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2007年9月17日 (月)

北海道限定「じゃがポックル」と函館ペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」を貰う

北海道土産というと石屋製菓の「白い恋人」が定番でしたが、ご案内のように「白い恋人」は今年8月、賞味期限改竄問題等の露見でコケちゃいました。

Img_0332 それに替わってというか、その前からと言うべきか、カルビーの北海道限定商品、同社千歳工場製「じゃがポックル」がたびたび売り切れとなる断然人気商品になっております(「じゃがポックル」の商品名はワタクシが解説するまでもなく、「じゃがいも」とアイヌ伝説に出てくる小人の先住民「コロポックル」に由来するのでしょうね)

実はその「じゃがポックル」、この8月始めに義弟が北海道出張土産に買ってきてくれたんです。

(「求めよ、さらば与えられん」です。以前から食べたいと思っていた「じゃがポックル」、意外に早く手に入りました。それとも酔っ払ったとき「じゃがポックル」買って来てと頼んでいたのを忘れただけでしょうか?)

貰ったのは、「白い恋人」の賞味期限改竄が新聞で取り上げられる、ほんの数日前だったと思います。

義弟は「白い恋人」にしようかどうしようか、大いに悩んだ末、最後の購入可能プレイスである新千歳空港で「じゃがポックル」を選択したそうです。

「じゃがポックル」、生産が間に合わず、行列しても、お一人様2箱までという、厳しい購入制限があったそうです。

Img_0321 (たった2つしか手に入らなかったそのうちのひとつを分け与えてくれた訳です。あんがとさん(涙))

ところで、もし義弟が、「白い恋人」を選択し、ワタクシが貰ったままなお食べないうちに「白い恋人」問題で世間が大騒ぎになっていたら、ワタクシはその「白い恋人」を食べたであろうか、と自問自答してみました。

さて、どうでしょう。

迷いに迷った末に、と書きたいのですが、ワタクシは何の迷いもなく、「白い恋人」問題を追及するテレビ番組を見ながら、或いは新聞報道を読みながら全部喰っちまっただろうな、と貪欲な我が胃袋の辺りを撫でさすりました。

石屋製菓の中でも新千歳空港店は売行き抜群のところだろうから、賞味期限改竄「白い恋人」はすでに売れてしまって無かったに違いないと、都合よく解釈するのが第一の理由。

賞味期限が数ヶ月過ぎたくらいで、お腹を壊すほど柔な胃袋ではない、というのが第二の理由。

そして、せっかく人様からいただいた品物を、無碍に丸ごとゴミ箱に捨てるのはいくらなんでも忍びないという「もったいない」の思いが第三の理由。

付け加えれば、率先して毒見をしてみようという犠牲的精神が第四の理由です(すべて単に食い意地が張っているというだけですが・・・)。

Img_0330 それにしても、問題の発覚直前に「白い恋人」を購入したか贈られたかして、問題が発覚して大騒ぎになった後も「白い恋人」が残っていた人は、その「白い恋人」をいったいどのようにしたのでしょう。

是非、知りたいところです。

まあ、それはそれとして、本題の「じゃがポックル」に話を戻すと、「じゃがポックル」はポテトチップスに比べれば、数段生じゃがいものフレンチフライに近い味です。

しかし、フレンチフライとも言えないんです。また違うんです。

かといって、同じカルビーの人気商品「じゃがりこ」みたいにカリカリ感だけではないのです。

Img_0327 乾燥しているんですがカリカリだけの食感ではなく、そこにほのかな生じゃがいもフレンチフライの味が潜んでいる、というか湧き出してくる不思議な味わいなんです。

味は、生じゃがいもフレンチフライテイストで、食感がカリリとした摩訶不思議な食べ物です。

義弟は乾燥食感の食べ物だけでは不充分と思ったのか、人気上昇中の函館「ペイストリー スナッフルス」の「チーズオムレット」も一緒に買ってきてくれました。

※「ペイストリースナッフルス」については下記参照
http://www.hakodate.ne.jp/snaffles/

本来甘党、そしてカウチポテトライフ人間のワタクシとしては感謝の述べようもありません。

もちろんカルビーの「じゃがポックル」もペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」も、賞味期限を何日も残して食べつくしてしまいました。

【カルビーの「じゃがポックル」とペイストリースナッフルスの「チーズオムレット」をいっぺんに食べてしまった自宅がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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高崎「角田製菓」のまんじゅう

