃が安い、という等式が存在しますから、相対的に判断して、家賃が安くて立地条件のいいところ、という二律背反の解を求めて、経営者は悪戦苦闘します。

飲食店の場合は、コンビニエンスストア同様、月の家賃と同じ額の日商が上げられる場所に出店するのが原則です。

「味3分(ぶ)」、といわれている飲食業界ですから、味さえよければ客は来るんだ、と強がりを言ってみても、味は所詮各人の好みです。

立地のほか、価格、量と盛り付け、雰囲気、サービスを蔑ろにすると、味わなくてもよい辛酸を舐めることになります。

始めのほうに書いように、立地条件が良いことによってカバーできる問題もあり、依然、立地は繁盛店になる条件です(インターネットの普及で、立地条件の制約は解決できるという人もおりますが・・・)。

Img_7412 しかしお客の側からすれば、店主の希望とは裏腹に、空いてて旨いものを食わせてくれる店が最高です。

行列や相席、注文の品が出てくるまでの長い待ち時間は、できれば勘弁してもらいたい。

いつ行っても座れて、ゆっくり旨い食事ができることがワタクシのような大衆オジサンのささやかな望みです。

でも、そうそう無いですよね、普通は。

ところが、あるんです、そういう店が。この1月頃にユリイカしました。高崎駅近くにある「グランドホテル長谷川」地下にある、とんかつの「とん珍漢」がそれです。

Img_7411 最近は少し状況が変化していますが、3月くらいは、午後0時に入っても客の姿はなく、ゆっくり食事して、食後、爪楊枝でシーハシーハしながら悠然と新聞に目を通してから勘定しても、他の客に会わないこともありました。

(店の大将、その間、いらいらした様子で、腕組しながら入り口睨んでいましたけどね)

昼食難民が大量発生している東京の人が聞いたら、さぞ羨ましがるのではないかと思います。行列して、追い立てられるように御飯をかっこまなければですもんね、東京。

オジサンには特盛りにしか思えない量で680円。味も決して悪くありません。

「エビフライ&かにクリームコロッケ定食」のエビ、甘エビの親戚のようなやつではなくて、ちゃんと大ぶりのブラックタイガー使ってます(写真参照)。

Img_7196 「ジャンボチキンかつ定食」のチキンかつ、二人で食べても満足できる量です(オジサンですから、途中、飽きちゃうくらいの量です)。で、680円。何だか悪いようです(写真参照)。

(「しょうが焼き定食)もいいですよ。ただ、「とんかつ定食」は脂身の好きな方向きかもしれません)

道路から少し入った建物の地下1階にあるというのに、店の案内がまったく目立たず、地上には大勢の人が行きかっているにもかかわらず、3月頃は先ほど書いた閑古鳥の楽園状態でした。

Img_7419 (やや最近込んでます。実は週1回、東京新聞群馬版に連載しているコラムに、この店のこと、4月頃書いてしまいました。そのせいじゃないでしょうけど・・・)

地下1階にある穴場です。

地下1階の階段を下りていくと、「マニラ湾」という店名のフィリピンパブ(夜、行ったことがないので、やっているのかどうか分からりません)などがあって、なんだかかつての香港「九龍城」のような雰囲気が漂っています。

怪しい感じがするのです。

これだけでも女の子なんか怖気ついて近寄らないような気がします。岡本太郎の「座ることを拒否する椅子」ではありませんが、入店することを警告するようなたたずまいです。

Img_4782 しかしそこを乗り越えれば、食のパラダイスが待っています。

勇気をだして、飛び込んでみてください。

虎穴に入らずんば虎子を得ず、です(ちょっとちがうか・・・)。

【人知れず営業している「とん珍漢」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年6月10日 (日)

前橋ピザに高崎パスタ

うどんを始めとする粉食文化の発達する群馬県ですが、最近は前橋市をピザの街、高崎市をパスタの街と呼ぶのをよく聞きます。

そう呼ばれるようになった背景には、2つの店の存在があるように思います。

高崎の「シャンゴ」さんと、かつて前橋市敷島町にあったその名も「比座屋」さんです。

「シャンゴ」さんは群馬パスタ界の大先達で、この店で修業して独立した人は十指に余るのではないでしょうか。孫弟子まで入れたら、たいていの店がその源流は「シャンゴ」にたどり着いてしまったりするかも知れません。

前橋市敷島町にあった「比座屋」さんは、ワタクシくらいの年齢(東京オリンピックが開催された年が小学校2年生、大阪万国博覧会が開かれた年が中学校2年生)の人間には、前橋の街中にできたケンタッキーフライドチキン(+喫茶店「樫の木」)とともに、群馬県に食の文化大革命をもたらしたお店として、克明に記憶されております(個人的には、これに、ジャンボハンバーグの「ステーキのどん」ですね)。

Img_7586 もともと群馬県においては、うどん・おやき文化の下地があっただけに、ピザとパスタという二つのニューカマーを受け入れるのに、なんら抵抗はありませんでした(左の写真は今日6月10日に放送された日本テレビ「遠くへ行きたい」の高崎市倉渕町特集から拝借した倉渕町の郷土料理の数々。粉だらけ、ですね)。

抵抗が無かったどころかパスタ店もピザ店も急速な勢いで繁殖し、今では群馬県内いたるところにパスタ・ピザの看板を見受けるまでになりました。

スパゲティと言えば、「マ・マー」のうどんの親戚のような茹で麺のナポリタンとミートソースしか知らなかった少年にとって、「シャンゴ」のシーフードスパゲティとの出会いは衝撃でした。

ソニーがスープスパゲティを売り物にした「青い壁」を渋谷にオープンした頃ではなかったでしょうか。

また、ジジ焼きか、せいぜいお好み焼きしか知らなかった少年に、「比座屋」のピザは、大きく広がる新世界を予兆させるものでした(ちょっと、大ゲサかな)。

今では、新しい時代の新しい食べ物だった「ピザ」も「パスタ」もすっかり群馬県に根を下ろし、いつのまにか「郷土料理」のようになっています。

新しい味との出会いに打ち震えたかつての紅顔の美少年も、残酷な時間の風雨にさらされて、純度100%のオジサンになって棲息しております。

しかし中味は、ピザ、パスタ大好きのニュー粉食群馬県人に進化を果たしました。

で、話は急転しますが、行ってまいりました、金曜日。「ラ・ピッツェリア」(前橋市総社町総社)。

「ピザの街 前橋」の新たな殿堂として、早くから評判を呼んでいる店ですね。

Img_7532 窯焼き料理の「煉化の蔵」と同じ場所にあるピザ専門店で、昨年3月のオープンとか(写真左は「煉化の蔵」の入り口)。

「煉化の蔵」、「ラ・ピッツェリア」ともに、煉瓦販売の増田煉瓦さん(前橋市)等が、レンガ製窯の販促用モデル施設としておつくりになった店です。

先月、「群馬県女性起業家ネットワーク ウィメンズウィング21」のリーダーK女史に、「枯れ木も山の賑わいだから、あんたも来なさい(本当は、もう少し優しい言い方です)」と、集会じゃなかった起業家支援セミナー後の交流会に、顔貸すようにじゃなかった出席するよう声をかけられていたのです。

