湘南までのセンチメンタルな旅(その3)
「歳末買出し厚木・湘南日帰り弾丸ツアー」の前の日の12月28日には、事業のお手伝いをしている会社の忘年会が、ワタクシにとって2007年最後の忘年会として高崎でありました。
一次会が始まるまでは、明日は早いのだから早く帰らねばならぬ、と心に固く誓っていたのですが、写真のような乗り乗りの会だったため、二次会まで参加してしまったようです(明確な記憶が無いので、ごめんね)。
昔から「意志薄弱、胃は強固」がキャッチフレーズのワタクシですから、まあこれもやむ終えない結果です。
(心情としては、もっと弾けている写真を載せたいのですが、断腸の思いで、割愛です)
弾丸ツアー当日の朝は、「自宅近くまで迎えに来てもらう作戦」が功を奏し、午前6時15分の待ち合わせ時間には楽々セーフでした。
朝まだきの道端で、何台ものクルマをやり過ごしながら、待っている時間があったくらいです。
午前6時過ぎは、まだクルマがヘッドライトをつけて走る時間でしたが、仲間が乗っている車というのは、初めてご対面のクルマなのに、遠くからでもあのクルマがそうだと分かるんですね。
クルマなんて、見た目、鋼鉄の塊でしかないのに(もちろん鋼鉄だけでできている訳ではないですが)、なんとなくワタクシを探しているのが分かるのです。
残念ながら、曇り空時々雨の生憎の空模様でしたが、これもまた良し、です(写真は合流した面々)。
合流出来てホッとし、目指すは第一目標の神奈川県寒川町にある相州一之宮の寒川神社。
ビートたけしの一番上の兄さんが茅ヶ崎市に住んでいることから、寒川神社のお札をご母堂のために受けた、という話をビートたけしがなにかのテレビ番組で話したのを聞いた覚えがあります。
助手席に身を納めたワタクシは、ナビゲーター役で、運転はお役目御免ですし、高性能の本物ナビゲーターが搭載されている車でしたから、ナビゲーター役もまあそれほど真剣にやらなくとも良い訳です。
となれば、二日酔いのワタクシがやることはひとつしかありません。言うまでも無く、書くまでも無く、そう、二日酔いをひどくしないために(?)、ビールを飲むことです(所謂迎え酒ですね)。
村上春樹の小説『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の「ハードボイルド・ワンダーランド」部分の、機会さえあればビール(&ウィスキー・オンザロックス)を飲んでいる主人公のように、用意してくれていたビールを助手席で飲み始めました。
(しかし、あの主人公は、アルコールを飲んでも平気でクルマを運転しますから、今ならたちまち逮捕です。もっとも『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は、改正道路交通法施行のはるか前、1985年刊行の小説ですが・・・。)
それにしても、久しぶりに厚木に行くのかと思うと、やはりセンチメントが刺激されてしまいました。
この時点で、気分はもう殆どワタナベ君でした。同じ村上春樹の小説『ノルウェイの森』のワタナベ君です。
万一これで、BGMに『ノルウェイの森』でも流れていたら、「泣ける曲だなあ」と言って笑うところでした。
※『ノルウェイの森』はこれです(パソコンの音声オンにしてね!)
http://jp.youtube.com/watch?v=fvm6Q1EWD54&feature=related
前の日、28日も多くの人の前で、一番お気に入りなのは、ボサノバをバックに海を見ながら、マーマレードを付きのコンチネンタルブレックファーストを食べることです、と血迷ったことを口走ってブーイングを浴びてしまいましたが、この日の湘南行が、すでに頭のどこかに盤踞していて、センチメンタルなホルモンを分泌していたのかも知れません。
※例えば、代表的な『イパネマの娘』です(パソコン音声オンにしてね!)
http://jp.youtube.com/watch?v=iXWqLGsXgnU
秋の日に、きらきらと光る海を見ながら波打ち際を歩くには、ボサノバが合うに違いないと、厚木に単身赴任していたときには、偏執狂的に思っておりましたね。
もちろん『ノルウェイの森』が出たついでに言えば、『ミッシェル』でもいいんです。『ハーデーズナイト』は駄目ですけれど・・・。
※『ミッシェル』はこれです(パソコン音声オンにしてね!)
http://jp.youtube.com/watch?v=_Xl8YtgDAKc&feature=related
せっかくセンチメンタルな気分なのに、陽気な仲間は、ワタクシの沈黙をほって置いてくれません。違いました。センチメンタルな気分に落ち込むのがイヤなので、ワタクシがしゃべり続けておりました。
「つらいねぇ。飲みすぎて、睡眠不足だよ。みんなはマージャンで眠いだろうけど。昨日の28日はともかく、その前の27日も4軒ハシゴしたんだもの」。
誰も問い詰めていないのに、自らの罪状を白状してしまいました。本当は、気分を明るくするために渡辺貞夫の『カリフォルニア・シャワー』でも聞きたい気分でした。しかし、真情は『黒いオルフェ(カーニヴァルの朝)』でしたね。
※『黒いオルフェ』はこれです(パソコンの音声オンにしてね!)
http://jp.youtube.com/watch?v=cloRRu1-Du0
それにしても、クルマの限られた室内スペースで、アルコール臭くタバコ臭いワタクシの息によくみんな何も言わず、我慢してくれていたものです。
『軽井沢まで何マイル?』は、こちらに引越しいたします→http://yamauchi-hiroo.com/ 【ワタクシが村上春樹の小説を思い出してしまった前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】
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コメント
更新がとまっているのでどうしたのかと思っていましたが、忘年会関連でばたばただったのですね(笑)。
いやあ、楽しそうなツアーですねー。次回が楽しみです。
年末には旧知の仲間と実家近辺で大いに飲み・騒ぎしましたが、あと10年して、いまの知空さんの年齢くらいになっても、写真からあふれてくるようなパワーで仲間と弾丸ツアーの一つでもしてみたいものです。
今年もよろしくお願いいたします!!
投稿: 赤犬 | 2008年1月 4日 (金) 22時59分