粉食文化発達の地である群馬県では、おまんじゅう屋さんがあちこちにあります。

Img_6546_2 しかし、「おまんじゅう」一本で勝負しているおまんじゅう屋さんとなると、そう多くはありません。

大抵、どら焼きとかの「あんこもの」和菓子を数種類一緒に売っています。

そんな中で高崎市にある「角田製菓」さんは「まんじゅう」一本槍の店(上の写真は「角田製菓大沢店」)。

まんじゅう以外、他に何もありません。

Img_6544 潔いまでのその心意気に共鳴して、ファンは日夜「角田製菓」さんに通います(いけない、筆が滑りました。角田製菓さん、夜は営業しておりません。左の写真は「角田製菓」西島店)。

「角田製菓」さんが目指すのは、前橋にあった伝説のまんじゅう屋「片原饅頭志満屋本店」の味。

かつて(今も?)、「元黒飴」、「萩のかりんとう」、「片原饅頭」、「原嶋屋の焼き饅頭」が前橋4大名物といわれておりましたが、その一角に燦然と輝いていた、あの「片原饅頭」です。

Img_6551 個人的には、07年4月4月29日にエントリーした『「あんこもの」好きに朗報』で取り上げた前橋「たむら園」さんの薄皮饅頭が一押しなのですが、「角田製菓」さんのご努力に敬意を払うに、少しも吝かではありません。

競争による切磋琢磨、刻苦研鑚が、作り手の腕を上げ、消費者を引き付けます。

まんじゅうに対する甲論乙駁、侃々諤々(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)の論議が交わされてこそ、日本国における粉食文化群馬県の存在が高まるのです(些かオーバー、ですね)。

Img_6552 伊香保温泉(渋川市)には「竹内製菓」があり、旧榛名町(高崎市)には「おみたまんじゅう」がある(竹内製菓にご関心の向きは、07年1月7日エントリーの『ちょっとだけ伊香保を散歩する』をご参照下さい)。

そして旧群馬町(高崎市)を拠点に「妙見茶屋」さんが頑張っている(余談ですが、「妙見茶屋」さんのどら焼き、最近すっかり気に入っております)。

さらには渋川市の「中村のまんじゅう」もあれば、岩井洞ドライブインの酒饅頭も、伊勢崎の「親玉まんじゅう」もある。

Img_6553 そういう競合状態こそ、粉食文化群馬県の美しい「まんじゅう環境」です。

「角田製菓」さんのモダンなお店の造りは、従来の饅頭屋の概念を覆すものです。

ニュースタイルの店舗提案には、「まんじゅう」を新時代に相応しいものにする意気込みが、ひしひしと伝わってきます。

カロリー過多の時代の中で、「まんじゅう」を単なる饅頭から、体に優しいヘルシーなお菓子として捉え直そう、という意識改革の姿勢が感じられるのです(力、ちょっと入りすぎでしょうか?)。

Img_6566 ワタクシの知り合いには「まんじゅう」を2個食べてからお酒を飲む人間もいます(ウソか本当か、本人はこれが医学的に裏付けられた正しい酒の飲み方だ、と主張しております)。

今年は9月25日が十五夜。そして10月23日が十三夜。

月見団子も結構ですが、今年からは月見まんじゅうでお月様を迎える、というふうにしては如何でしょうか?

(やっぱ、駄目?)

【まんじゅう一本槍の「角田製菓」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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みなかみ町(旧月夜野町)「中華たむら」の麻婆豆腐ラーメン

沼田市周辺の中華料理店というと、知名度では「馬鹿旨」と「中華たむら」が群を抜いているような印象があります。

Img_0437 「馬鹿旨」さんは沼田市から日光に抜ける国道120号線沿い、「中華たむら」さんは沼田市から水上温泉に抜ける主要地方道の県道61号線(通称「奥利根ゆけむり街道」)沿いの立地です(上は尾瀬の玄関、JR沼田駅)。