で、会場に指定されたのが「ラ・ピッツェリア」。

前々から早く行かなければ、と思っていたお店でしたので、断る理由もありません。

Img_7537 (交流会、ワタクシなどがお邪魔しなくてもよかったのではないかというくらいの盛会で、時の経過とともに蚊柱に頭を突っ込んだような賑やかさ。

いただいた名刺が、束のようになってしまいました。)

で、結論。

いいですよ~ッ。グッドです。

特に写真上の「岩のり」と「白えび」をトッピングしたピザは、組み合わせの妙、アイデアの勝利的ピザです。

Img_7539 写真撮る間もあらばこそ(お店は何皿も供給してくれたんですよ)、あっという間に半分なくなってしまいました。

デザートピザもワタクシの好みの味でした。

銀座の、いまはなきビアホール「ピルゼン」をそこはかとなく思い出させる「ラ・ピッツェリア」。お気に入り登録です。

【窯焼き料理の「煉化の蔵」とピザの「ピッツェリア」が並んである前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月 8日 (金)

高崎「もりや食堂」の焼きそば

高崎地生えの人や、高崎にある高校に通った人で、ワタクシ前後の年齢のオジサンたち(『経済白書』には「もはや戦後ではない」と謳われたり、国際連合に日本が加盟した年前後に生まれたオジサンたち)にとって、高崎駅西口近くにある「もりや食堂」の名は、5月31日のエントリー記事「高崎『東竜』の肉味噌そば」で触れた「東竜」同様、特別の響きをもつようです。

Img_7504 (もぐりかもぐりでないかの「踏み絵」、「符牒」或いは「合言葉」みたいなものですね。)

特にその焼きそばは、前橋で言えば「はしもとや」(5月7日エントリーの記事「懐旧の『田毎庵』と『はしもとや』」を参照)或いは今は無き「阿久沢」の焼きそばと同じような存在のようです。

本拠地は前橋市のワタクシですが、小学校2年生3年生の丸2年間高崎市鶴見町に住み、高崎市立南小学校に通ったことがありますから、言わば高崎市は第2のふるさととも呼ぶべき存在。

JR高崎駅に下りるたび、懐かしさで胸が一杯になります(やや大げさですね)。

Img_7482 それなのに、「観音通り」に面したビルの1階に店を構える「もりや食堂」未体験では、高崎市を温かく見守る高崎観音山の巨大観音様に、顔向けできない、申し訳ないと前々から思っておりました(左は高崎大観音遠景)。

で、本日、昼飯の時間に高崎にいたので、「もりや食堂」の焼きそばを食らわんと、高崎駅西口から

高崎市立南小学校の横を通って、はるばる「もりや食堂」まで遠征してみました 。

すでに時刻は12時半を回り、店内にお客さんはまばらではありましたが、五月雨式に入ってくるお客さんは、やはり大抵焼きそばを絡ませた注文です。

Img_7502_2 (というのは「もりや食堂」の店名通り、本来は「もりや食堂」は定食屋です。沢山の品書きが壁に掛かり、その中から一品づつ注文するカフェテリア方式に似た、「単品提供品目からの自己責任選択によるランチ組成注文方式」です。左は高崎市立南小学校正門)

その量の多さはうすうす伝え聞いていたのですが、やはり百聞は一見にしかず、食は実体験がすべて。

実は、まさかそんにでかくないだろうと高をくくっての大盛焼きそば注文です(「大」のほか、もちろん「中」、「小」もあります)。

待つことしばし、出てきてびっくり(汁椀は、普通の汁椀です。そこからお皿の大きさを推測してください)。

Img_7505 「おまちどうさま~ッ」の愛想いい声とともに運ばれてきた大盛焼きそばは想像をはるかに上回る盛大な量です。

直径30センチメートルはゆうにある大皿に盛られた焼きそばを見て、何がなんだか分からないままに、間違って大食い選手権に紛れ込んでしまったオジサンの気分になりました。

お皿を前に、少しめまい、しましたね。

後悔先に立たず、体験主義の失敗です。

その上、よせばいいのに豚汁(ただし小。といっても普通サイズの汁椀で出てきます)まで頼んでいましたから、それからおよそ30分、「少しも減らないじゃないか」という徒労感で涙目になりながら、ひたすら焼きそば&豚汁と格闘することになってしまいました。

(何度タオルを投げ入れてもらおうかと思ったか知れません)

大盛焼きそば560円、豚汁(小)180円です。

豚汁、ほぼ百点満点のできです(七味唐辛子がテーブルに上に無かったんです。頼めばよかったのかなあ?)。

あなたも、一度挑戦してみてください。完食しても、賞品出ませんけれど・・・。

【巨大焼きそばが出てくる「もりや食堂」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年6月 6日 (水)

スペイン風カフェ&ダイニングバー「アレグレ」でランチを食す

昨日は会合のため、群馬県庁へエフエム群馬を聞きながらクルマでお出かけ。

Img_7441_1 途中から番組は岩崎宏美特集となり、♪「二〇才前」、♪「シンデレラハネムーン」、♪「聖母たちのララバイ」が次々聞こえてきて、午前中から五十路のセンチメントはいたく刺激されて、群馬県庁の駐車場についたときは、ほぼ脱力状態。

岩崎宏美ちゃんはワタクシが高校を卒業して東京に遊楽じゃなかった遊学した頃、「ロマンス」を大ヒットさせ一躍スターダムに駆け上った方です。

抜群の歌唱力が、他のアイドル歌手とちと違う人でした。

で、今でも「ロマンス」を聞くと年甲斐もなく、胸キュンの切ない思いになります。

Img_7444_2 その岩崎宏美ちゃんの歌う唄が、いきなり連続3曲かかったのですから、しばし、駐車場でしみじみしてしまいました。

用事が済んだときは丁度お昼時間。

用事が済んでまた岩崎宏美ちゃんモードが蘇ったため、昼飯はいつもなら蕎麦をすするところですが、その気分になれず、選んだのは群馬県庁裏(?)にある「スペイン風カフェ&ダイニングバー アレグレ」です。

利根川の流れを見ながら、アドレッセンス期のあんなこと、こんなことを思い出すには相応しい場所です。

Img_7446_2 オジサン一人で入るにはやや勇気が要りますが、大学の先輩が経営している店と思えば少しは抵抗感もなくなります。

(先輩、群馬県民には馴染み深い川場村田園プラザの整備事業にも、深く関わっておりました)

今年春の統一地方選挙で群馬県議会議員になってしまった先輩は、店にいらっしゃいませんでしたが、その分(失礼!)落ち着いた店のつくりの中で、しみじみさせていただきました。

Img_7448_1 (パスタのランチで「あさりと木の子のパスタ」(840円)を注文しましたが、気分からいって、土曜日だったら迷いなくビールを頼んでいたでしょう。アレグレのテラスからの眺めは最高です。

もちろん料理もグッドです。)

【群馬県庁裏にスペイン料理の「アレグレ」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年6月 2日 (土)

