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2007年9月17日 (月)

高崎「角田製菓」のまんじゅう

粉食文化発達の地である群馬県では、おまんじゅう屋さんがあちこちにあります。

Img_6546_2 しかし、「おまんじゅう」一本で勝負しているおまんじゅう屋さんとなると、そう多くはありません。

大抵、どら焼きとかの「あんこもの」和菓子を数種類一緒に売っています。

そんな中で高崎市にある「角田製菓」さんは「まんじゅう」一本槍の店(上の写真は「角田製菓大沢店」)。

まんじゅう以外、他に何もありません。

Img_6544 潔いまでのその心意気に共鳴して、ファンは日夜「角田製菓」さんに通います(いけない、筆が滑りました。角田製菓さん、夜は営業しておりません。左の写真は「角田製菓」西島店)。

「角田製菓」さんが目指すのは、前橋にあった伝説のまんじゅう屋「片原饅頭志満屋本店」の味。

かつて(今も?)、「元黒飴」、「萩のかりんとう」、「片原饅頭」、「原嶋屋の焼き饅頭」が前橋4大名物といわれておりましたが、その一角に燦然と輝いていた、あの「片原饅頭」です。

Img_6551 個人的には、07年4月4月29日にエントリーした『「あんこもの」好きに朗報』で取り上げた前橋「たむら園」さんの薄皮饅頭が一押しなのですが、「角田製菓」さんのご努力に敬意を払うに、少しも吝かではありません。

競争による切磋琢磨、刻苦研鑚が、作り手の腕を上げ、消費者を引き付けます。

まんじゅうに対する甲論乙駁、侃々諤々(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)の論議が交わされてこそ、日本国における粉食文化群馬県の存在が高まるのです(些かオーバー、ですね)。

Img_6552 伊香保温泉(渋川市)には「竹内製菓」があり、旧榛名町(高崎市)には「おみたまんじゅう」がある(竹内製菓にご関心の向きは、07年1月7日エントリーの『ちょっとだけ伊香保を散歩する』をご参照下さい)。

そして旧群馬町(高崎市)を拠点に「妙見茶屋」さんが頑張っている(余談ですが、「妙見茶屋」さんのどら焼き、最近すっかり気に入っております)。

さらには渋川市の「中村のまんじゅう」もあれば、岩井洞ドライブインの酒饅頭も、伊勢崎の「親玉まんじゅう」もある。

Img_6553 そういう競合状態こそ、粉食文化群馬県の美しい「まんじゅう環境」です。

「角田製菓」さんのモダンなお店の造りは、従来の饅頭屋の概念を覆すものです。

ニュースタイルの店舗提案には、「まんじゅう」を新時代に相応しいものにする意気込みが、ひしひしと伝わってきます。

カロリー過多の時代の中で、「まんじゅう」を単なる饅頭から、体に優しいヘルシーなお菓子として捉え直そう、という意識改革の姿勢が感じられるのです(力、ちょっと入りすぎでしょうか?)。

Img_6566 ワタクシの知り合いには「まんじゅう」を2個食べてからお酒を飲む人間もいます(ウソか本当か、本人はこれが医学的に裏付けられた正しい酒の飲み方だ、と主張しております)。

今年は9月25日が十五夜。そして10月23日が十三夜。

月見団子も結構ですが、今年からは月見まんじゅうでお月様を迎える、というふうにしては如何でしょうか?

(やっぱ、駄目?)

【まんじゅう一本槍の「角田製菓」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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