「馬鹿旨」さんが立地する沼田市久屋原町25-1近くの沼田市白沢町高平地点における平日12時間の自動車類の通行量は7,452台(平成17年度道路交通センサス)。

また、「中華 たむら」さんが立地するみなかみ町下牧354-1近くのみなかみ町下牧625における平日12時間の自動車類通行量は8,027台(同)になっています。

どちらの地点も、利根・沼田地区ではもっとも交通量の多い地点に数えられます。

消費者の目に触れる機会が多い訳ですから、知名度が高くなるのも当然なのかもしれません。

飲食店において、立地の重要性は依然変わらないようです。

また、メニューに対する工夫と言う点でも両社は共通しています。

「馬鹿旨」の看板メニューは「トマトラーメン」。意表をつく組み合わせが受けています。

一方の「中華たむら」は地元特産のモロヘイヤの粉末を麺に練りこんだ「モロヘイヤラーメン」など地元にこだわった商品開発に熱心です。

Img_0447 「馬鹿旨」については07年7月5日エントリーの『沼田「馬鹿旨」でまたラーメン』で触れましたので、今回は「中華 たむら」について少し書きます。

ワタクシが「中華 たむら」さんはすごいなと思うのは「価格勝負」は絶対にしないことです。

メニューに並ぶ品書きの値段一つ一つは決して安くありません(けれど、高い!という値段でもありません)。ちょっと高いというレベルです。

しかし、出された料理の味と量と値段を比較すると、思わず納得、なんです。

Img_0445 写真は「麻婆豆腐ラーメン」みそ味(しょうゆ味もあります)なんですが、そのドンブリの大きさは、洗面器代りに使えるのではないか、という大きさです(普通サイズのレンゲが、小さく見えるでしょう?)。

正直申し上げて、高校生ならいざ知らず、半世紀男であるワタクシが完食するにはちょっときつい量です。

しかし、一般的に言えばインパクトのある量ということになるでしょう。

特に、初めてきたお客さんには強い印象を残すと思います。

お客さんは、みなかみ町のあそこには、「中華 たむら」があると自然にインプットしてしまうと思います。

店名を忘れても、みなかみ町にラーメンで特徴的な店があった、と記憶するでしょう。

麺類ばかりでなく、定食類に関してもこのボリュームです。

で、味も悪くないので、勘定を支払うときに割高感はないのです。

昼食時に行くとお客さんでごった返していますが、若い人たちに混じって地元客と思われる老夫婦連れもお見受けします。

「中華 たむら」さんの旧月夜野町における独走は、当分つづきそうです。

「中華 たむら」さんは、記憶に残る店、印象深い店、なんです。

これから紅葉シーズン。「谷川岳」や「照葉峡」に行かれるときに寄ってみるのもいいかもしれません。

【印象に残る「中華 たむら」があるみなかみ町(旧月夜野町)から軽井沢町までの直線距離≒31マイル≒50km】

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2007年9月16日 (日)

前橋「酒肴 久松」で飲酒す

Img_9359 もう7月のことになってしまいますが某日、群馬の辛口隔月刊誌編集長U氏から電話で飲酒のお誘い(「ブックマンズアカデミー」や「文真堂書店」で売ってます。同じような雑誌は他にありませんから、すぐ分かります)。

(この編集長、たまに神主さんに化けたりします。変装じゃなくて、お仕事で、ですね)

場所は、JR新前橋駅近くの天才料理人大ちゃんが包丁を振り回すじゃなくて包丁を振るう「酒肴 久松」をご指定。

06年7月6日エントリーの『酒肴久松、ブログを始めるか』や06年9月11日エントリーの『ちゃんと腐る弁当-安さ便利さの影にあるもの-』、07年6月14日エントリーの『もつ煮十番勝負(その四「久松」の巻)』などを読んでいただければ、お分かりになっていただけると思いますが、「酒肴 久松」となればお断りする理由もありません。

Img_9393 (「酒肴 久松」でなくてもお断りする理由もないのですが・・・)

で、久々の密談ではなくておバカな二人宴会。

低脳児の二人ですから、その時真近に迫っていた群馬県知事選や参院選が話題になることもなく、年金問題、新潟中越沖地震、中国でっち上げ「段ボール肉まん事件」などにも話が及ぶことなく、ただただ阿保なダベリとひたすら飲酒。

酔うほどに、言葉の無限運動。つまり堂々巡り。

さらに酔うと、夢幻の境地。もう相手がいることさえ忘れてしまいますね。

Img_9374 写真でも撮っておかないと、何を食べたかも忘れちゃうんですね。

しかし、常備携行デジカメが、その失態をカバーしてくれます。限りなく威力を発揮してくれます。

いい事か悪いことか、少し悩んでしまうのですが、デジカメを使って風景や食べた物を撮影しておき、パソコンに保存しておくと、日記代わりになることは確かです。

写真を見ることによって喚起される記憶があります。

「酔生夢死」の人生と思っておりましたが、デジカメ激写するようになったので、この世に生きた証拠写真が、随分残るようになってしまいました。

Img_9380 因みに申し上げますと、この1年で撮った写真はおよそ1万枚。もっとも1日平均では僅か27枚ですが・・・。

※7月以降も「酒肴 久松」に出かけておりますが、そのたびにブログは書かないので、「酒肴 久松」で食べた料理の写真が溜まるばかり(左は牛バラの煮込み。味付けは塩のみの絶品。大ちゃんの天才振りが分かる一品)