昭和村で「こしあぶらの天ぷら」に会う

2007年6月号の「dancyu」は、そば&朝ごはん特集号ですが、巻頭に近い「旬探訪」は4ページを「こしあぶら」に割いておりました。

同じウコギ科の落葉高木ながら、山菜の王者「たらの芽」の存在を脅かすほどに、最近人気急上昇中の山菜だそうです。

Img_7277 でも、昨日沼田市に出かけるときはそんなこと、すっかり忘れておりました。

「もつ煮十番勝負」のために、途中、旧子持村の永井食堂で持帰り用のもつ煮を仕入れ(ご関心の向きは、前回エントリーの、もつ煮十番勝負(その参「永井食堂」の巻)を参照して下さい)、さて、昼飯は蕎麦でも食おうと、国道17号を北上しました。

そして、JR上越線岩本駅近くで国道17号線を折れ、利根川にかかる橋を渡って昭和村へ。

あてがある訳ではありませんでしたが、蕎麦屋の1軒や2軒あるだろうと、気楽な考えです。

Img_7303 山が見え、田植えが済んだ田んぼ道を沼田方面に進んでいくと、案の定、5分も走ると蕎麦屋の看板を発見。

複数のクルマが止まっているので「大間違い」はないだろうと、そこに決めました。

店の名は「そば処 つつみ」です。

Img_7282 で、店の壁に貼られているおすすめ品の品書きなどを見ていると、そこに「こしあぶら天 520円」とあります。

で、とっさに思い出したのは「danncyu」の「こしあぶら」。

食いましたよ、「こしあぶら」。

それこそ、ワッシワッシと食いました。

Img_7287 同じウコギ科だけあって、見た目は小さなたらの芽といった風情。

しかし、たらの芽よりやや苦味が勝(まさ)っているように思います。もっとも、最近のたらの芽、苦味が落ちているようにも感じられますが・・・。

「こしあぶら」、なおワイルドです。春はあけぼの印の缶詰ではなくて、春はやはり苦味ですね。

話が横道にそれますが、ワタクシがたらの芽を初めて食べたのは、奇しくも「こしあぶら天」に遭遇したその昭和村の近く、昭和村に来るために渡った橋の手前の沼田市岩本町においてです。1968年、小学6年生の春のことでした。

Img_7288 その時、沼田市岩本町には「大都会」高崎市から引っ越してきたばかり。

まだお酒も飲めなかった小学6年のワタクシは、食え食えと大人たちに薦められ、内心「山の人はこんなものも食べるのか」と思った次第(こんなこと書いたら怒られますな・・・)。

が、生来好奇心旺盛な方なので嫌がることもなくいただきましたが、食べた感想は、旨い!の一言。もっとないの?です。

その後、たらの芽は徐々に一般化していきますが、すでに小学6年生でたらの芽とたらの芽の味を知っているのが、結構長いこと自慢でした(殆ど、意味ないんですが・・・)。

Img_7297 「そば処 つつみ」さん、平成15年の開業でまる4年を経過したそうです。

群馬のニューウェーブ蕎麦屋の一軒ですね。

ワタクシが勘定を済ましていると、入れ違いに夫婦連れが入ってきましたが、ご主人顔見知りらしく、「そば、あと1人前しかないんだ、ごめん」と声をかけていました。

まだ午後1時になる前のことです。

早く行かないと、そばはともかく、今年はもう「こしあぶら」食べられなくなりますよ。

【「こしあぶら天」を出す「そば処 つつみ」がある群馬県昭和村から軽井沢町までの直線距離≒31マイル≒50km】

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もつ煮十番勝負(その参「永井食堂」の巻)

もつ煮十番勝負(その壱「はとり食堂の巻」)、同(その弐「大栄龍の巻」)と続けてきた、もつ煮十番勝負ですが、群馬でもつ煮と言えば、いの一番に上がるのが「永井食堂」ですから、一番目に取り上げるべきかどうか悩みました(大げさですね)。

が、行き当たりばったり、近くに行ったときにその店に寄る、という大方針で臨むことに決めたため、余り北毛(群馬県北部)方面に出かけることがないワタクシですから、「永井食堂」の登場はズッと先と自分で思っておりました。

Img_7257 しかし、昨日沼田市に出かける用事が発生したため、思ったよりも早い永井食堂の登場です。

旧子持村(現渋川市)にある永井食堂に着いたのは、ちょうどお昼時。

そのため店は、ごった返しておりました。

駐車場には、野田ナンバーを始め、相模ナンバー、大宮ナンバー、宇都宮ナンバー、熊谷ナンバー、とちぎナンバーなどのクルマが目白押し。

店のカウンターにもずらりと人が並び、皆さんひたすら、もつ煮定食をかッ込んでおりました。

従業員さんは、もつ煮定食を出す合間に、お持ち返り 用のもつ煮を買う人に対応するなど、戦場さながらのあわただしさ。

人気、衰えていません。

Img_7261 永井食堂、ワタクシがいちいち説明するまでもない店です。

にんにくが大量投与されたもつ煮は、滋味深いちょい辛あじ。群馬の名産コンニャクがサイコロ状になって一緒に煮込まれているのが味のアクセントです。

黒ゴマなど、他にもいろいろなものが入っているようで、研究に研究を重ねた結果たどりついた複雑濃厚な味です。

また、ここで出すもつ煮定食の量は半端でないことで有名。

かつて、前橋市に本拠をおく百貨店にお勤めのお嬢さんが「大盛り」を完食したことは、伝説となって、今も永井食堂ファンの間で語り継がれております。

Img_7262 その量に恐れをなした訳ではありませんが、実はワタクシ、永井食堂でもつ煮定食を食べたのは一度しかありません(左写真はやや落ち着いた状態)。

繁忙時は、食べているその後ろに順番待ちの人がつく、「山手線ターミナル駅朝のラッシュアワー時駅の立ち食いそば屋状態」になるのが、若干苦手です。

で、お持ち帰り用を購入し、専ら「おうちでもつ煮」を楽しんでおります。たまに豆腐を投入する変則ワザも使いますが、やはり正統的摂取方法である長ネギ大量トッピングが一番のようです。

Img_7340 豆腐は冷奴で食べて、濃厚な味の緩衝役にしたほうが適切な気がしますね。

それにしても、沼田市からの帰り道、聞いていたエフエムぐんまにジャニーズ事務所の「V6」のメンバーが登場して、赤城山近くの旨いもつ煮の話をしていました。

永井食堂のことに違いありません。奇縁を感じます。

彼らも食べに来たそうです。

【「群馬でもつ煮と言えば永井食堂」の永井食堂がある旧子持村から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒41km】

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「世界一おいしい」バウムクーヘン

あなたは「世界一おいしい」バウムクーヘンを食べたことがありますか?