で、その写真を少しでも披露しようと、唐突ですが、このブログを書いた次第。悪しからず、ご了承下さい。

【天才料理人大ちゃんが包丁を振るう「酒肴 久松」がある前橋市から軽井沢町までの直線距離≒26マイル≒42km】

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高崎「きのえね」で蕎麦を食う

高崎で蕎麦と言ったとき、JR高崎駅近く(西口)にある老舗の「きのえね」さんを外したら、なんかお忘れじゃありませんか、とファンの人たちの顰蹙をかうこと必定です。

Img_7678 「きのえね」さんは、むかし「甲子」と表記したようです。ご推察の通り、野球場の「甲子園」ができたのと同じ年の大正13年創業で、その年が「甲(きのえ)」「子(ね)」だったので、それを店名になさった由。

(店舗は高崎駅西口再開発に伴う区画整理事業で2004年3月建て替えています)

ワタクシの場合、高崎駅東口にあるK人形のW専務と異業種交流会で一緒に勉強させていただいており、同専務が「きのえね」の大ファンで、機会あるたび「きのえね」の蕎麦の旨さについてレクチャーされております。

(昨日その交流会があったので、思い出して、今「きのえね」さんのことを書いている次第です)

仕事の関係上、高崎駅周辺でお昼ごはんを食べることが少なくないので、もちろんすでに何べんも「きのえね」さんにはお邪魔させてもらっております。

ただ、「きのえね」さん、混むんです。

Img_7672 多少時間をはずしたくらいでは、「待ち」は覚悟しなければなりません。

ワタクシの場合一人で行きますので、大抵は相席です。

他の一人客の方も相席です。お店の方の客あしらいがいいこともあって、みんな慣れた顔で、相席です。

高崎高島屋さんが近くなので、高島屋に買い物にこられたと思われる、品のいい老婦人などが、ワタクシ同様一人で蕎麦を楽しんでいる姿などが見受けられ、そういった客層からも昔からの蕎麦屋さんの風情を感じます。

Img_7674 家を出るときから、高島屋の帰りには、「きのえね」に寄って蕎麦を食べてこようと決めているようなご婦人方ですね。

常連客と思われるサラリーマン、OLさんも少なくなく、店の人が「今日は何にする?」なんて、声をかけたりしています。

地元商店の主人といった男性客が多いのも特徴かも知れません。こういう方は、たとえ一人でも、もう自分の家のようにくつろいだ感じで居ます。

昔ながらの、しっかり街に根をおろしている蕎麦屋さんです。

一度、板わさなどをあてにしながら、昼酒でも楽しみたいと思わせるお店です。

(この日ワタクシが食べたのは、冷たい蕎麦の「きんぴらそば」でした)

【昼酒が飲みたくなる蕎麦屋の「きのえね」がある高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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吉岡町「船尾滝」に行ってみる

Img_0708 9月も中旬だと言うのに、今日も明日も最高気温は30度超え。

灼熱地帯で知られる群馬県で暮らしているとはいえ、さすがにヘバります。

館林市で40度以上の気温を記録した8月中なら、体温を下回る32、3度の最高気温はドッテことなかったけれど、涼しいとさえ感じたけれど、9月中旬になっての32、3度は「ええ加減にせんかい!」とちょっと怒ってみたくなります。

Img_0705 来週は秋彼岸(左は「船尾像」)。

「寒さ暑さも彼岸まで」、お天道様においては、この言葉通り、秋風を運んでいただきたいものです。

Img_0703 さて、8月のことですが、「コンガスイカ」を買い求めに榛東村農産物直売所に行ったものの「コンガスイカ」がなく、その日も無茶苦茶暑かったので、ここまで来たならマイナスイオンでも浴びて涼もうかと「船尾滝」を目指したことがあります。

(「コンガスイカ」にご関心の向きは8月13日エントリーの『榛東村農産物直売所で「コンガスイカ」を確保する』をご参照下さい)