まだでしたら、そしてあなたが小説家よしもとばなな様のファンでしたら、すぐにでも群馬県沼田市にすっ飛んで行って、「世界一おいしい」バウムクーヘンを食さなければなりません。

何故、群馬県沼田市に「世界一おいしい」バウムクーヘンがあるのかは、話せば長くなりますので端折(はしょ)って申し上げますと、「温泉好きなよしもとばなな様が、沼田にぶらりと立ち寄ったときに、たまたま食べたから」に他なりません(肩透かし、だった?)。

それが10年前だそうです。

Img_7321 そして店の名前は「洋菓子工房 樫の木」(沼田市中町)です。

今では「洋菓子工房 樫の木」で作られ、そして売られるバウムクーヘンには「樫の木のバームクーヘンは、世界一おいしいです」とよしもとばなな様が書いたカードが添えられるようになりました。

で、「世界一おいしい」バウムクーヘンが誕生したのです。

で、昨日ワタクシ、仕事の都合で数ヶ月ぶりに沼田藩3万5,000石に行ってまいりましたので、1個小さめのやつをゲットしてまいりました。

Img_7364 「春季限定 ホワイトバウムクーヘン」です。

酒好きと大変な誤解を受けていますが、酒は親の仇だから飲んでいるだけで、本来甘党のワタクシとすれば、当然の行いです。

Img_7314 沼田藩に行ったのですから、いつもなら、日本3大最中のひとつ(ワタクシが勝手に決めております)大丸屋製菓の「太助最中」を購入して帰ってくるのですが、これを断念し(やっぱ糖尿病、気になります)、勇猛果敢に「世界一おいしい」バウムクーヘンを選択した次第です。

(ここまで書いたものの、実はまだ「春季限定 ホワイトバウムクーヘン」、冷蔵庫の中で眠っております。おやつにいただく予定です。)

ところで沼田藩3万5,000石は、この「世界一おいしい」バウムクーヘンが有名になる前、「みそまんじゅう」の伝統の上に花開いた「みそパン」の聖地として、群馬県内では崇められておりました。

Img_7317 (沼田藩は所謂「葬式饅頭」が「春日饅頭」の名前で、ごく普通に、和菓子屋さんの店頭に並ぶ、「饅頭文化」水準の高い土地柄です。左は沼田市の通りの風景)

「みそパン」、粉食文化の精華です。

「フリアンパン(旧ベニヤ製菓)」(沼田市西倉内町)が考案した「みそパン」は、「銀座 木村屋」の饅頭からの派生商品「あんパン」にも匹敵する大発明、と言っていいかもしれません(だろ?)。

※「フリアンパン」については下記参照
http://friand.co.jp/index.html

『明治大正見聞史』(中公文庫)で知られる生方敏郎は沼田藩の出身ですから、もし彼が生きていたらどんな言葉をもって「みそパン」や「世界一おいしい」バウムクーヘンを評したでしょうか?

はたまた、NHKなどの料理番組で活躍し、柔和な笑顔が印象的だった料理研究家で近茶流の元・宗家の柳原敏雄(長男は柳原一成氏)も沼田藩出身ですから(だったと思う。間違ってたら、ごめん・・・)、「みそパン」や「世界一おいしい」バウムクーヘンの誕生をこころから祝福してくれたに相違ありません。

Img_7316 『木枯らし紋次郎』で有名な作家の笹沢左保は、若かりし頃、沼田藩でヤクザな料理人をしていたと自伝的小説に書いていたように記憶しますが、「世界一おいしい」バウムクーヘンがこの世にデビューする前に亡くなったのが、返す々々も残念です(焼きまんじゅうくらいは、食べたかな?左写真は沼田市の焼きまんじゅう屋さん))。

縁戚がいらっしゃる関係から、沼田藩によくお見えになった、今は亡き大女優夏目雅子様(昭和32年~昭和60年)も、生きていらっしゃれば、きっと「世界一おいしい」バウムクーヘンや「みそパン」を口にしていたに違いありません。

※夏目雅子様については下記参照
http://homepage2.nifty.com/masako-n/

夏目雅子様との姻戚関係から、やはりよく沼田藩にお見えになった(なる?)元キャンディーズのスーちゃん(田中好子様)は、この「世界一おいしい」バウムクーヘンや「みそパン」をご存知でしょうか?

よしもとばなな様はともかく、夏目雅子様の横で「世界一おいしい」バウムクーヘンを食べたかったものです・・・。

(でも、夏目雅子様は沼田市東原新町に本店のある洋菓子店「シャンティー」の縁戚だったような気がするので、「世界一おいしい」バウムクーヘンは、食べなかったかも)              

(今日から、お蔭様でこのブログも2年目に突入いたしました。感謝!)

【「世界一おいしい」バウムクーヘンがある沼田市から軽井沢町までの直線距離≒31マイル≒49km】

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2007年6月 1日 (金)

前橋「そば平」では肉汁そば一本槍

前回、「高崎『東竜』の肉味噌そば」を書いたので、バランス上、前橋「そば平」(前橋市下石倉町)の肉汁そばにふれないわけにはいきません。

「そば平」については、平成18年8月5日のエントリー記事「近くの蕎麦(群馬の蕎麦店その3)」で書きましたが、再度、この店の「肉汁そば」です。

端(はな)からこんなことを書くと、それこそ鼻白んでしまうでしょうが、「そば平」さんには飛び切り旨いものを期待して入るわけではないのです。

Img_4716 (左は平成19年2月26日の「肉汁そば」)

それはもちろん旨いんですよ、「そば平」さん。ここの鶏の唐揚げなど、そんじょそこらの唐揚げなど足元にも及びません。

だけど、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長ではありませんが、旨いものは飽きます。

毎日のように食べると飽きる旨さ、というものがありますよね。

Img_5018 (左は平成19年3月9日の「肉汁そば」)

「そば平」さんに期待しているのは、そういうものではないのです。

飽きない旨さに出会えるのが、「そば平」です。

(もっとも、蕎麦はどんなに旨いご馳走に仕立てられていても、飽きないですけれども・・・。もともと蕎麦は凶荒食ですものね。)

「そば平」に寄る理由、一言で言えば安心感。それに尽きますね。あそこで食べれば間違いない、という安心感です。

Img_5794 (左は平成19年4月12日の「肉汁そば」)

告白すると、昼飯にまずいものを食べると、午後の仕事に気合が入らなくなるワタクシです。ですから、「間違いない店」を、つい選んでしまいます。

飲食業ではよくQSCが大事といいます。

Qは商品の品質の「Quality」、Sはもちろんサービスの「Service」、Cは清潔さの「Cleanliness」。

この3つが揃った店が繁盛店の基本です。

(個人的には、キューピーも大事な要素と思っております。QP。Qつまり量「Quantity」。Pはもちろんお値段「Price」)

Img_6965 (左は平成19年5月19日の「肉汁そば」)

これで立地がよければ、経営者は、働き甲斐のある商売ができます。

他では味わえない一品(ひとしな)があれば、大儲けでしょう。

「そば平」さんはQSCが揃っていて立地がいいから、多分「大儲け」の部類だと思います。

行くときは、多少、お昼の時間をずらしたほうが無難です。

(言わずもがなのことですが、「肉汁そば」のそばの量。むかしに比べ減ったような気がするのは、ワタクシだけでしょうか?)