榛東村農産物直売所から「船尾滝」の入り口まではクルマで10分ほどですから、思いつきで行ける距離です。

Img_0695 これ以上クルマで入っちゃ駄目よ、というクルマ止めに駐車場が整備されていますのでそこに車をおいて、後は徒歩で「船尾滝」を目指します。

正確に言うと「船尾滝」の滝壺までを目指したのです。

しかし、結論から言うと、マイナスイオンが飛び交い、ひんやりとした冷気が浴びられるはずの「船尾滝」の滝壺には辿り着けませんでした。

Img_0688 遊歩道がガケ崩れで途中からなくなっていたのです。

暑さから逃れられ、「別天地」のはずの「船尾滝」の滝壺は、はるか彼方のままに終わってしまいました。

「船尾滝」周辺の山もご多分に漏れず、間伐が行われているのはごく一部の地域にとどまっています。

このため植林された杉林などには地表まで陽が当たりません。

この結果、下草や灌木が育たず、山の保水力が落ち、ガケ崩れが発生しやすくなっています。

8月6日から7日かけて、関東地方は台風9号に直撃されましたが、群馬県も南牧村などの西毛地区(群馬県西部)の中山間地域は大きな被害に見舞われました。

間伐が行われず山が荒れ、保水力が低下していることが被害を大きくしているように思います。

Img_0678 「山に生えている一木一草とて切ってはならない」といったプリミティブ(素朴)な自然保護論者はいなくなりましたが、山は適当に木を切って、手入れをしなければならないのです。

山の手入れができないのは、植林した杉などの国内木材市況の長期低迷が大きな理由ですが、それに加え中山間地域の居住人口の減少と高齢化による人手不足も大きな問題になっています。

(南牧村は65歳以上の高齢者比率が50%を超える「限界集落」です)。

ガケ崩れに道を断たれて滝壺まで行けなくなった「船尾滝」は、「秘境」になってしまいそうです。

台風後の「船尾滝」周辺がどうなったか、また行ってみなければ、です。

(思いもかけず、観音菩薩をイメージしたような優しいお顔の「船尾像」を見られたのは収穫でした。一番上の写真は「船尾像」が鎮座している小公園から撮った「船尾滝」)

【「船尾滝」がある吉岡町から軽井沢町までの直線距離≒24マイル≒38km】

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2007年9月15日 (土)

4人目ではなくて5人目の内閣総理大臣?

どうも流れとして、次期内閣総理大臣には群馬県選出の代議士、福田康夫元内閣官房長官が就任しそうです。

まあ、それはともかく、ワタクシの購読している新聞には、福田康夫氏が選ばれれば、氏は4人目の群馬県出身の内閣総理大臣になると書いてあります。

つまり、福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三各氏に次いで4人目というわけです。

しかし、群馬ナショナルキッドのワタクシとしては、ちょっと待ってくれ、と言いたい訳です。

終戦内閣総理大臣の鈴木貫太郎(慶応3年=西暦1868年生まれ)の存在はどうなるんだ、と思うわけです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E8%B2%AB%E5%A4%AA%E9%83%8E

晩年、一族の出身地千葉県関宿町(現野田市)に住んだこともあり、千葉県出身の内閣総理大臣にカウントされることが多いようです。

しかし、幼少時に群馬県前橋市に移り住んだ鈴木貫太郎さんは桃井小学校を卒業。旧制前橋中学校の出身です(明治19年卒業=1886年の縁故者)。

大阪府堺市に関宿藩の飛び地領があり、そこへ同藩の藩士だった父君が赴任していたことから、生まれは堺市ということになっているようです。

(余談ですが、関宿藩は明治維新のとき「朝敵25藩」のひとつです。このため4万8,000石のうち5,000石が削封されています。

推測ですが、同藩藩士であった鈴木貫太郎の父君である由哲氏は、削封により職を失い、伝手を頼って出来立てほやほやだった群馬県庁に職を得て、前橋に引っ越してきたのではないかと思います。

当時前橋は生糸輸出で栄え、明治2年=西暦1869年の前橋藩内人口は全国有数の規模の17万4,200人だったそうです。因みに同じ年の高崎藩人口は9万7,500人、宇都宮藩は5万9,900人(『大名の日本地図』(中嶋繁雄著 文春新書)でした。こういう書き方をすると激昂する高崎の方がいるかもしれませんが、人口・経済規模から勘案して、高崎から前橋に県庁が移されたのも止むを得なかったのかもしれません)。

鈴木貫太郎氏は、海軍兵学校受験準備のため、攻玉社で英語に磨きを掛けようと東京に出ましたが、子供の頃から群馬県に住み、それも人格形成に重要な幼少期から青年期まで過ごしていますから、群馬県出身者と言うに不足は無いはずです。

因みに福田康夫さんは麻布学園高等学校出身。
http://www.y-fukuda.or.jp/e_profile.html

ワタクシは個人的会話の中では、4人目の内閣総理大臣ではなくて5人目の内閣総理大臣だよと、相手の意向など無視して訂正しまくっております。

【群馬県で5人目の内閣総理大臣になるであろう福田康夫氏縁故の高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年9月 9日 (日)

季節限定「スイカだるま」、次は「包帯だるま」か?