【QSCが揃った「そば平」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒27マイル≒43km】

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2007年5月31日 (木)

高崎「東竜」の肉味噌そば

本拠地は前橋市のワタクシですが、高崎市の街中で昼食時間を迎えた場合、まず思い浮かぶのは高崎市通町にある「東竜」の肉味噌そば。

Img_6995 ワタクシと同年代(昭和30年代生まれ)で、高崎市所在の高校に通った人間は、その高校生時代、一度は「東竜」に食べに寄ったことがあると言われる名物ラーメンです。

社会人になってもその味を懐かしんで店を訪れる人は少なくありません。

誤解があるといけないので言っておきますが、ただ懐かしさで食べるのだけではなく、他に無い旨さに引き寄せられて来る人が圧倒的でしょう。

Img_4538 (左は平成19年2月19日の「肉味噌そば」)

味噌ラーメンに、回鍋肉を乗せたものと考えていただければ、そのイメージがつかみやすいと思います。

薄切りの豚の三枚肉は、もちろん熱湯で脂抜きしてあります。新キャベツの今は、ことのほかキャベツの甘みが感じられます。

店に入り、余り品のいい行いではありませんが、つらつら他のお客さんの注文を聞いていると、7割がたは、「肉味噌そば」か「肉味噌そば 大盛り」のオーダーです。

「肉味噌そば」プラス餃子の注文も、少なからずあります。

Img_4948 (左は平成19年3月7日の「肉味噌そば」)

東京オリンピックの頃(昭和39年)、2年間、高崎市立南小学校に通っていたこともあり、高崎市通町と言えば、当時は大繁華街であり、その頃の高崎市中心街の賑わいは「お江戸見たけりゃ、高崎田町」と言われたままのものでした。

藤五伊勢丹が健在で、スズラン高崎店には「大恐竜展」を見に行った覚えがあります。

そんな昔の賑わいを思い出しながら食べる「東竜」の肉味噌そばですが、中心市街地が衰退しても、「東竜」ファンは新たに次々生まれているようで、昼時は客が切れることがありません。

Img_6999 (左は平成19年5月22日の「肉味噌そば」)

「肉味噌そば」の味を引き継ぐには、1年や2年の修業では無理だろうと思うと、老夫婦二人だけの営業で、厨房に若い人の姿が見えないのが気がかりです。

(失礼!どうしてもワタシクより年下とは見えないものですから・・・)

いつまでも、「肉味噌そば」が高崎市の名物であって欲しいと願うのは、ワタクシだけではないと思います。

【「肉味噌そば」を出す東竜がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年5月30日 (水)

桐生「龍苑」のチャプスイ

群馬県でジャンボ餃子と言えば、ワタクシには、西は吉井町の「陽気軒」(4月30日エントリーの「陽気軒の『メガチャーシューメン』」をご参照下さい)、東は桐生市の「龍苑」がすぐに思い浮かびます。

ただ、昼食は殆ど一人で食べる場合が多いので、そのでかさに二の足を踏んでしまい、連れでもいなければ、「陽気軒」でも「龍苑」でも、注文する勇気がでてきません。

Img_7204 実は昨日、桐生地域地場産業振興センターで会議があり、桐生市に出かけたのですが、会議前に、同センターの近くにある「龍苑」で久々に昼食をとりました。

しかし、やはり一人だったものですから、3年ぶりに入った龍苑であるにもかかわらず、ジャンボ餃子はパスしてしまいました。

頼んだのは、龍苑では「龍苑丼(マーボーライス)」とともに、人気メニューの双璧をなす「チャプスイ」でした。

「チャプスイ」というと開高健のベトナム関係のエッセイに度々登場します。

30年ほど前、高校生や大学生だった頃、開高健のエッセイで「チャプスイ」話に遭遇するたび、いかなるものか興味津々。いつか絶対食ってやろう、と思っておりました。

Img_7208 で、社会人になって、龍苑のメニューに「チャプスイ」の文字を見たときは、我、発見せり!の感動です。食べ終えて、積年の思いを漸く遂げたうれしさに、涙が出る思いでした(というのは、やや大げさ)。

龍苑の「チャプスイ」は、うっすら「ウスターソース」の味がします。

開高健が、エッセイに書く「チャプスイ」は、これと似てはいるのでしょうが、多分違うもののような気がします。このへんはベトナムで「チャプスイ」食べたことないのでなんともなのですが・・・。

しかしながら、龍苑の「チャプスイ」を食して以来、ワタクシ的には「チャプスイ」というと、龍苑の「チャプスイ」がスタンダードになってしまいました。

以後、龍苑に行くことがあると、6:4くらいの比率で、「チャプスイ」と「龍苑丼(マーボーライス)」を食べておりました。

「龍苑丼」、「チャプスイ」ともに800円です。ザッカケなぶっかけ飯、それも片や豆腐、片や野菜がメイン材料ですから、誰しもこの値段は高いと思うに違いありません。

随分儲けるな、と思うに違いありません。

実際ワタクシも、このメニューは儲かると思います。

しかし、その量、その味を一度味わえば、これまた誰しも大いに800円の値段に納得するに違いありません。大皿からこぼれ落ちそうな具、見てください。

使う挽肉は、器械挽きではなく、包丁でたたいて作ったものです。手がかかっています。

3日経ち、4日経ちすると、何故かまた龍苑に行きたくなるのです。

ここの「チャプスイ」(or「龍苑丼」)を食べて、ジャンボ餃子を残さず食べられるのは、大柄な、部活のあとの高校生でなければ、ちょっと無理と思います。

カウンター越しに、マスターの手慣れた、悠然とした中華なべ捌きを見ながら待つ「チャプスイ」の味は、格別です。

お試しあれ!

(カウンターから厨房が見えますが、仕切りに透明の厚いプラスチック板があり、熱風がカウンター席に来ないようになっています。細かい気遣いです。驚くべきは、多分マスターの奥さんと思われる人の客あしらいと記憶力。伝票なしで注文を受け、伝票なしで勘定しながら、誰に対しても、間違えることが無いのです。)

【「龍苑丼」、「チャプスイ」が双璧の人気メニューである龍苑がある桐生市から軽井沢町までの直線距離≒42マイル≒67km】

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2007年5月27日 (日)

もつ煮十番勝負(その弐「大栄龍」の巻」)

もつ煮十番勝負(その壱「はとり食堂の巻」)の3日後の昼時、高崎市問屋町にいたので、問屋町に隣接する飯塚町の「大栄龍」に寄って、もつ煮定食(780円)を注文しました。

※「大栄龍」については下記参照。
http://www.darumaoyaji.com/

Img_6889 その週は、1週間に2回もつ煮を食べたので、想定以上のハイペースで「もつ煮十番勝負」に挑んだことになります(最近は、ちょっと休んでいますが・・・)。

いい年こいたオッサンがすることではありません。

ただ、「白モツ」消費が全国でもトップクラスと思われる群馬県に生まれたものの使命を果たすのに、何の迷いもありません(拍手もんでしょ?(#^.^#))。

群馬県民の誰かが実行しなければならないことです(感動もんでしょ?(#^.^#))。

不動心をもって、ただ淡々とこなしていくだけです(カッコいいでしょ?(#^.^#))。

Img_6890 どんぶり飯にもつ煮とお新香、そして通常サイズの醤油ラーメン。         割安です。そしてグッドです。             

もつ煮、それはそれは柔らかく炊けています。           

ラーメンも悪くありません。

Img_6895 最近は、ここのもつ煮がワタクシ的には一番口にあいます。

袋詰め商品がありますので、各地のデパートで行われる「群馬県物産展」などにもよく出店しています。

し、しかしです。ワタクシの年齢からすると、量が多すぎます。ごはん、大分残し、申し訳ないことをしました。始めに、ごはん少し目にして下さい、と言うべきでした。

【通常サイズのラーメン付きもつ煮定食が出る「大栄龍」のある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年5月15日 (火)

もつ煮十番勝負(その壱「はとり食堂の巻」)

群馬県、多分、豚の内臓肉とくに「白モツ」の消費量は、全国でも有数になるのではないかと思います。

Img_6850 かつて、全国規模の大手食肉卸売業者の所長さんが、こんなに「白モツ」が動くところは初めてだ、と言っていたのを思い出します。

「クリスマスにだって動くんだよ」と半ば呆れたように言っておりました。

その群馬県に住む者の義務として、「なんのこっちゃ自主企画」で、是非いつか、「もつ煮十番勝負」と「もつ焼き十番勝負」をやろうと密かに考え続けていたのです。

(うん十年前、遊学のため、東京に出て初めて知りましたが、東京では「煮込み」とややヤワな言い方しますね。池袋の「加賀屋」さんには、大分お世話になりました。今でもあるんでしょうか?ホッピーと煮込み&もつ焼き。で、昼はラーメン。高尿酸値になる素地は、当時に培われたのかも知れません。社会人になって所得水準が上がり、ホッピーがビールになっちゃったんですから・・・)

Img_6851 20代30代ならいざ知らず、この年になってそんな無謀な企画に挑戦するのはいかがなものかと、自らの中で煩悶すること十数ヶ月。なかなか踏ん切りがつかないまま、日々を暮らしておりました。

(と言ったって、別段「大食い選手権」のようなことする訳じゃなくて、ただ、評判の気になる店の「もつ煮」や「もつ焼き」を、10軒ほど、気が向いたときに食べてみるだけの、「な~んだ・・・」企画です。テイクアウト販売している場合はそれを食べてもOKの大甘企画です)

(ただ、昭和村出身の義妹が、本来は甘党だけれども酒も飲まないわけじゃない小生の為に、実家に遊びに帰るたび、旧子持村の永井食堂のもつ煮「もつッ子」を買ってきてくれるのですが、近年はかつてと比べると、食べ終わるまでの期間に日数がかかるようになっております。)

高尿酸値であることなどを勘案すると、殆ど身を挺しての企画になる、もしかしたら身命を賭しての企画なのかもしれないと逡巡し、なかなか決行に踏み切れなかったのです。

Img_6856 が、昨日伊勢崎商工会議所で行われたイベントの様子見に行く途中、玉村町を通ったのですが、それが丁度お昼近く。

玉村町にはまだ寄ったことのない「はとり食堂」があるのです。

で、これも運命と思い、寄りました。

つまり、ついに「もつ煮十番勝負」の幕は切って落とされたのです。

「はとり食堂」、評判の店です。「もつ煮十番勝負」の第一回目を飾るに相応しい、知る人ぞ知る店です。

頼んだのはもちろん「もつ煮定食」。うれしい価格の650円。

味噌の味が生きている、白モツのみの、美味しいもつ煮です。葱が、これでもかとばかりに、ドバッとかかっているところなんか、またいいじゃないですか。ここに備え付けの一味唐辛子を好きなだけ振る方もいらっしゃるでしょう。

美味しいんです。しかし普通に頼んでも、ご飯も大盛、もつ煮も大盛、お新香も大盛、レタスサラダも大盛。普通盛なのは味噌汁だけで、完食するのに2度ほど小休止を入れました。

つくづく年を感じます。

で、ふっと、不安がよぎります。「もつ煮十番勝負」の前途に暗雲が垂れ込めます。もつ煮定食って、どこもたいてい、盛りがいいんだよな~。果たして「もつ煮十番勝負」そして「もつ焼き十番勝負」は、いつになったら完遂できるでしょうか?

多難な幕開きになりました。6月、健康診断あるし・・・。

【「はとり食堂」がある群馬県玉村町から軽井沢町までの直線距離≒29マイル≒47km】

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2007年5月 6日 (日)

目に青葉 山ほととぎす 野口の氷

ちんたらチャリンコ散歩が究極の「安・近・短」。毎日のように前橋中心商店街に出動しては、デジカメ写真パチパチ撮っておりました(今年は「高・遠・長」が合言葉のようでした・・・)。

ゴールデンウィークの混雑回避に一役かった、貢献した、よいことをしたと自画自賛の、今年のゴールデンウィークの過ごし方でした。

Img_6460 で、気温ぐんぐん上がる季節(昨日は館林市で気温30.7度と今年初の真夏日記録)。そろそろ「野口商店」も長い冬眠から覚めて、カキ氷始めるのではないかと、いつもその前を通っておりましたが、昨日午後0時過ぎ、例によってその前を通ると、シャッターが上がっているではありませんか。

丁度その時、店のお兄さんに出くわしたので、今年は今日からですか?とお尋ねすると、4月28日からやってます、とのお答え。

ええ~ッ?

Img_6300 5月3日にその前を通った時はシャッター閉まっておりましたので(写真左)、ありゃなんじゃったんだと思いましたが、思い返せばその時はまだ午前中。営業は、なお当分、午後からの限定のようです。

目に青葉

山ほととぎす

初鰹

の句がありますが、前橋人間には

目に青葉

山ほととぎす

野口の氷(字余り)

ですね。

(昔々のその昔、まだ鉄人28号がテレビの中で暴れまわっていた頃、野口の氷は出前もしてくれたそうです。)

【カキ氷で有名な「野口商店」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年4月30日 (月)

陽気軒の「メガチャーシューメン」

健康のため、昼飯は蕎麦しか食わないぞ、と堅く心に誓った私ですが、所要で群馬県吉井町に行くと、ジャンボ餃子で有名な「陽気軒」の誘惑に勝てず、禁を犯してしまいます。

Img_6070 店の構えは、普通だったら通り過ぎてしまう、何の変哲もないただのラーメン屋なのですが、実力恐るべし。

さして愛想が無いのも、かえってわずらわしくないと感じられるくらいです。

混雑を逃れるべく、早めに行って注文したのは、名物のジャンボ餃子ではなくて、「特製チャーシューメン」。マクドナルド風に言い換えれば「メガチャーシューメン」です。

Img_6066 スープから顔を出すチャーシューは「氷山の一角」に過ぎません。スープの中に、この何倍ものチャーシューが沈んでいるのです。

チャーシューは、仕上げにこんがり表面を焼いているので、パリッとした食感も楽しめます。もちろん柔らかいのですが、訳の分からない、ふにゃふにゃの柔らかさではなくて、繊維に沿って肉がはらはらと千切れます。

うんざり3歩手前くらいの、チャーシューの量です。

チャーシュー好きにはたまりません。

へれへれの、向こうが透けて見えるくらいのチャーシューが5枚程度のったチャーシューメンに、騙された、裏切られたと憤激そして消沈したことのある人も、こころから満足できます。