Img_0503 消費の成熟化で、消費財は「限定」、「プレミアム」、「面白(おもしろ)」の3つを使うことによって消費喚起策とすることが常道になりましたが、写真は、JR高崎駅内の土産物店で売られていた「季節限定」の「スイカだるま」です。

(撮影したのは8月23日でしたから、すでに撤去されているかも知れません)

何しろ、だるまと言えば高崎です。

地元群馬県の小学生の必須科目(!)である「上毛かるた」には、「縁起だるまの少林山」と詠まれています。

Img_0498 高崎市西部にある少林山達磨寺(黄檗宗)周辺の70軒で年間150万個作られ、全国のだるま生産量の80%を占めると言われます。

毎年1月6~7日が「少林山達磨市」。1月9日が「前橋初市」と続き、順次県内を巡回していきます。だるま市は群馬県の正月の風物詩になっています。

だるまのお顔は、縁起物だけに眉は鶴に似せ、鼻から口ヒゲは亀に似せて描きます。

Img_0500 パッと見た感じ、皆同じに見えますが、実は各家伝来の描法があって、一堂に並べて比べてみるとその違いがはっきりします。

好みに寄ってお客さんが付いているようです。

農家の片手間仕事(副業)として達磨製造は始まりましたが、年数を経て、専業化した業者もいます。

その結果、季節に偏りがちな売上を平準化するために様々な「変わりだるま」が生産されるようになりました。

もはや定番商品ともいえる、選挙にはお馴染みの「必勝だるま」。Img_0505

会社や家内繁盛を願って会社名などを入れる「名入れだるま」。

結婚の贈り物用「寿だるま」、熟や予備校向け「合格だるま」など様々なバリエーションが発生しました。

サッカーワールドカップが開催される年には、「サムライブルー」に塗られた「サッカーだるま」も登場します。

そしてついに季節限定「スイカだるま」の誕生です。

高崎市で全編ロケが行われた天童荒太さん原作の映画「包帯クラブ」(堤幸彦監督)が9月15日に全国公開されますが、ワタクシが知るところでは、まだ「包帯だるま」が売り出されておりません。

「ミイラだるま」と呼ばれることを恐れて、作っていないのでしょうか?

個人的には、結構売れると思うんですが・・・。

(因みに映画「包帯クラブ」の完成を記念して高崎市の「松田製菓」さんが「高崎包帯クッキー」を発売しております。期間限定商品ですので、お早めにお買い求め下さい)

【「スイカだるま」も「包帯クッキー」も売っている高崎市から軽井沢町までの直線距離≒23マイル≒37km】

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2007年9月 8日 (土)

藤岡「昌良(まさよし)」の蕎麦

「もつ煮十番勝負」その五番目は藤岡の「二八車家」を取り上げましたが、残念なことに「もつ煮定食」はありませんでした(ご関心の向きは07年9月8日エントリーの『もつ煮十番勝負(その五「二八車家」の巻)』をご参照下さい)。

Img_0541 で、昼飯は「二八車家」に近いとんかつの「甘楽亭」か同じく蕎麦の「昌良」か迷った訳ですが、尿酸値ばかりでなく血圧も気に掛かる今日この頃ですから、血圧にやさしいポリフェノールのルチンを沢山含むと言われる蕎麦の効能に惹かれて「昌良」を選択しました。

(ルチンを摂るためにも、蕎麦湯、飲み忘れないでね)

何せ、藤岡市に出かけた8月25日(土)の翌々日8月27日(月)に健康診断が予定されていたもんですから・・・。

「昌良」、ざっかけなお店です。

Img_0543 気負いも衒いも、えらそうな様子もない、普通のまちのそば屋さんです。

丼ものも用意されてます。

決して、蕎麦に命掛けてます風のお店ではありません。

しかし出す蕎麦はまじめ一点張りの蕎麦。本格派です。

手抜きなどありません。

だからこそ、多くの蕎麦好きに支持され、長い間営業してきたのでしょう。

行った日は土曜日だったので、午後0時のお昼近くになっても比較空いていましたが、平日は目と鼻の先に藤岡警察署があることもあり、お巡りさんたちの食堂状態にもなります。

Img_0549 そして次々営業マンもやって来ますので、両者一緒になってごった返します。

早めに行くか遅く行くかずらさないとゆっくり食べられませんが、遅く行った場合、蕎麦が売り切れていることが少なくないので、早めに行くに限ります。

ワタクシは過去二度ほど蕎麦を喰いはぐれたことがあります。

蕎麦に命掛けてます風のお店も決して嫌いではありませんが、気が置けないこういったつくりの店で、テレビでお昼の番組見ながら呑気に昼飯食べるのも仕合わせです。

【気楽に食べる本格蕎麦の店「昌良」がある群馬県藤岡市から軽井沢町までの直線距離≒28マイル≒44km】

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藤岡「みわや」のロールケーキ「くるみの樹」

SNS「mixi」のミク友、群馬県若者就職支援センター(通称「ジョブカフェぐんま」)実行部隊の司令というより親分のk氏はヒゲを蓄えています。

Img_0565 本人はなかなか同意しませんが、どちらかといえば、ヒゲ効果もあって「いかつい顔」に分類されると思います。

また、本当のところはともかく、体つきは、高校時代柔道部だったに違いないと思わせます。

早い話、そのスジの人でも道を譲るのではないと思わせる風貌です(ちょっとだけ大げさ、かな・・・)。

職業柄若い人たちと接するためか、たまに短い髪を茶色に染めて若作りしたりしますが、まあどう見ても舞踏派ではなくて「武闘派」の印象は拭えません。

Img_0601_2 ですから、上から見ても下から見ても、あるいは横から見ても、甘いものは受け付けません、という風です。しかし、実は、大酒家と誤解されているワタクシと同じ大の「甘党」。

(本人はかなり抵抗するでしょうが、大雑把に言うとk氏とワタクシは同世代)

そんなヒゲ面武闘派の彼が或る日、お菓子に話が及んだとき、目尻を下げ、相好を崩し、舌なめずりしそうに、うれしそうに藤岡「みわや」のロールケーキ「くるみの樹」の旨さについて語ってくれたことがあります。

(ヒゲ面武闘派男とオッサン歴10年男がお菓子について語り合う美しい姿が見られるのも、平和の恩恵ですね←平和ボケという突っ込みが入りそうですが・・・)

Img_0604_2 「初めて食べて、強い印象を残す訳ではないんです。別のロールケーキを食べたとき、ロールケーキと言えばみわやがあったっけ、と思い出すんです。ショートケーキを食べたときも、ふっと、みわやのロールケーキが思い出されるんです。みわやのロールケーキ『くるもの樹』は時が経てば経つほど、いろいろなケーキを食べれば食べるほど、特別なロールケーキだということが分かるんです」

なかなか、言ってくれるでしょう?

デパートなどで開かれる「大群馬物産展」といったイベントでは、「みわや」さん常連ですから、何度もそういった場所ではワタクシ遭遇しているのですが、嗜好が「あんこもの」に傾くため、これまで一度も買って食べたことがありませんでした。

Img_0645 で、前回エントリーの『もつ煮十番勝負(その五「二八車家」の巻)』で書いたように、8月25日に藤岡市に行きましたので、街なか(群馬銀行藤岡支店の近く)にある「みわや」さんに寄ってみました。

寄るだけでは不審者に思われますので、k氏御推薦のロールケーキである「くるみの樹」3種(「バニラ」、「モカ」、「チョコレート」)をちゃんと買いました。

もっとも、糖尿病が懸念されるので、ロールケーキ3本食べるのは命がけになります。

Img_0653 それなので、それぞれ1本買いしたわけではなく、買ったのはすでにカットされているロールケーキです(カットされているので、この状態はロールケーキではなくなっておりますが・・・)。

買うだけで食べないはもったいないので、自宅に帰ってちゃんと食べました。

(一遍に、いくつ食べてしまったかは、ヒ・ミ・ツ)

で、結論から言います。

グッドです。え~ですヨ~、です。

Img_0637 元々、ナッツ入りケーキは好物なので、くるみが沢山振りかけられているのが特別にうれしかった次第。

藤岡市のお菓子といえば虎屋の「瓦せんべい」が定番でしたが、時代の流れでやや劣勢。

この分を「みわや」のロールケーキ「くるみの樹」が埋めることになりそうです。

【群馬を代表するロールケーキ「くるみの樹」を売る「みわや」がある藤岡市から軽井沢町までの直線距離≒28マイル≒44km】

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もつ煮十番勝負(その五「二八車家」の巻)