それで700円は泣かせます。感動もんです。

スープは肉系ダシばかりでなく、煮干も交えているように感じられます。

血圧注意の減塩生活者には、やや塩辛く感じられるかも知れませんが、こくのあるスープを残すと悔いが残ること、必定です。

若かったら、3日と空けずに通いたくなる店です。

ジャンボ餃子に、特製チャーシューメン、そしてどんぶり飯をパクついている剛の者も一人や二人ではありません。

吉井町には上信越自動車道「吉井インターチェンジ」があります。

ゴールデンウィーク中に足を延ばしてみてください。休日なら、ジャンボ餃子、遠慮なく食べられます。

(人に会わなければならないことを考えると、平日昼間は、つい、餃子、控えてしまいます。〈泣〉) 

【ジャンボ餃子で有名な「陽気軒」がある群馬県吉井町から軽井沢町までの距離≒23マイル≒37km】

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2007年4月29日 (日)

「あんこもの」好きに朗報

酒飲みと誤解されているのですが、本当は甘党で、酒を飲むのは、酒が親の仇に他ならないからなんです。

Img_6042_1 それにしては大酒するではないか、とよく言われますが、根がまじめなので、なんにでも一生懸命取り組んでしまうからなんです(笑い声が聞えますね・・・(#^.^#))。

諸国行脚の末、親の仇にめぐり合えたうれしさというものが、私にはよくわかります。

この辺、兄弟にも、友人にも、殆ど理解されていません。

まあ、それはともかく、「もなか」を筆頭に、「大福」、「饅頭」、「羊羹」、「きんつば」等々、「あんこもの」と総称される和菓子のたぐい、大好きです。

Img_6046_1 過日、高崎で集まりがあって、県庁勤務のG氏が、みんなへの振る舞いに持参したのが、前橋市の茶舗「たむら園」の薄皮饅頭。

群馬県県央でお饅頭の話になると、当然、前橋にあった、今となっては伝説の「片原饅頭」の話になるわけですが、お茶の販売が本業にもかかわらず、「たむら園」さんの薄皮饅頭は「片原饅頭」を思い出させるものがある、とのG氏の話。

また、高崎の「角田製菓」さんが、酒饅頭1本の営業で、「片原饅頭」を目指して日々に研鑽しているともG氏はおっしゃっていました。

生まれは群馬県でないにもかかわらず、商工労働部の勤務経験があるだけに、さすがG氏はお詳しい。

Img_6047_1 私など、「あんこもの」好きを宣言し、「角田製菓」の店舗は自宅から近いにもかかわらず、まだここのお饅頭、口にしたことがありません。「たむら園」さんのお饅頭も同様に、その日まで食べたことありませんでした。

で、さっそく「たむら園」さんのお饅頭、ひとついただきました。思わず、おおッ!です。

「たむら園」さんのお饅頭の餡はさらし餡です。「あんこもの」好きでも、つぶ餡偏愛者の私ですが、このお饅頭のさらし餡は、実に結構な味です。上品な甘さで、作っている人のセンスの良さを感じさせます。

その翌日、丁度「たむら園」さんの近くまで行ったので、一も二もなく寄って買い込みました。いや、なかなかです。

Img_6056_1 「たむら園」さんに寄ったのは12時ちょっと過ぎでしたが、残り7個でした。蒸し器に入ったままだったのか、あつあつのほかほかでしたが、私には冷めてから食べるほうが好みにあうようです。

(午前9時から入手できるそうです。)

「片原饅頭」をそうしたように、オーブントースターで、ほんのりきつね色がつくまであぶって食べたい誘惑に駆られました。

写真には6個しかないのは、すでに1個食べちゃったからです。

自信をもってお薦めできます。お試しあれ。

(1個だけだと95円ですが、何故か複数買うと1個当たり94円です。)

【「たむら園」さんがある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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2007年3月19日 (月)

高崎にあった天使の食べ物

りんごを食べても歯茎から血が出ることはありませんが、不味い昼飯を食べると半日気分が優れないタイプです。

そんな性格の私にとって、今日は1年に1度あるか無いかの幸福な1日でした。

Img_5317 と言いますのは、もちろん幸福な昼飯にありつけたからです。

幸福な昼飯にありつけたのはどこかと言いますと、高崎市の中心街、JR高崎駅西口を出て高崎市役所方面に歩き、「あら町」の交差点を右に折れた「西口名店街」に並ぶ蕎麦屋の「さぎょう」さんです。

Img_4727_1 この店に入るのは2度目になります。1度目は、旨い蕎麦屋はないものかと歩いているとき、たまたま目にした「十割蕎麦」の幟に誘われて、フラフラッと入りました。

(この年になると、初めて訪ねる土地でもない限り、なかなか新しい店を開拓しようという気は起きないのですが、もう無限に昼飯の機会があるわけではないので、そんなことではいかんと、最近はまた新たなる店探しを行っております。)

(この反対の方もいらっしゃいますね。もう限られた昼飯の回数しかないと気づいたので、へたなものは食べたくないと、昔から行っている「間違いのない店」に頑なに足を運ぶ方。)

Img_5389 2度目の今日は、フラフラッとではなく、目的がありました(左は今日食べた「もりそば」)。

何だと思います?

それは「プチトマトのシロップ漬け」。

先週末の勉強会の時、漬物メーカーの美しき女社長さん(こう書く私は、最近少し大人になったのでしょうか・・・。訂正、いえいえ事実美しいんです)に強くこの店の「プチトマトのシロップ漬け」を推奨しましたので、そうだ、このブログに写真アップしようと思い、今日再び訪ねたというわけです。

1回目に来たときは、「プチトマトのシロップ漬け」がいったいどんなものか分かりませんでしたので、蕎麦だけ写真に撮っただけ。

Img_4724 かすかに「プチトマトのシロップ漬け」が写っているだけでした(左の写真です)。

旨い、と思ったときは後の祭りで、お腹の中の「プチトマトのシロップ漬け」は写真に撮れません。

で、今日は昼飯兼写真撮りです。

初めてのときは、なんの期待もせず、それがデザートだと言う認識もなく、最後に残してしまったので、もったいないから仕方なく口に放り込んだのですが、その上品な味にびっくり。

Img_5390 ミントの香りとよく調和して、実におしゃれな食べ物になっております(写真を見て、缶詰さくらんぼの味を想像しないでね)。

小生のような、カツ丼や牛丼が似合うオジさんには不釣合いなデザートかもしれません。

清楚で、もう殆ど「天使の食べ物」ですね。

この「プチトマトのシロップ漬け」を唇に受けたとたん、身が清くなる思いがいたします。

Img_4732 こんな儚い甘み、久しぶりです(JR新前橋駅近くで包丁を振り回す、じゃなかった振るう天才料理人「久松」の大ちゃんに知らせなければ、です)。

それにもうひとつ注目の品があります。コンニャクの天婦羅です。天婦羅は蕎麦とは別注ですが、天婦羅を注文するとその一品としてついてくるようです。

歯ざわりからだけでは、コンニャクとすぐに言い当てることは、ちょっと難しいように思います。

聞けば、ただコンニャクを天婦羅にするのではなく、秘訣は、コンニャクを薄味の煮物にしてから天婦羅にするのだそうです。

Img_4733 珍しいだけでなく、うまいんです。うまいと言う点では、かつて、前橋の飲屋さんで出してもらった、肉の代わりにコンニャクが入っているコンニャクカレーにも感心させられましたが、このコンニャクの天婦羅にも脱帽です。