Img_0533 随分、間が空いてしまった「もつ煮十番勝負」ですが、今回は藤岡市にある「二八車家」です。

尿酸値が人様より格段に高い実験者(つまりワタクシ)の体調を考慮したため、07年6月14日エントリーの『もつ煮十番勝負(その四「久松」の巻)』以来およそ3ヶ月ぶりの「もつ煮十番勝負」になってしまいました。

「二八車家」がある藤岡市には8月25日(土)に出かけたのですが、7月末に引いた夏風邪がなかなか抜けず、気力が整わなかったため、書き込みは今日になってしまいました。

Img_0563 8月25日(土)に藤岡市に出かけた一番の目的は「藤岡まつり」が同日と8月26日開催されると聞いていたからです。

群馬県内市町村の多くのお祭りは、8月4日、5日に集中し、夏祭りとしては「藤岡まつり」が県内では最後のお祭りになるのではないかと思ったので、デジカメをもって慌てて出かけた次第。

ではついでに「もつ煮十番勝負」で、西毛地区(群馬県西部)にファンの多い「二八車家」を取り上げよう、と思いついたんです。

そんなに藤岡市に行く機会もなくなりましたんで。

「もつ煮十番勝負」ですから、昼飯は「二八車家」で「もつ煮定食」を食べねばならぬと堅く心に誓い、午前10時に自宅を出ましたが、これが大いなる誤算。

結果から言うと、「もつ煮定食」は食べられず、「藤岡まつり」には早すぎると言う結果に終わりました。

Img_0595 自宅から藤岡市までは、ほぼ自宅横を通る主要地方道「前橋長瀞線」を南下すれば1時間も掛からず着いてしまいます。

余裕綽々「二八車家」に乗り込んだのですが、思っていたのとは違いお店の中に食堂施設はなく、冷蔵ケースに袋詰めのもつ煮などが並んでいるだけでした。

で、仕方ないから「おうちもつ煮定食」の決行を即決し、「二八車家 元祖スタミナもつ煮」1キロパックを購入。

Img_0586_2 ついでに「野菜ホルモン炒め」の決行も決意しその横に並んでいた「二八車家 本家塩ホルモン」を衝動買い。

要冷蔵とパックに書いてあるだけに、氷を無料サービスしてくれます(もちろんワタクシもいただいて、レジ袋に氷を投入してもらいました)。

Img_0577 外に出たときは、ややトホホな気分で、昼飯どこで食おう状態でしたが、25年間群馬県を走り回った男ですからすぐに気を取り直し、久々にとんかつの「甘楽亭」に行ってとんかつならぬメンチ定食にするか蕎麦の「昌良」に行って北海道産のそば粉で打たれ蕎麦をすするか、ちゃんと次なる秘策は浮かんできます。

次なる秘策は浮かんでくるのですが、それにしても藤岡の街を走っても「藤岡まつり」的雰囲気が午後0時前には感じられませんでした。

Img_0571_2 蕎麦の「昌良」に寄った後、「藤岡まつり」のメイン会場になる「本通り・中央通り」方面に出撃したのですが、時間が早すぎたのでしょう、屋台も組み立てられておらず、その機材や材料が、それぞれ抽選で選ばれたと思われる場所に準備されているだけでした。

「花は盛りに、月は隈なきを見るものかは」(吉田兼好、『徒然草』)ですから、お祭りが始まると思われる夕方まで待つことなく、ロールケーキで有名な「みわや」でカットロールケーキを仕込んだだけで帰ってきてしまいました。

Img_0555 ところで、「二八車家」の「二八車家 元祖スタミナもつ煮」、まだ冷蔵庫に入ったままです。

いくらなんでも本格的な秋が来るまで保存できませんので、残暑厳しい今夜あたり、大汗かきながら食べちゃおうかと思っております。

(「二八車家 本家塩ホルモン」の方はすでに食しております。にんにくたっぷり、そりゃもう疲労回復、元気百倍。「リポビタンD」か「二八車家 本家塩ホルモン」か、です)

【「二八車家 元祖スタミナもつ煮」が売っている「二八車家」がある群馬県藤岡市から軽井沢町までの直線距離≒28マイル≒44km】

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