(プチトマトもコンニャクも群馬県ではたくさん取れる農産物です。それを丁寧に扱う姿に感服です。あちこちで、無理やり名物を作ることが村おこし町おこしの一環に行われていますが、名物は日々の食べ物から自然に出てきて欲しいものです。)

もちろん蕎麦も悪くありません。薬味のねぎもみずみずしく、手抜きはしない姿勢をひしひしと感じる店です。

ここまでだけでも、午後愉快に仕事ができるのですが、1年に1度あるか無いかの幸福は、2周年記念ということで、おこわの振る舞いがあったのです。

Img_5387 おこわだけでなく、おひたしに椎茸の焼き物、ごぼう、レンコンなどの煮物に厚焼き玉子の豪華版です(左の写真全部)。

これだけでも、品書きに載せて料金のとれるものでした。

で、サービスもうるさくもなく素っ気なくもなく、満足なお昼を味わった次第。

是非、「プチトマトのシロップ煮」試してください。

【天使の食べ物「プチトマトのシロップ煮」が出てくる「さぎょう」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年2月16日 (金)

暖冬だとうどん屋が儲かる

風が吹けば桶屋が儲かる類の話ではありませんが、この暖冬でうどん屋さんが儲かっているそうです。

初耳でした。

Img_3731_1 普通のうどん屋さんの話ではなくて、群馬県渋川市伊香保町水沢にある「水沢うどん」街の大手うどん屋さんの話です。この冬は寒さの厳しかった昨年に比べ、来店客が30%増し、だそうです。大儲けですね。

(水沢うどんは、讃岐うどん、稲庭うどんと並ぶ日本3大うどんのひとつと言われます。また、桐生うどん、館林うどんと合わせて上州3大うどんにも数えられます。

Img_3730_1 伊香保温泉の下にある水沢寺門前で、参詣客にうどんを供したのが始まりと言われています。ここに近い旧群馬町出身の福田赳夫元首相は中元歳暮等の贈り物に、よく水沢うどんを使ったそうです。

基本的には、もり蕎麦のように、冷たいうどんをゴマだれや醤油ベースのつけ汁で食べます。

讃岐うどんや富士吉田のうどんを食べ慣れた人からすると、その値段は驚愕かもしれません。普通にやっていても利益率が高い粉ものです。お客がわんさか来るので、税務署署員の方も、その使われた割り箸の数の正確な補足に、いつも懸命なようです。

かつて、ローレックスをはめた腕でうどんを捏ねる店主がいらっしゃいました。)

Img_3732 このうどん屋さんは地域一番店的存在ですから、増収率も高く出るのだと思いますが、同じ地区の下位業者さんも、同じように恩恵を受けているのではないかと思います。

個人消費において天候、温度は極めて重要な役割を演じますよね。

衣料品の売れ行きや食品の売買動向に端的に現われます。この暖冬でビールの売れ行き、絶好調だそうです。

今日の日本経済新聞にも、業界や商品別の影響が記事になっておりました。

TDR(東京ディズニーリゾート)がほくほくで、スキー場が泣きたい気分。おでんが駄目で、アイスクリームが好調。風邪薬が売れず、花粉症治療薬が早々に動き始めたとか。

若い頃、大手化粧品メーカーの人に、「今年の夏は暑かったので、前年よりもファンデーションなどの売り上げが良かった」と言われたとき、男であるためその関連が分からず、頭に?マークが浮かんだことが忘れられません。

暑い夏だと、汗で剥げ落ちる分、化粧直しをしなければならず、それで売り上げが増える、という解説でした。

まあ、1千万人が1日1グラム多く化粧品を使ってくれれば、それだけで10トン増です。0.5グラムだって5トン増になります。暑い日が例年より10日多ければ、100トン、50トン増のレベルです。

で、なるほど、と感心した次第です。

それにしてもこのご時勢に、対前年比30%の増加というのは、余りないかもしれません。

休みの日に、どこか遊びに行きたいという思いは、多くの人にあるでしょうが、この暖冬でスキー、スノーボートなどのウィンタースポーツファンは、残念ながら行く場所が限られているようです。

暖冬→雪不足→スキー場断念→代替需要としてのドライブ→昼食需要に水沢うどん

また、ウィンタースポーツファンでない方も

暖冬→ポカポカ陽気→お出かけ気分の高揚→ドライブ→昼食需要に水沢うどん

といった消費者の思考・行動による特需なのでしょう。

ただ、この暖冬も、出前をやったりしているご近所のうどん屋さんには、余り恩恵はないかもしれません。逆に、あつあつが売り物の、高単価商品「鍋焼きうどん」の売り上げが減少したりして・・・。

(写真は、今年のお正月の水沢寺のもようです。この門前に「水沢うどん街」があります。クリックすると画像が拡大されます。)

【暖冬特需に沸く水沢うどん街がある群馬県渋川市から軽井沢町までの距離≒24マイル≒39km】

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2007年2月 4日 (日)

「一期一会」でせいろ2枚を食う

高崎周辺の蕎麦屋さんというと、問屋町の「そばきり」を筆頭に、「代官そば」、「いち川」、「きのえね」、「桂舟」、「拓心庵」、「上野の里」(旧群馬町)、「八幡庵」、「笹尋」、少しくだけて「おんじゃく」、「梅田屋」に良く行きました。

「そばきり」は何を食べても満足しますが、中でも「鴨汁」は絶品です。これを食べずに死んだ人は、一生の損をしたことになります(鳥肉関係が不得手の人は別ですが・・・)。

「鴨汁」というと、「代官そば」の「鴨汁」もお試しあれ。なかなかです。しかしこの前、店の前を通ったら、何やら改装中でした。どうしたんでしょう?

ただ、こう書いてきても、昨年4月に単身赴任先の神奈川県厚木市から帰ってきて以後、足を運んだのは、実は「きのえね」のみ。それもごく最近のことです。

ですから最初にあげた店々が、今どうなっているか些か心もとないところです。ごめんなさい。

Img_3569 「きのえね」は、高崎駅西口から歩いて5分くらいのところにあります。阪神の本拠地にして高校野球のメッカである甲子園ができた年と同じ創業。「甲子(きのえね)」に因んだ屋号です。

行った時間が午後0時を回った最繁忙時間帯。入れ替わり立ち代りのお客さんで、一人客の私はもちろん相席。

で、頼んだ「ねぎせいろ 大盛り」の写真をゆっくり撮ることなどできず、ひたすら食べるのみ。

Img_3871 左の店構えだけで勘弁してください。

オフィス街にあることもあり妙齢の女性のお客さんが多いのですが、一人で来て、もくもくとせいろをたぐる本格派娘さんの姿も少なくなく、昔は余り見られなかった光景だと世の移り変わりを感じてしまいました。

街中に買い物に来たので寄りました、といった感じの、品のいい老婦人が多いのも特色かもしれません。

「蕎麦食ったなぁ~ッ」と、しみじみ感じられる蕎麦屋さんです。

街中にあるので、駐車場にいったんクルマを入れなければならないのが、外回りの営業マンが利用するにはつらいところです。

Img_3830 高崎市周辺の蕎麦屋というと